特定技能の入管ページを見て、改めて思った。
「やれるものなら、やってみればいい…」
企業単独受入が可能な特定技能。
しかしながら、ほとんどの業界、分野では、育成就労(技能実習)からの受入を、結局のところ、望まれる。
育成就労なんて、特定技能から見たら、もっと魔界。
(魔界の育成就労から見たら、特定技能はまだラクチンな片手間レベル)
最近、どこかで「ナゼ企業が独自で外国人労働者雇用をしないのか?」なんて質問がありましたが、
ホント、できるものなら、ぜひぜひ、ご自分たちでどうぞ~!って話なんです。
たぶん、入管ページのボリュームを自分で見てみれば、
よくわかります。
何も知らない経営者に、お前に任せた!頼むぞ!なんて言われようモノならば、
正に入管ページを様々、見せてあげればいい。
ソレが仕事だって?
ならば、専任で、全てに目を通して、学ぶ時間をちゃんと取らせてもらうよう、
社長や上司に頼みましょう。
それだけでも、ずぶの素人が読んで、理解が及ぶまでには、
相当な日数…いや月数が最低限かかります。
なおかつ、招聘&受入実務の”業者側”で取り組んでない限り、
どこの何が、実際にはどんなリスクを及ぼすことになるのか、
それらがすべからく不可逆的かつ致命的にもなりかねないのか、
おそらく実感して腹落ちしてわかるものではないだろうから。
それらを知らずして、エイヤーで進めてみるのも手ですが、
(知らない怖さには怯えられないからね)
その代わり、理解できずとも結果として自社がクリティカルになるリスクは、
承知の上で、進めていくのが望ましいでしょう。
と思うと、自社の存亡にかかわる大きな問題なのだとしたならば、
正に経営者がすべき仕事なんですけどね。
(知らない、わからない事が、どれだけのリソースの無駄遣いになる事か)
いったい、どちらが安上がりなのか。
で、こんなの専門業者に頼むしかない…ってなります。
(税理士などの自分でも想像がつく専門家に頼む部類だってのがわかります)
(業者側にいた人を雇って選任に据えても、刻一刻と移り変わっていく現実に、バランス感覚はどんどん錆びついて行くので、キツイです…どんな落とし穴が量産され続けてるかなんて、なかなかわかんないから)
しかしながら、
昨日今日に新規参入してきた業者が、
特に一現場の営業担当が、それらのリスクやポイントを網羅できていると、
ナゼ思い込むのか?
最近、見てる人がだいぶ少なくなってるから、
久々に辛口で言ってみると、
大手の看板があっても、本気で訴訟を起こそうとも、
制度自体が雇用主にしか当事者責任を追及しない立て付けだってコト自体も、わかんないでしょうから、
上手くお金だけ巻き上げられて終わるのがオチなんだろうなあ…
営利追及事業において、責任を問われない、正に悪質ブローカー量産制度とも言えますからね。
そして、人の常として、大手って看板さえあれば、思考停止できるから、
そこに無意識に流れやすいのよね。苦笑
だから大手大手ってミンナ言いたがる。
ヴィトンだのプラダだのグッチだの、ベンツだのBMWだのいうだけで、
スゲーって価値を認めるちょろい生き物ですからねえ、我々って。
もっと大きな視点でハッキリといいましょう。
もはや職人芸といっても過言ではない複雑怪奇かつシリアスな外国人労働者の受入。
それでも何でも、若年非高賃金労働力が求められてやまないのが現実。
なのに、
給料は高くしろ…
業者へは金を支払え…
業者へ金を払うくらいなら、労働者に払え…
悪質ブローカーを使ってるとはけしからん…
ちゃんとやってないとユニオン様が人権振りかざして訴えて金とるぞ!
事業主はイジメにあってると言っても過言ではない程に、
国や世間や労働者から無言のパワハラを受けてる心象かもしれません。
だから、
とっとと、もっとできの良い経営者や、力のある会社に、事業売却して、
有利な労働者になった方が、
よっぽどお得な時代といえるかも。
追伸
だからMAが進んでるし、今の所得が無くなるのが怖いなら、
別で所得を得られる算段をすればいいだけの話。
今まで経営者やってきたなら、稼ぐ手段なんていくらでもあるから、可能でしょ。
あ、サラリーマンの方は、冒頭に書いたように、
自社単独受入なんて無理って話も理解できない経営先にいたなら、
とっとと転職した方がいいかもですね。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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