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ゆりかごから墓場までを支援するのが、育成就労&特定技能業界

先日、こんなアナウンスを見つけました。

◆外国人支援者向けセミナー基礎編「国際結婚の法律問題」を開催
https://www.houterasu.or.jp/site/jichitaifukushi-gaikokujin/zairyu2024-kiso2.html

私には無関係だと思った方…多いですよね、たぶん。苦笑

私も、ぶっちゃけ、多少はそう思ってます。

でもね。
現場をいくつか抱えていた頃は、
実習生と日本人との結婚の話も、対応したことがあります。

長い業界人の方々にしたら、
結婚はおろか、妊娠、出産、残念ながらの死亡の場合まで、
本当に様々、経験されています。

日本人との結婚はおろか、
外国人同士の結婚、
それも、日本在留を希望する場合。

今では特定技能2号の家族招聘に関わると、
配偶者は働けるのかどうか。
子供が行ける学校はあるのか。
自動車の免許はもちろん、購入や保険、
家を買い、マイホームローンが手続きできるのか。

もうね、人としての全てが、
支援の範囲になってくるんです。

 
フツー、こういった問題は、
”起きて初めて…”
”直面して初めて…”
さぁ、どうしようーってなるのがほとんどでしょう。

で、結果、色々調べて、役所にも様々問い合わせて、
覚えていき、道を切り拓いて行く人もいますが、
同時に、経験者に頼りたくなるものです。

結果、こういうケースに強い行政書士。
外国人の不動産に強い方。
その地域の通学、学校の受け入れ体制などで、どんなことが問題として起こりうるのか、
これらのために、何をどこまでどのようにケアしないと…事前に先回りして助言、提言しておかないといけないのか。

色んな意味で、誰かに頼りたくなるものです。

 
何が言いたいかというと、
困ったときに相談に足る相手が、
自分の周りにいることが、大事なのではないかと。

冒頭に書いたように、
他人事だとしか思えない方がほとんどでしょう。

いざその場に直面しない限り、事前に知見を身に着けておこうって方も、
決して多くはないでしょう。

だからこそ、
頼れる相談相手って、とっても大事な存在なんですね。

そして、そんな相手は、一朝一夕に関係性を構築できるものではない。
お金さえ積めば、どうにか対応してくれる?
そんな人たちさえ、どこにいるのかわからない。

未知の知ならぬ予防対策は、
やはり、色んな方々と繋がり続けていることだと思われます。

普段の会話の中で、

あぁ、この方は、こういう修羅場を経験されてきたんだ…
あぁ、この方の強みは、こういうところにもあるんだ…
あぁ、あの方は、こういうケースを抱えていたんだ…

色んな気づきがあり、相手を理解できているかどうか。
その方が、どんな人かを、普段から知っていれば、
そりゃ、何かあった時に頼れる相談相手になってくれます。

そのためにも、自分がひたすら誰彼に着け、ギブし続けている姿勢を貫いていれば、
自然と相手も自分を理解してくれ、力を貸してくれることでしょう。

 
ルールに書かれている支援が全てじゃないし、
人が人として人のお世話をするにあたっては、
ルールなんて本当にガイドラインとしての役にしかたたない。

業界人は、目の前の相手によっては、
生涯に渡って頼られる存在でなくてはならない。

それくらいの腹持ちで接していれば、
当然、トラブルなんて起きようもない。
起きても、他ならぬアナタの言葉なら、届くし響く。

一人いくらが毎月で儲かるぜ、ひゃっほーって業界人には、
どれだけ言葉を尽くしても、まったく届かず響かないでしょうけれども。

 
追伸
毎日、こんな事ばかり考えてたなら、くたびれちゃいますけど、
たまには、こういう事も考えてみると良いのではと。
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