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この業界、罪悪感が人を動かす…だから現場で相手の顔を見て接していない経営者には、正しい判断はデキナイ…

こういう目にあっているんだ…
この状況下では、本人に責任を求めるのは無理があるだろう…

現場の現実は、経営者にはわからない肌感覚が、
とても多く起きているものです。

時に、自腹でコスト負担をしてまで対応していれば、
その後に続く監理費や支援費が途切れる事態にはならないケースも、
多々あります。
たとえ、その時に、筋が通らない側面があったとしても。

また、損切英断を敢えてすることで、
後の多大なクリティカルリスクを回避できることもあります。

ただ、このような肌感覚は、
現場対応している人間でない限り、
正確には判断できません。

しかしながら、
当然、人間なので、何かしら、どこかしらに『偏り』はあります。
もしくは、俯瞰的な判断ができない現場の人材という面もあります。

経営者側は、それらを踏まえたうえで、
適切な判断を下さねばなりません。

少なからず大きな決断を迫られる際は特に、
決定権=最終最高責任は、経営者にあるのですから。

と考えるならば、
経営者こそ、現場を知らねば、正しい適切な判断はできません。
同時に、
その現場を担当する人材の得手不得手を理解、把握して、
自体の全体像を考えて、判断すべきコトなのでしょう。

 
結局のところ、
現場でトラブルは発生します。
(現場じゃないところでも発生しますけどね)
その原因も、要因も、十人十色です。

そして、現場の心ある担当者ならでは、
相手の顔を見て、相手の心情をおもんばかって、
相手がどういう状況に陥っているのかをイチバンわかっているからこそ、
こう対応すべきだと、主張してくるものです。

それが、上司や責任者に報告相談した際に、
自身の常識やモラル、倫理観に大きく逸れる判断や決定になるとしたならば、
それは本人のヤル気や、今後の業務に対する姿勢もまた、
大きく影響されていきます。
あまりに重なると、相手や自分と周りの人たちへの罪悪感からメンタルやられますし、
せっかく慣れて育ってきた人材が、離職していくことにもなりかねません。

ぶっちゃけ、そんな経営者の下で業務にあたっているスタッフが、
受入先への定着化に多大な貢献ができるとは思えません。
つまり、
自身の組織の部下を離職させるような団体に、
受入先の外国人労働者を離職させないように立ち回る動きができるとは思えない。

 
これらがわからずして、
誰のための事業なのか。
何のために事業に取り組んでいるのか。
経営者は金儲けのためにだけ、事業に取り組んでいるのか。

この辺りと、常に自問自答が繰り返されることかと思われます。

自身の経営状況が思わしくない場合、
えてしてどれだけ気をつけていても、
判断は偏ってしまうことがあります。

そんなときは、自分のせいで多くの人を巻き込んで多大な迷惑をまき散らす前に、
経営判断としての英断をせねばならなくなることもあるように感じます。

こういったことまで、考えが及ばずして、
この業界に新規参入してくる生き勇む方々も少なくありませんし、
こういった経験を踏んで乗り越えていくものなのかもしれませんし、
こんな意見にも耳を傾けて、自身に置き換えて想定し、
トラブルを未然に防いでいく方もいらっしゃるのかと思います。

大企業では特に、
当然ながら顧客一人一人の顔と名前と諸状況まで把握できているトップは、
誰一人としていません。

物販や、一過性のサービスなどであれば、
それでもかまわないのでしょう。

だけど、この業界は、人が人をお世話する業界であり、
それは一過性のモノではありません。
(例えば、申請取次という断片だけを扱うような方々もまた別ですね)

どこまで、定期的に寄り添い続けてこそ、
その支援や監理に意味=付加価値が生まれてきます。

そして、その現場をイチバンわかっているのは、
専任の担当者だけ。

願わくば、どんな事件が勃発するのか。
それらを避けるためには、事前にどう対応していくべきなのか。

経営者の方々には、特に、起こりうるトラブルの予知ができない限り、
=現場を知らない限り、
この業界は特に、正しい適切な解決へは、
導けない業界だと思われます。

だからこそ、現場上がりの経営者はうまく回せているし、
カネだけ突っ込んで、計画通りに収益が上がらないとボヤいている経営者が多いのもアルアルなんですよね。

昭和の頃のように、
24時間働けますか?とか、
厳しくしているのは育って欲しいから…とか、
時代錯誤の頭の固まったままの方が、
どれほど多いことか。

現場で学んでほしいなあと、常々思う次第です。

かくいう私も、未だに少ないながらも現場がありますし、
現場から離れる気がないのは、
現場を知らずして、こんな情報発信もまた、響かないだろうと思うからです。

経営者には、スタッフの罪悪感を増大させないよう、
バランス感覚は今まで以上に求められていくんだと思われます。

気をつけたいものですね。

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さてさて、次の企画がいよいよ一つ一つ表面化していきます。
カミングスーン。笑
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