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今、こんなことに取り組んでます。
良かったら、20代、30代の方、
ぜひ、ご参加ください。
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地方から都会へと、もっと高い給料先を目指して、
残念な実習生や特定技能者が騙されていく。
それを横目に引き留めきれない受入先と監理団体や登録支援機関。
さらに、そんなフラフラしている外国人労働者絵へ、
決して安くはないお金を支払う安直な受入先。
定着するかどうかも、自社に見合う人材かどうかさえ何もわからないまま、
お金払ったはいいけど、待てど暮らせど人は来ない。
もし来たとしても、一カ月も持たない。
コレじゃ意味ないとわかった時には後の祭り。
そんな信じられない人たちが、未だに少なくないようです。
お仲間内でシェアされた以下の事例を参考に、
個人的な意見を述べてみます。
まずは以下をご参照ください。
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昨夜遅くNPOにカンボジア人4名から相談あり。
特定技能飲食料品製造で1年経験したカンボジア人4名が昨年11月ブローカーに20万支払い、
受け入れ先に退職意思表明。
昨年12月28日にブローカーから採用中止連絡…断られたとのことでした。
在留カード写メを送ってもらうと、何と明日1月9日で期限切れ。
何とか今月末まで在留延長できたんですが、再就職先を探しています。
元受け入れ先、元登録支援機関、もちろん当NPOへの紹介料は一切不要です。
どなたか受け入れ先候補ありましたら、メッセージでご連絡ください。
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引用元は以下。
https://www.facebook.com/groups/768445813543182/permalink/1557788281275594/
こんなん、業界の人間であれば、分かり切っていたことです。
情報弱者であり、かつネット(SNS)リテラシーもないであろう外国人若者労働者たち。
同胞というヤカラに騙され、このケースで言えば、20万だまし取られて泣き寝入り。
いや、泣き寝入りで済むならめっけもので、
残り4年は特定技能で稼ぎながら滞在できるハズが、
上手いこと?騙されて、不法滞在者リスクまで背負う羽目に。
元居た住まいは追い出され、
今だと帰国もろくにできず、
寒い冬の日本の、どこで暮らすというのでしょうか。
助けようとするNPOの方々は、本当にお疲れ様です。
気持ちは応援したくなりますが、
現実は、積極的にはなれません。
ナゼ?って、これまたお分かりの通り、
ちょっと言われて、すぐに口車に乗る子たちです。
もしかすると、また別の複雑な理由があったのかもしれません。
もしかすると、そもそもの受入先が悪質で転職先を探していただけなのかもしれません。
でも、コロナ前から色んな駆け込み寺での救済を聞き及んでいましたが、
所詮、問題のある子の確率が高いのが、アルアルな現実があります。
そう、現実はそんなに優しくも甘くもないんです。
あくまでも個人的な主観ですが(つまり法的には正しくはない)、
彼ら?彼女ら?は、入管などに出頭し、
元受入先なのか、ブローカーなのか、
送り出し国なのか、無論、本人なのか、
費用負担で、いったん帰国して、リセットするのがイチバン良いと思います。
帰国困難な場合は、それこそ不法滞在防止として、
入管で収容するなり、ケツ持ちするしかないですよね。
無論、元受入先など、逃げれない先へ強制指導して、
責任もって管理させるしかないのでしょうけど。
(それが自己都合で招聘した受入先の責任でもあるからです。)
つまり、
外国人労働者の保護を強くうたう、厚労省が法務省と共同で、
きちんとセーフティネットを敷くべきなのでしょうね。
自己都合なら、失業保険もすぐには出ません。
特定技能なんだから、受入就労先がないままだと、
在留資格も猶予があるハズがありません。
カワイソウだから…
騙されたんだから…
そんなんで法をイチイチ曲げてたら、何でもアリになってしまう。
そんな「やるせなさ」をよく知っていると、
駆け込み寺など、とても私にできるものではありません。
やってる方々はスゴイと思います。
えっと、やりたくないし、できるものではないというよりは、
私がしたいこととは、少し違うという表現のほうが適切でしょうか。
いつもながらの『そもそも論』です。
対処療法では解決しないのが、この業界でも多くある深い問題。
私は数こそ少ないかもしれませんが、
こういう子たちを出したことがない。
なぜならば、ちゃんと一人一人、グリップしてるから。
彼ら一人一人とコミュニケーションを図り、
緊急事態宣言であろうがなかろうが、
直接あって、肩をたたき(可能な国民性のみ)、顔見て笑って言葉を交わしているから。
SNSでもメッセージを飛ばしているから。
何でもかんでも頼ってくるような距離感ではなく、
介護の言葉が適切だと思いましたが、色んなステージでの自立支援を促している距離感を作っているから。
つまり、
悪質ブローカーウイルスが入ってこようが、
ちゃんとベンザブロックされてる状態を維持してるし、
常に確認してるから。
自分との関係性だけでなく、
受入先と彼らとの関係性まで、ちゃんとコーディネートして、
win4allへ導いているから。
だから、たとえどんな悪質なウイルスがきても、
免疫力を鍛えていると、ほとんど気にかける必要もありません。
受入先も、彼らも、自分自身も、送り出し先など意識すらすることなく、
安心して、別の本来集中すべきことに、注力出来ているハズです。
むしろ、受入先への教育が行き届いていると、
(ホントは表現が不適切で、本来は自然と受入先もそういう意識になってしまっている)
自分から声をかけて確認するまでもなく、
向こうから、細かいくらいにこういう変化があったから、
耳に入れておいたほうが良いかと…みたいに報告までしてきてくださる。
彼らもまた、何かあると相談してきます。
つまり、
転職ブローカートラブルリスク自体、
何それ、そんなことが問題になってたの?みたいな話にしかならないんですね。
まったく手前味噌ながら、
ココまで行かずとも、せめてその手前くらいまではいくのが業界常識にしていきたい。
つまり、悪性ウイルスにちょっと触れただけで、
すぐに風邪をひくような免疫体質からの脱却を目指していただきたい。
そこにこそ、私は注力していきたいんですね。
新コロ、変コロに振り回されて、
目先の移り変わり続ける最新情報ばかりを追いかけて、
足元がおろそかになっている先は、少なくないと思います。
受入先、技能実習生、特定技能者、それぞれの顔を思い浮かべたなら、
一人一人に迷惑をかけたくない、振り回したくない、
アナタにお世話してもらえてホントに良かったと、
言ってもらえるような結果へ導きたい。
そこを忘れず、こんな状況下だからこそ、足元を丁寧に見ていきたいものですね。
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