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ちゃんとできてますか?特定技能の転職時の留意事項2

えっと、昨日の続きです💦

特定技能者の転職先対応をする場合、
今回は、その人材を帰国へ導くべき人材ではなく、
言葉通り転職先を探して、
ソコとの折り合いをつけて、
ソフトランディングへと導くうえで、
留意すべきこと
を列挙してみます。

当然ながら、
転職先は同一分野がほとんどでしょうね。
(キリがないので、他分野への転職はまた機会あれば…)

そんで、何かしら、どこかしらで、転職候補先を見つけてきたとします。
事前すり合わせって、けっこう大変。

〇雇用条件の確認
・元先での額面設定と、転職先での額面設定
・控除額の違い(家賃や水道光熱費、Wi-Fi代などもろもろと)
・労働時間の違い(日勤、夜勤、変動?固定?残業代の有無)
・他にも同居?一人暮らし?通勤手段?通勤距離?生活の利便性、同僚などの人間関係、特に同胞がいるのか、多国籍なのか…などなど。

〇入管の変更手続き
・時間的にはたして元受入先の在留期限内に切り替え対応が可能なのか?
・送り出し機関の関係は問題ないのか?(国によります)
・特定活動への切り替えを挟むべきか否か。
・一度、この機会に人材側は一時帰国したいのか、それを許容するのか否か。
・全体を通して、俯瞰的かつ総合的に、マネジメント可能なのかどうか。
・元受入先の申請手続きなどに関わった士業などが、協力的かどうか。

〇事前面談
・Zoomで済ますのか、日本国内にいるのならば、リアル面談まで世話するのか?
・転職候補先の実際の具体的な業務内容、社内環境は、どんななのか、
この辺り、人材側は問題ないと許容、対応可能なのか。
・受入側、人材側、双方にとって、「こんなハズじゃなかった…」的な結末を十分に回避できる確認を、双方実感をもって、自己責任の当事者意識を持たせたうえで、合意へと確認できるのか。

〇コスト面
・登録支援機関は、転職候補先で利用しているのか?企業単独受入なのか?
・業者側として間に入る自身は、職業紹介許可事業者なのか?
・初期コスト、並びに支援コストは四方八方、許容範囲内に収められるのか。
(win4allならぬ、元受入先、元受入先支援業者、転職候補受入先、ソコの支援業者、更には両受入先へ紐づく送り出し機関と、全てをトラブルなくマネジメントできるのか)

・・・
ざっと上げてみただけでも、相当めんどくさい。苦笑

双方が企業単独型ともなれば、受入先同士で果たして収拾がつけられるものなのか
業者同士でも、欲のツッパリ合いなどになって、まとまるモノもまとまらなくなるのではないか

コレ、我ながら、考えただけでもウンザリしていまいます。苦笑
でも、目の前に、世話になっている受入先の責任者の方の顔が浮かび、
頑張って働いてきた特定技能者の顔が浮かべば、

どうにかこうにか、自身のネットワークをフル活用して、
話し合いができる範囲の中で、次の受入先を見つけてあげる努力は、
相当に取り組む原動力になります。

 
入国再開してきたので、
アナタの抱えている案件先で、
こんな問題もまた、浮上してるのではと想定されるばかり。

人身売買屋と後ろ指さされたくない矜持の持ち主であれば、
ガンバって取り組んでいきましょー!

追伸、
水際がどうとか、モンスターがどうとかに振り回されてるヒマがあれば、
こういった本質的な業務に、注力したいものですね。

あ、違うテイストで、もう少しだけ明日、書いといてみます。

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