2022年…ジェットコースターのような8カ月。
いや、去年の10月くらいからかなあ。
2021年11月、
やっとこさ1年ぶりくらいに、
入国再開の声が公的に発表され、
2020年時のレジトラとはまた違うエルフスなどの新たな仕組みが現れ、
コレでまた…と思いきや、また止まる。
そして今年の3月、
いよいよ鳴り物入りでの入国再開。
またいつ止まるのかと、当時は懸念しながらも、
入れるときに突っ込めと、
夜も寝ずに広範囲な手続きや段取りをアレもコレもとこなし、
それが続くこと数カ月。
休みもろくにない日々が続き、
やっとこさ入国してきたと思いきや、
一部、問題児ばかりとなり、
早々に四苦八苦しながら帰国を促す。
当然、失踪も増えて、
受入先も監理団体も汚点という傷がつく。
更には、並行して日本に在留を続けた外国人たちもまた、
別のトラブルを巻き起こす。
コロナ感染、クラスターなどはもちろんのこと、
コロナ禍での延長特例、何でもありな状態が続き、
これまたモンスター化してしまった問題児たちも少なくなく、
同時並行的に、帰国困難特例も終わりだし、
ソレを知らない情弱な外国人ともまた意思疎通が困難になる。
更に並行して、
日本国内での好き勝手ブローカーが、
日本人、外国人、正規、非正規(もぐり)問わず、
人権ガー派がメディアで騒ぐのを追い風として、
好き放題、身勝手な転職、失踪を繰り返す。
これまた情弱かつ情けない経営者が、
残念なモンスター外国人を懐に入れ、
更なるひと悶着を興す。
全てに振り回され続ける監理団体職員。
無論、入国を終えた後の、
次の面接もまた目白押し。
ベトナムはもうダメだと、
次の国を探すも、
未だコロナ感染のリスクを抱え、
海外視察など自由に気軽には動けない。
全ては末端の現場職員にしわ寄せがいく。
内情を肌感覚で理解しきれない受入先の経営者も、
同様に外国人労働者も、
双方から、理不尽ともいえる不平不満ばかり浴びせられる。
無論、キチンとコントロールしてきている先もある。
無意味な時間とストレスを与えても良いことは一つもないと、
理解を示す受入先経営者もいれば、
話の通じるマトモな外国人労働者もいる。
更にさらに輪をかけて、
ルールもドンドン変わってく…
なんでこんなタイミングでってくらい、円安が激しさを増す…
航空券代の高騰、中国帰国のめんどくささ、
機構の実地検査などまで容赦なく、
拍車をかけて悩まされることが山ほど襲い掛かってくる。
正直なところ、
私自身はそれほどの大変さは感じてはいない。
抱える現場も、見るべきひとりひとりの数もまた少ないことと、
面接、入国、配属、帰国などもあるにはあるけど、
それほど多くはいないから。
しかしながら、
これらを何件、何10件、何十人、何百人と抱えている先では、
本当にフツーのメンタルでは、とてももたない。
百戦錬磨の方でさえ、
見た目や外っ面はともかくも、
体調や内心は、落ち着いて休まっているはずがない。
メンタルが持たなくて当然。
上司がケアすべきものを、
上司もまた走くり回り、毎日何度も電話をかけて、受けて、
アレコレと状況把握や進捗確認、ついで判断、決断、指示と、段取り修正など、
部下に気をまわしていられない。
私も含め、
偉そう言ってる有識者、説教臭い業界人、現場も知らない偉い人…
もしかしたら、時に殺意さえ沸いてる人もいるかもしれない。
そう、寄り添うべきは、現場で踏ん張っている一人一人。
監理団体職員や登録支援機関のスタッフの方々。
マトモな方が多く、
技能実習生、特定技能者、受入先のために…と、
必死に休みも寝る暇も削って、
自分のせいで、相手に迷惑をかけられない、かけてはいけないと、
何年も何年も走り続けている方々。
もちろん、振り回され続けているのは受入先も同じ。
受入企業にもまた、素晴らしい経営者、責任者もいる。
理解してくれ、良い関係性を育めている方も。
私は、そういう方々を、
本当に、心の底から、敬愛してやまない。
言葉通り、この方々こそが、
日本の共生社会の実現に向けた先兵として、
道を切り拓いているフロンティア最前線だから。
少子高齢化による人類の滅亡を防ぐため、
未だ確固たる道筋が見えずにいる中でも、
大きな時間稼ぎに貢献している、
人類の明日を救うための縁の下の力持ちとさえ、
感じているくらい。
だからこそ、
次世代のため、子供らのため、
彼ら現場の方々を、なんとか支えられないものかと、
こういう企画に取り組み続けています。
宣伝だと思う人はお好きにどうぞ。
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