コレをご覧の方々は、
ほとんどがトーシロはいないと思われ、
今更？ですが、何度めか、確認しておきましょう。
まず、本人が来日する気があるのかどうか。
受入側が、特に入国配属時期がハッキリ確定できなくとも、増えるコスト負担を許容してまで、
何年越しの来日予定者を責任もって受入してくれるのかどうか。
この両端がキチンと腹が決まっていないと、
万事が徒労に終わるので、気をつけましょう！
その為にも、日本側は、送り出し機関との綿密なやり取りが必要です。
不安な先では、改めて双方から、
ちゃんと行くよ、
ちゃんと引き受けるよ、
なんて誓約書も互いのために取っておくと無難かも。
実習生などはその親のサインまで取っておくと良いでしょう。
最賃UPの兼ね合いもあるので、
雇用条件の再確認なども必要かもしれませんね。
待っててくれてるアナタのために、会社が少し、給料上げてくれたなんてアナウンスしたげたら、
おべっかであっても、嬉しいものですから。
さて、
その上で、いつになるのか。
すでに見切りで11月のチケットを数百名分はお金支払って押さえておいたなんて話も聞こえてきますが、
全然気にしなくて構いません。
大手さん、お金の問題じゃないと言い切れるようなゆとりのある切羽詰まっている先が、
パフォーマンス的にやってるだけで、
一般中小には関係ないので。
ただ、本気で選挙後に入国再開の線があるとしても、
はたして何月何日からリスタートかかるかは、ホントに誰にもわかりません。
このオリンピック一ヶ月ちょいが終わる頃に、
どんな感染拡大状況なのか、
他の先進国は、送り出し各国は、どんなパンデミック状態なのか。
ワクチン接種がどこまで進んでるのか。
新たな悪性変異株の出現はないのか。
日本もまた、ずっと緊急事態宣言下でいたなら、オリンピックは開催しても、外国人労働者入国はそもそもが許容してはくれないでしょう。
そもそも受入先でクラスター発生もあるやもしれない。
来日予定者の地元で感染爆発するのかもしれない。
ワクチンパスポート（接種が必須となるかどうか）なるものまで、入国時の水際対策へは何らかの影響も与えていくことでしょう。
更に言えば、第一弾組には、入れない国もあるのかもしれない。
（ご承知の通り、再入国さえ拒否されている国とか…）
防疫上のキャパから、2,000人／日未満の入国などの制限もまた出てくるかもしれない。
つまり、どんだけ事前に確認していても、
ほぼほぼ徒労に終わる。
ということは、
フタが開いた瞬間に、
どんだけのスピード感で、
諸手続きが踏めるかどうか。
陰性証明対応先、
エアチケット確保先、
隔離を頼む先、
集合講習を頼む先など、
密に連絡取り合える関係性を、
キチンとフォローし続けておくと良いと思います。
結局、最後の最後は、
互いの信頼関係です。
お互いに、この人に頼まれたなら、
最大限なんとかせにゃならん！って間柄であるかどうか。
そういう間柄である先では、
リーダーさえマトモで冷静沈着であれば、
司令塔がアホでなければ、
順当に入国が進むのでしょう。
ハンドリングする「頭」がトロいと、
手痛い目にあいます。
極論、早いか遅いかじゃなく、
問題なく無事に予定通りにコトが運ぶかどうかが、イチバン大切なことなので。
アホは、早くしろ、安くあげろの一点張りで、
感染クラスターが起きようが知ったこっちゃない。
また、たとえそうなっても、
だって、早く安くあげたんだから、
文句言われる筋合いじゃないと、
開き直るだけ。
むしろ、巻き込み事故に自ら進んでリスクを高めるだけ。
労働者ではなく、労働力としてしか見てない輩は、どう転落していくかは、
歴史が証明しているのに、
歴史に学べない方々はおそらくとても多い。
業者側はこれらのマネジメントの責任をちゃんと理解して立ち回らねばならないことを、
今一度、頭の中に叩き込んで、
せっつく受入側にも、説明しておかねばなりません。
どちらかといえば、
入国再開前に、キチンと準備しておくべきは、
このことかもしれませんね。
追伸、
しょせん、他人任せのリーダーの下では、誰もついてきませんし、言葉に重みがない。
率先垂範、背中を見せる…結局のところ、どこまでも人次第。
イチバン振り回されて困るのは現場一線の方々ですので、
くれぐれもお気を付けください。
上手に周りの手綱を取りましょう。
追々伸、
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