多いですよね、悪質ブローカーにそそのかされて、
転職しようとする技能実習生や特定技能移行希望の留学生、特定技能者の子たち。
昨年の秋頃から、チラホラと耳にするようになって、
今年ももう春を迎える今、
未だに聞こえてきます。
学んでない人ばかりだから、そんなものなんでしょうね。
入国再開の目途が立っていないから、
国内残留組の奪い合いをしてるだけで、
生け簀（いけす）に手を突っ込んでも、
鮮度の良い、元気いっぱい、ヤル気満々の魚など、
ろくずっぽ、いるワケがないのに。
しかし、悪いヤカラがいるものです。
国のルール変更から浮かび上がってきた、ヤリクチ。
ご存じでしたか？
職業紹介事業において、
以下の法改正が、4/1から施行されることを。
「就職お祝い金」などの名目で求職者に金銭等を提供して
求職の申し込みの勧奨を行うことを禁止しました
https://www.mhlw.go.jp/content/000747063.pdf
私が、ナゼ、コレを取り上げてみたのか。
リンク先の中に書かれているこの文ですね。
・職業紹介事業者が、自ら紹介した就職者に対し転職したらお祝い金を提供するなどと持ちかけて転職を勧奨し、繰り返し手数料収入を得ようとする事例があります。このような行為は、労働市場における需給調整機能を歪め、労働者の雇用の安定を阻害する行為であり、行ってはいけません。
あらら～、この業界ならば、間違いなく、
やってる方がいそうですね。
そもそもが、お祝い金など用意せずとも、
給料が良い転職先があるから今すぐこいと
情弱なAくんやBくんを言葉巧みに元先から抜け出させて、
α社へ当て込み、手数料を取り、
定着なんて関係なく、すぐ辞めさせて、
今度はβ社へ送り込み、手数料を取り、
次はΘ社へと…
そこでさすがに言うことを聞かなくなるAくんへ、
お祝い金？として、死なない程度に小銭を回す。
完全に奴隷商人ですね。
あ、日本人にもいそうですけど、
その場合は、正に結託してやってるんでしょうね。
ハッキリ言って、そもそもが悪質ブローカーは、
職業紹介事業の許可など取ってやってるワケがない。
でも、そうは言えないから、こういう法改正で、
注意喚起をしたいのかな。
そもそも、人財の斡旋口利きは、
職業紹介事業の許可を得ていないと、やっちゃダメって法律がある。
そんなコトすら結びつかないから、
足元見られて、ついつい、手を出す残念な経営者。
ないしカワイソウな窓口担当者。
情けないですね。
未だに、自社が誰でもいいから働きに来て欲しいって、
心底困っているのでしょう。
私には、到底信じられない所業です。
自分で自分の首を絞めてることにすら、気づかない。
気づけない。
しかし、
なんか、悪質ブローカーって、
ホントに売春の女衒みたいですね。
そして、受け入れる先は、酔っぱらったサラリーマンや、
欲の皮の突っ張ったスケベジジイなんでしょうね。
残念ながら、たぶんこの先、
どんな業界でも似たようなものなのでしょうね。
入り口で、どんだけの不幸を呼び起こすかの想像すらできない先が、
ドンドン不幸を量産していく。
痛い目見ないとわからない。
その痛い目も、何十万、何百万、
いや、お金じゃ取り返しのつかない事態すら招き入れていく。
学んでさえいれば、
わかっていれば、
まったく問題ないことなのに。
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