先日、メディアがニュースで取り上げていましたね。
さて、最賃が大きく3ランクで区別されると、
いったいどういう事態が起きていくかについて、
少し推察してみたいと思います。
最低賃金底上げへ新区分 厚労省、中間層に17道県追加
https://nordot.app/1016648722077073408
率直に言うと、目先の大きな問題は、この17県かな。
前々から最賃は千円超えを目指すと言われて早幾数年。
そう、いつも言ってますが、前から「上がる路線」に変わりはないんです。
上がってから考える…そんな先が、困ったと声を上げているだけのコト。
そして、その上げ幅もまた、問題です。
ここ近年、毎年、最高幅を更新し続けていることも、ご存知でしょうかね。
もはやハッキリと「強制的」といって良いですよね。
上昇する賃金を支払えない先は、淘汰されてくださいね!って言外に社会は、そう言い続けています。
声を上げる先=残念な経営者に率いられている先ってなるんです。
つまり、
残念な地方の、残念な経営者レベルの方々は、
倒産なのか、事業閉鎖なのか、はたまたMAなのかの出口を決めてくださいと。
(賃金視点でのみのお話です、誤解なきよう)
その流れが加速しているだけのコト。
どうしよーどうしよー…そう頭で考えていただけで、
何も動かない、何も手を打ってこなかった経営先は、
終わっていくだけのコト。
誰が悪いでもない、社会がルールが悪いわけでもない、
経営者が悪いだけのコト。
そんな経営者に振り回される労働者もまた、言わずもがな。
こんな激動の過渡期において、
何もしてないことが罪であり恥であり罰だと気づけない経営者。
どれ程が十分なのか。
いつごろまでに間に合わせていかねばならないか。
そういった経営能力がないコトの証明そのもの。
外国人労働者なんて受け入れできるハズもなく、
監理団体はもちろん、登録支援機関も、離れていくだけ。
そういった会社とばかり付き合ってきた業者側もまた、
真綿で首が閉まっていくだけのコト。
共に育ち、共に成長、進化を続けた受入先と業者側は、
自然とこの流れを乗り越えています。
変わっていくことこそ、最大の適応策。
もしかすると、ゆっくりと3ランクから2ランク、ひいては全国一律の最賃へと、
資本主義民主主義国家でありながら社会主義を実現している日本での国民感情を加味した流れは、
そう動いていく可能性も十分にあります。
相手を変えるのは難しいけど不可能じゃない。
ただ、その前に、自分が大きく変わっていかないと、
とてもじゃないけど、相手を巻き込んでいけるはずがない。
今の時代は、ホンモノしか生き残れない…そう言い続けて早何年。
ホンモノであり続けるのは大変ですが、
ヤリガイもikigaiもお釣りがくるほどの取り組みです。
追伸、
3ランクについては、以下に載ってるんじゃないかな。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32519.html
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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