帰れば?
そうやって、子供みたいに、嫌なこと、ツラいことがある度に、
逃げ続ける人生を自分で選びたいなら、帰ればいい。
ガキは最初っから、選ばない。
招聘するとき、最初に、必ず、
アナタ、もう子供じゃないよね…大人ってのは…
な〜んて話をして、プライドをくすぐり自意識を持たせる。
お金をもらう以上はプロなんだから、
契約という責任は果たせ、
約束(契約)を守っている間は、私達(受入先と監理団体/登録支援機関)も果たすからって。
逆を言えば、大人なのに自分の事しか考えられない子供は、
約束を守らないと、私達も守れないって。
特に入国後にも、集合講習中に改めて思い起こさせて、
背筋伸ばさせてから配属。
後でそんなふうに躓(つまづ)いた時に、思い出させられるように。
まずは、人を見る目が大事。
ここではどうやって?は省くけど、
性根が曲がっていない素直で純朴で可愛げのある未成熟な若者を採用する。
ただし、この一例でもわかるように、
良い素材であっても、
育て方、鍛え方次第で、石ころにも玉石にも変わる。
ヨレずブレず、”社会に出て働くという事は…”
なんて考え方、姿勢、躾的な指導こそ、
招聘する側の責任として、正に出稼ぎとして最初に約束したお金を稼げるよう、
五体満足で、成長して、胸張って帰国できるよう、
一丁目一番地がとっても大事。
法的な講習は、さすがに当たり前。
でも、法で書かれていない、もっともっと当たり前の事が大事。
制服や安全靴のサイズとかも、配属前に準備が必要なんだけど、
それよりなにより、目の前の一人ひとりを理解し、
安全、安心、信用、信頼を、相手が自分たちに対して、
確かに実感してしまうよう、
関係性作り、距離感の醸成ってのは、
日本語の指導とか、仕事の指導とか、その手前ですべきこと。
実は、タイトルのボヤキは、送り出し側の方からでした。
「監理団体は、登録支援機関は、何してんだ?」
最初に感じた疑問です。
こういう目に見えない、書かれていない事で、
本当に大事な事を、ちゃんと必要十分に、間に合うように、
できているかどうかで、その後の3年間、5年間が決まる。
できている場合で、トラブルが3とか5とかだとしたら、
できていない場合は、数えていられない事態ばかりで、
むしろ関係当事者全員が割に合わない結果を迎えるリスクも小さくない。
=誰一人として事業(出稼ぎ)にならない。
ちょうどいいや…ってネタにしてみましたが、
こんなの当たり前にデキてる人の方が多い。
だってそれが業界人として、プロとして、
活動原資を頂いて求められていることだから。
(実際の業務に対する指導は、受入先以外にできないけどね)
そんな“仕事”ができず、単なる手続き代行の子供のお使い程度で、
お金なんてもらってちゃいけませんよね。
それこそ、人身売買の奴隷商人、悪質ブローカーじゃないですか。
単なる作業じゃなくて、“仕事”しようぜ!
プライド持って目の前の局面局面に取り組みましょう。
それこそ、誰に教わることなく、自分の頭で考えて。
それこそ、アナタは技能実習生でも特定技能外国人でもないんでしょうから。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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