実に興味深い数字が公表されました。
賃金不払が疑われる事業場に対する監督指導結果(令和4年)を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34397.html
支払われなかった件数 823件
支払われなかった労働者数 3,750人
あはは…ほぼ毎月、技能実習においては行政処分が公表されてますが、
一年間を通して、賃金不払いの件数は、823件もあるワケがない。(均等割りすると月に70社近く)
支払われなかった労働者数も、いても数十人なのでしょう。
サイテー…キモ…。
外国人に賃金不払い詐欺をしてる先は、日本人にもしてますわね。
そして、外国人の労働者数以上に、日本人の労働者数の方が多いに決まってますよね。
人権派よ、今こそ立ち上がれ!
ユニオンよ、人種差別することなく、カワイソウな日本人を救え!
そして、おわかりですかね。
どれだけ悪質なのか。
ほとんどの企業が、知らずか、気づかずか、バレてか、是正指導した後で、
納得いこうがいかまいが、素直に支払っているんです。
96%の確率で、98%の未払い労働者たちへ。
残りの4%、2%が、どんだけ悪質かってのは、よくわかりますよね。
倒産、事業主の行方不明により賃金が支払われなかった場合は、
雇用保険料の中から補填され支払われますが、
逃げ切った経営者たちって、どうなの?って思いません?
失敗を引きずることなく、リバイブできる社会のほうが望ましいのは百も承知。
ですが、銀行の借入金のように、事業としてのリスクならばまだしも、
自分の都合で雇用した労働者への支払いさえも踏み倒して、ご和算にして敗者復活の機会を与えるって、
どうなのと。
犯罪者が犯罪行為を問われることなく、復活できるってどうなのと。
私、よく賃金不払いは詐欺犯罪そのものだって言い続けてますが、
本当に、悪用する片道切符の経営者には、お願いだから立つ鳥跡を濁さないでくれと切実に願うばかりです。
外国じゃあるまいし、騙された方が悪いって国よりも、
どんだけ甘ちゃんでも、騙す方が悪いと言える日本であって欲しいと願ってやみません。
追伸、
なので、労働者側も、騙されないよう、リテラシー的視点はとっても大事です。
会社に労働力を提供しながらも、客観的に問題ないかを見ておくと良いでしょう。
この業界のヤリガイ詐欺の被害者たちは、気にしてたらとても務まらんし、
彼らを裏切れないと、無償提供兼、絶対申告しない方が多そうなんですが…汗&苦笑
追々伸、
残業代などとても請求できないってのとは別に、
抱えすぎで倒れないでくださいね。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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