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オモロイ…本当に、まだまだ人手不足対策の「やりよう」はたくさんある!

オモロイ会社を、
オモロイやり方で結果を出している会社を、
その記事を二つ見つけました。

一つ目。

通勤時間も勤務中! “若手が6割” 驚きの建設会社

 

以下、記事より一部抜粋。

社員の6割は、なんと10代と20代の若手社員。
社員の数はことしの内定者も含めて164人。
このうち10代と20代がなんと102人。
この4年間は、毎年20人前後の新入社員を採用。
…昭和か?!

「建設」で、それも「地方」で。
それも「Z世代」で。

「今の若い世代は世の中のためになることにものすごくモチベーションを感じるんですね。
人の役に立ちたいと真剣に言っている若い人がいるってことはすばらしいし、
そういう人たちを輝かせるのが僕たちの役割だと思っています」

私も含めて今の社長連中のほとんどは、
どれだけ稼げるか…に動機や主眼を置きがちです。
特に出稼ぎ外国人なんて、120%がそうですよね。

稼げればよい…
それも経済格差によって現状を変えずとも魅力に感じてくれる労働者がいるならば…
経営者たちが、ソコに抗(あらが)えない魅力を感じるのは、
『自らが苦労せずに済む』から。
『自らが素晴らしい知恵や工夫、その継続的努力をして結果を出さずに済む』から。
『自分では現状をひっくり返す実力はない』から。

そうやって、社会や世情、国のせいにし、批判がやまない方々は何人も知ってます。
少子高齢化なんだから、奪い合いになって当然。
優秀なのがいない。
続かないから要らない。
そういった結果をひっくり返せないと固く信じてやまない経営者たちは少なくない。
変えられるとも保証されてない高度な仕事こそ、道を切り拓くことこそ、
経営者の仕事だと思うのは、私だけなのかなあ。

『選ばれる会社』に育てるのは、一従業員の仕事ではない。

 
二つ目。

「儲け」よりも「楽しむ」こと

 

以下、記事より一部抜粋。

仕事でも全部そうなんですが、自分が作りたいものを作るんです。
だから楽しいことしかやらないし、おもしろいことをやりたい…

そして、これよりも感銘を受けたのが、
この言葉でした。

数字を追い求めない「行き当たりばったり経営」 

最近よく言われるんですが、
「能作さんはすごいブランドになったけど、どうやってなったんですか?」
って聞かれるんですね。
正直な話、自分はブランド化しようなんて一切思ってなくて。
「できない」という言葉が大っ嫌いなので、
お客さんに言われたことに対してなんとか応えてきたら、
今のこういう状態になった。

「行き当たりばったり経営」と言ってますが、先を読まない。
あとは数字を求めないです。
例えば社員に「今年は20億円いきなさい」とか、
そんなことは一切言わないです。
直営店に対してはもっと極端です。
今は13店舗ありますが、月にいくら売りなさいとは言いません。
極端に言うと「売らなくていいよ」と言います。

売らなくていいけど、ちゃんと
富山県のこと、高岡のこと、職人のこと、素材のことを伝えてくれと。
そう言っていると、不思議と売れるんですよね。 

別部署が増えたからとはいえ、コレもすごい。
他にもいくつかいくつか、響く、共感する言葉が並びます。

今は160名中100名が女性なんですよ。
直営店13店舗は(管理職が)全部女性だし、
事務所も女性が多いんです。
管理職の55パーセントが女性ですね。

成功も失敗も悪いことではなく、一番悪いのは「何もしないこと」

「続けること」「諦めないこと」ですね。これは絶対に大事だと思いますよ。
足蹴にされた職業だったのに、今はどんどん若い人が「就職したい」と来るようになった… 

仕事を楽しむこと。仕事が楽しくなかったら、絶対に発展はありえませんよね。
よくみなさんいいことをいっぱい言うんですが、実行する人が少ないんですね。

好奇心が尽きない人、意欲的な人、危機感を感じてる人、
そんな方々は、みんな変わりたい。
(変わるコトにストレスを感じる人であっても、現状のままで良いとは決して思ってない)

『求めたい結果(世界)』は、
強く願い、ジタバタもがき、失敗を繰り返し、
アレコレと諦めずに調べて考えて、
取り組み続けたからこそ、
アレ?いつの間にやら、以前と比べて、
できるコトできてるコトが増えていて、
当たり前になっている…そんな感じ。

特に強く共感したのは、
「行き当たりばったり経営」。

思い立ったが吉日。
いやいや、今年の計画にソレはないから…
そんなことで世の中、人類皆平和に暮らせているなら、苦労はありません。
型ありきの型破り…色んな意味で型破りが必要な時もある。
その出来高の結果、先々の経営が成り立っていくんですから。

当たり前を追求し続けただけで、
「結果として」、
経営が成り立っている=儲けは十分に出ているってコト。

 
この2社に共通するのは、
「誰のため」に、事業に取り組んでいるのか。
「ナゼ」、事業に取り組んでいるのか。

この辺りに、曲がらずブレない確固たる信念と、
それらの実行力があるからこそ、
やり続けた「結果」、今があるのでしょう。

地方だから…
ちっぽけな会社だから…
自分はそんな器じゃないから…

ツマンナイ言い訳ばかり自分にしてるヒマがあったら、
動いて、考えて、トライしてみたいですね。

転じて、我々のこの業界。
アナタはどうやって「人手不足」対応していきますか? 

実は案外、「結果として」人手不足ではなくなっていくことこそ、
根源的な解決方法なのかもしれません。

別に誰に認められずとも、
自分がそれで満足でいるなら、十分じゃないですか。

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