現場にいれば、毎日よくもまあといって良いほど、
本当に色んな事が起こる。
過渡期の今は、止まっていた30年の頃と比べたら、
倍どころでは済まないほどに。
それでも、ひたすら毎日、現場に向かい続けている方々、
そして裏方でアレコレ調べて各種書面作成や段取り手配のやり取りに励む方々は、
本当に頭が下がる思い。
で…おそらくはどんな組織にも、お一人、中心となる方がいる。
今回は経営者のみならず、事務局長的な方にフォーカスしてみると、
組織内の出来事とはいえ、相当な種類と量の質問や相談が届く。
これらに全て適正適切に応えていかねばならない。
指示だけでは不十分であった場合は、もちろん自らソコへ足を運んで解決していかないと。
そんなことばかり対応していれば、
それは当然、絶大なる経験値となっていく。
そして、それらのノウハウは“その人の中”にだけ蓄積されていく。
この業界は、なかなかに膨大かつ広範過ぎて、
マニュアル的コンテンツを作成しつくすことは、ほぼ不可能といって良い。
そして、挑戦して作り続けても、
今までの常識もルールも、忘れた頃に少しずつ塗り替えられているのだから。
それでも、自身の蓄積を基に、変わっていないかどうかを都度「確認」して、
間違いのない判断や対応に励み続けていく。
その「確認」先は、機構であり、入管であり、労基であり、年金機構であり、
各国送り出し機関であり、送り出し国公的機関であったりと様々。
かといって、表面的には様々な変化を見せるも、
本質的な部分は全く変わらない。
マッチングが一丁目一番地であり、
その後の寄り添い方次第で、事業として成立するかどうかが決まることに、
何ら変わりはなく続いていく。
であるならば、
せめて一つの「型」を示すことで、
その「型」を基に、関係当事者が自身の責任でもって、
どこまで、どのように「型破り」をしていくべきなのか。
これらを判断する一つの「モノサシ」があるのとないのとでは、
雲泥の差が生まれていく。
その「型」は、業界人にとっても一つの教科書や参考書的な指針ともなり、
マニュアルとまではいわずとも、多忙を極める業界人にとっても、
貴重な新人教育にも役立つテキストにもなるのではないかと。
そんな想いで、複数の様々なポジションで現場に関わっているプロ達にご協力願って作成したのが、
「専用サイト」であり「大百科」であり…。
これらのサイト作成に各自が費やした労力と時間は、
それはそれは膨大なものであり、
なおかつ、お一人お一人がキツく大変なご経験を長年にわたって蓄積されてきたものを、
惜しみもなく様々な角度からご提供くださったもの。
士業的な法の解釈だの細かな分析だののテキストはいくつもあれど、
この世に、この業界に、現場を基に作成された同じようなものは、一つたりとて、ない。
願わくば、本当に多くの業界人に参考にしていただきたい珠玉の金言ばかりを詰め込んでいます。
今は特に大きな変革期かつ何も明瞭に定まっていないので、
無用な混乱を避けるためにも、更新を停止していますが、
この先、色々と確定していくつにつれて、
またアップデートを繰り返していきます。
これらの活動原資の捻出のためにも、
有料会員限定とさせていただいていますが、
そのご支援費など本当に微々たるもの。
金儲けビジネスマンには全く採算など合うワケないと、誰もやらないから、
大手もベンチャーも真似しないとも言えるのですけども。苦笑
この先、今までとは段違いで混とんとした年が、数年単位で続きます。
ご自身や組織が迷わぬよう、ブレぬよう、上手く活用していただければと願ってやみません。
それだけの自信?というか、本質を、真実を、現実を、詰め込んできていますので。