受入先や外国人相手の指導において、
よくボヤキを聞くのは、
言っても理解してくれない…
法令違反だって説明しても、納得して直してくれない…
メンドクサイけど、受入先も外国人も守るためには、こうしてもらわないといけないんだけど…
アルアルです。
こういう時、どうすれば良いのか。
安近短なのは、離れる事ですね。
実習生はおろか、特定技能者も、その会社から引き揚げて、
他の会社へ転籍、転職させることです。
でもね、そんなん実際には机上の空論でしかなくて、
それらを実現できる程のゆとりは、特に監理団体にはまったくありません。
だって、非営利縛りを受けてるから、余剰資金なんてそもそもプールさせてもらえない理屈。
それでも、何かあれば、引き上げて、なおかつ利益はおろか、マイナスも生じてはいけないなんて、
そもそもが無理ゲーを強いられているのが、この業界ですから。
(それでもなんでも、人権問題などは特に、悪質違反先からは、即刻引き上げですけどね)
となると、結局のところ、
「いう事を聞いてもらうしかなくなる」
となると、
「いう事を聞いてもらえるように仕向けられる能力」
が問われることとなる。
正論モンスターは、「そんな先へ入れるから、そもそもが間違ってる…」とか言いますが、
そんなん後の祭りで、再発防止に努める以外の手はない。
その再発防止だって、人を見る目がなければ、そもそも無理な話。
なおかつ、自分だって相手だって、生き物なんだから、
1年、2年、3年と経つにつれ、変わっていける。
そもそもが、最初っからベテランとか、ありえない。
結果、現実は、こういう問題に直面した際、
どれだけ悩み、考え、調べ、トライし、
踏まえて乗り越えていくだけの、熱意や姿勢や腹の座り方ってのが、
問われることとなる。
サラリーマン根性ではとても務まらないのが、
この部分でもある。
全然脈絡がないように見えるけれども、
一つの例を挙げてみたいと思う。
なお、支援とは、応援と同義とも言える。
私、昔から、この方々が大好きです。
ナゼかって、本気度がヒシヒシと伝わってくるから。
相手が心を揺り動かされているのが、わかるから。
自分も、そう感じてしまうから。
冷めた目で上から目線で他人事と思う方もいらっしゃると思うけど、
人間なんて、こんなもの。
相手がどこまで本気なのか。
その本気度合いを、ちゃんと上手に伝えられているかどうか。
相手の心にきちんと十分に響いているかどうか。
もうね、ソコでしかないんですよ。
上手い例示を上げるとか、言葉尻や言葉使い、抑揚や言い回しを上手に使うとか、
構成をどうするかとか、言語化的なテクニック論もありますが、
そもそもが、そういう気持ちをどれだけ強く持てているか。
どれだけ、自分はそう進むんだって、腹をくくって覚悟を決めているか。
急がば回れのように、多少時間をおいてでも、何度でも、向き合っていけるかどうか。
そう心から願い、取り組み続けていれば、
自分なりのテクニックややりよう、伝えようってのは、自然と身についていきますから。
そんな覚悟もなく、能力も養えないなら、
安易に「架け橋」だの「国際貢献」だのと、軽々しく、うたわないで欲しい。
目指すなら、本気で目指せよ!そのほうが絶対カッコいいし、
周りは、だからこそついてきてくれるんだから。
人間、ボヤキたくなる時もあるし、泣き言もクダも巻きたくなるもんです。
それが悪いとは言わない。
だけど、向き合う現実から逃げ続けていても、
誰一人幸せにはなれない…なによりも自分自身が。
だから、とっとと、成長、進化、成熟していこうぜ!って言い続けてる。
追伸
何もぶつかって砕けろ!って言ってるワケじゃない。
自分の頭で考えて、先頭切って実践して、恥も失敗もしてみて、乗り越えていくしかない。
屍を越えてゆけって話。
一番逃げたいところから逃げない人しか、何も築けないって話。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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