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新たな制度…転籍要件については全容がハッキリしないと、まだまだ全然わからない理由

『転職』ではなく、『転籍』の要件がある程度具体的に見えてきましたね。
※技能実習改め、新たな制度(育成技能制度?)では、「転職」はないようです。
(あ、来日後、2年以内に出直す決断をした場合は、別のようですけどね)

 
最大の関心事は…

『1年目での検定&N5合格できなかったら、帰国もあるの?』

ってこと。

人材確保×人材育成である以上、それはないと言うならば…

地方で採用し招聘してきた外国人労働者に転籍されないためには、

【人材育成しない≒検定合格できず、N5も受かるような教育はしない】

ってこと?

いや、それ以前に、技能実習のように、
1年目での受験や、その合格は、必須とするのか否か。

マヂで、1年目で合格させない受入企業先には、
「人材確保(お金を積んで手続きさえすれば可能)」はできても、
「人材育成」ができない受入先として、目的に沿った取り組みをしていないとして、
2年目への在留許可を下ろさない…とかもあり得るの?

それこそ、転籍が必要にも感じてしまうんですが…。

 
この辺りも、まだまだこれからですね。

国家100年の計を講じる、官僚の腕の見せ所ですし、
もしかすると、たまたま今年、この話をしているだけで、
例えば、特定技能のまずもっての施行と同時に、
この状態、もしくはこの先の絵まで描いてきていたのかもしれません。

世の中には、信じられないスーパーな方々っていらしゃいますからねえ。

 
いずれにせよ、表面しか見ていなくて、
その表面にしか、直接噛みつかない批判家の方々は、
こぞって地方に人がいなくなるって騒いでいますが、

私的には、
この流れはもうだいぶ前からわかっていたし、まことしやかに噂されていたし、
今更、なんで?って印象です。

出稼ぎとはいえ、求心力のある受入先、求心力(信頼の厚い)のある監理団体職員の先ならば、
金だけで安直に動く人材は、まず選ばないし、
入国してきたときから、ずっと丁寧にコツコツとグリップしていますから、
まったくもって心配とは思わない。
※求心力≒属人力でどうにかなるんです。

あえて仕組みやルールという強制力の保険が欲しいなら、
フィリピンに受入国を替えれば良い。

詳細理由の説明は省きますが、
フィリピン側の強制力が働くので、
いくら日本で転籍自由とか言ったって、どうにもなりませんから。
※それだけ「契約(約束)」って互いに縛る行為そのものだし、大事に尊重されるべきものだってコトです。
※それすら理解納得させられない先がある場合は、根本的に別の問題がありますけども。
※そういえばベトナムも送り出し機関ルール上では、転籍不可じゃなかったでしたっけ…機能してないけど。

 
いずれにせよ、転籍は理屈上できる制度ルールにする方向ですが、
ソコに関係する周辺関連ルールもまた、諸々定まってこない事には、
ハッキリしないし、ハッキリしてもしなくても、
どこまでも自分次第で、自責でどうにかできる部分もあるってことです。

都会へ逃げられたくない労働者を確保したいなら、
色々調べて考えて、手を打っていきましょう。

もう一度言いますが、前々からわかっていたことですので。

追伸
しかし、2年以内に帰国すれば、何度でもチャンスがあるって読めるルールも面白いですね。
要は、1年目に試験合格せずとも2年目に行けるとしたらですが、
N5合格せずとも、検定合格せずとも、2年だけ出稼ぎに出て、その後、里帰りして、もう一度…なんてね。
つまり、勉強なんてせずとも、出稼ぎに行けるってコトになる。
(回数制限とか出てくるのかな?苦笑)
何なら在留中、2年以内に、別の転職先を見つけてから、
一度帰国して再度招聘してもらうって手も選択肢に出てくることが想定されます。

ホント、詳細と言うか、全容がわからないと、まだまだ何とも言えませんね、
 
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