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監理団体を選ぶ際、優良な団体かどうかを判断するためには?

あるSNSグループで、今年の就活生が、
どうやって優良な監理団体先を判別することができるのか?
って、質問が投げられていたので、ちょうどいいネタだと、
ChatGPTに聞いてみた。
(o1を使うほど、私は未だAI活用はできていません…してる方は水面下で少なからずいらっしゃるでしょうね)

そんで、また、自分なりの補足を書いてみて、
何度目かの確認と頭の整理をしてみます。

 

監理団体を選ぶ際、優良な団体かどうかを判断するためには、以下の点に注目すると良いでしょう。

1. 法令遵守の姿勢
優良な監理団体は、技能実習制度に関する法令を厳守し、外国人労働者の権利を守る姿勢を持っています。
過去に法令違反があったかどうかを調べることが一つの手段です。
また、違反が指摘された団体は、厚生労働省や法務省の公表資料にリストされていることがあります。


消去法的な判断手法ですね。
ただ、全肯定、全否定はありません。
改善命令まで受けたからこそ、自分だけでもって必死に取り組もうと動いているのだろうって方も知っていますので。
失敗からの復活を弾くことこそ、成長や進化を妨げる行為としか思えないから。
(そんなこと言ったら、私自身も当の昔に社会人永久退場でしかないから)
ただ、レッテルを貼られるだけの残念な先も多いのは現実。

 
2. 透明性と情報公開
適切な監理団体は、外国人技能実習生に対するサポート内容や、監査・管理の状況などの情報を積極的に公開しています。
説明会や面談などで、実習生の待遇や環境について正確で透明な情報を提供しているか確認しましょう。


AIさん、積極的に外部へ公開している先は、それほど多くはないように、私は感じています。
(JITCOの技能実習Daysなどに投稿していたり、特技の各分野別協議会での好事例集に載っている程度かな)
どうあがいても人身売買視点はぬぐい切れないので、わかっているモラルのある先こそ、
実際の現実は公開せず、当事者間だけがわかれば良いと、目立たぬように過ごしています。
また、説明会や面談で、聞かれるまでもなくそういうPRが強い先ほど、
実際との乖離が激しい先も少なくありません。
但し、確かに、生み出している現実だと、いやらしさなく見てわかる情報公開を、
長くささやかに続けている監理団体は少なからずあります。
もしくは、一般公開ではなく、監理団体内での積極発信先はもっと…。

 
3. サポート体制
技能実習生がトラブルに巻き込まれた際、適切なサポートを提供できるかは非常に重要です。
実際にどのようなサポートが行われているのか(相談窓口の有無、通訳の配置、法律的なサポートなど)を確認すると良いでしょう。


相談内容が就活な分、聞いてみたらいいんじゃないですかね。
ただ、質問の仕方によって、答えが変わると思われます。
また、自団体の恥部や失敗例などは、改善し解決できていない限り、決して答えてはくれません。
逆に、解決済みによるサポート?の充実は饒舌に教えてくれると思いますので、
ソコに至るまでの様々な失敗事例がどれだけありそうかを判断することは可能かと思われます。

  
4. 実習生との関係性
実際に監理団体が管理している実習生と話をすることができれば、非常に有効です。
口コミや評判なども参考にし、実際に働いている実習生がどのような待遇を受けているか、満足しているかを調べることができます。


非現実的です。
そこまでする手間も暇もかけられないのが実際のところ。
ただし、入国後法定講習を自前で実施していて、
なおかつ就活面談時に、様子を見学できる場合は、接点を持つ事が可能です。
また、口コミや評判ってのは、日本語を流ちょうに話せないため、不可能といえます。
顔や態度で判断するしかありません。

 
5. 監査体制と評価基準
優良な監理団体は、定期的に適切な監査を受け、その結果を基に改善を行っています。
監理団体の監査体制や評価基準がしっかりしているか確認し、外部評価機関の評価も参考にすると良いです。


外部監査人や外部役員などはお手盛りになる場合が多く、また外部評価機関なんてほとんどゼロ。
「一般」か「特定」かの違い程度でしょう。
そして、「一般」なら素晴らしく、「特定」ならダメな先なのかを、一概にいう事は不可能です。
また、一般的には強制力がある分、改善指導などにはほぼ全監理団体が従っています。

 
6. 所属団体や協会の確認
監理団体がどのような協会や団体に所属しているかも重要なポイントです。
信頼できる協会に加盟している場合、その団体の基準に基づいて運営されている可能性が高いです。


どんな協会や団体の事を指すのか。
利害目的で集まっている団体がほとんどの中、その加盟の是非では決して優良かどうかの判断はできません。
信頼できる協会…残念ながら、信用はあっても、信頼はほぼありません。

 
実際に面接や企業訪問の際に、これらのポイントについて詳しく質問し、団体の方針や実際の取り組みを確認することをお勧めします。

色々書きましたが、そうはいっても、知らない情弱な一般人、
まして就活生には、とても深く理解は困難なので、
この程度が参考にはなることでしょう。

ぶっちゃけ、優良な監理団体が毎年、新卒を募集しているかどうか。
また、本当のところは、どんな業界だって、実際に飛び込んでしばらく勤めてみない事には、わからない。

 
そして、本当はこの大前提を聞きたい。

アナタ(就活生)が求める優良さが充実してればしてるほど、
コストや労力がかさみ、低賃金かつ昇給がほぼない、ヤリガイ詐欺の被害者の集まり先が多いのですが、
それでも、アナタは優良な監理団体先を探し求めて、就職したいのですか?

入管や厚労省、機構、各分野別協議会…さらには送り出し国送り出し機関の現実など、
膨大な情報量を直視してみて、
それらの全てを脳に叩き込んでいない事には、
求める「優良な監理団体の業務」が務まりませんが、
それでも、アナタは、就職したいのですか?

 
今回、改めて気づいたのは、
AI様は、質問に対して的を得た答え(参考意見)のトスアップは即座にできますが、
質問の意図を超えた気遣い、それも質問自体の範疇を超えた様々な視点や視座からの余計なお世話ってのは、
性質上、できない
んだなってコト。

なんかこう、この業界では、
AI様がどれだけ進化しようとも、
人間力って求められてやまない業界なのかなって…。

 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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