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監理団体も登録支援機関も送り出し機関も、二極化は間違いなく加速している…

コンプラによる2極化が、加速している。

先日、Skypeお茶会で、
ある大手の代表理事の方とお話する機会がありました。

大企業周りの受入先とのお付き合いもあり、
最近、受入側からの要望が顕著になってきていると…

外国人技能実習生でも特定技能者でも、
採用(配属)になるまでに、
その子から費用を負担させないで欲しいということ。

つまり、ベトナムスタイルの受入はさせないで欲しいということ。

別先からの情報では、
ト○タなどは、下請け先に書面で通達も出してます。

もし、借金して働いている子がいたら、
その借金は全て受入側で支払うようにと。

コレ…暗に指示に従えない先とは、取引できないとの通達です。
(そのクセ、下請け単価を上げるコトはしないのでしょうけどね。汗&苦笑)

これらの動きから見えてくるのは、
もしかしたら、昔、ISOを取得できないなら、
ウチは取引できないって動きがありましたが、
あの再来が近づいているように感じています。

つまり、RBAとかISO45001なども含め、
ILOなども関係した国際規格が登場し、
技能実習生や特定技能の受入には、
何らかの国際規格の認証と持続がかなう企業にしか、
受入ができなくなっていくのかもしれません。
 
入管申請時にその是非を記入する欄が受入機関欄に加わるとか…

ウチは関係ない…

中小企業の経営者もまた、
自分に直接火の粉が届くまでは、
対岸の火事と決めつけているやもしれませんが、

大企業と一切関係のない中小企業など、
ほとんどないでしょう。

サプライチェーンという縛りは、
原材料の供給元にまで及ぶもので、
かつて公害を巻き散らす企業は社会で生きていけなくなったように、
業界ごとに旗振り先頭模範役を担う大企業では、
環境問題含め、品質やあるべき姿を一定以上担保できない取引先とは、
付き合えないと言わざるを得なくなっていく。

となると、
当然ながら、淘汰は加速していきます。

喫水線は下がり続けている。

コンプラについていける中小企業であり、
なおかつ、
大企業に納品単価などの交渉が可能なチカラをもつ中小企業しか、
サバイバル戦争には、打ち勝てなくなります。

当然、外国人労働者を送り出してお世話をしている業者側も、
どれだけチカラのある受入先とお付き合いがあるかどうかで、
淘汰までの喫水線の高さは変わってきますよね。

無論、今日明日の話ではありませんが、
間違いなく今現在進行形で、押し寄せてきている波です。

目の前に高い津波が押し寄せてきてから、
初めてヤバいと思っても、
後の祭りなのは自明の理です。

さて、アナタのトコロでは、
どんな先手を打って、
明日のための準備をしていますか?

イマサラ、取引先を増やすべく、
新規営業に励みますか?

私が以前お伝えしていたように、
既存受入先をチカラのある企業へとアレコレ導きますか?
輸出入の貿易や、送り出し国進出、共同受注などで新たな売上や仕入れの選択肢を増やし、
はたまた、M&Aなどまで手掛け、
準備が間に合うよう、経営コンサルしますか?

人事評価制度を切り口にした労務管理体制を強靭化させますか?

サラリーマンの方、
所詮、自分にはアレコレできないと、
自身の複業構築に励みますか?

経営者の方、
うかつに新規事業など飛びついたら、
痛い目を見るだけだからと、
ひたすら国が、社会が、コロナ問題に収集をつけてくれるのを待ち続けるだけですか?

組織はもちろん、一個人でも事業的な柱は複数持って安定化を図るのは、
生き残りをかけたごく常識的な生存戦略です。

二極化が進む中で、出遅れていると感じる人は特に、
勝ち組に入りたいと思うだけじゃなく、
皆と同じ競争のテーブルに載るコト自体が間違いなので、
独自戦略を進むのが正解だと思います。

昨年のコロナ前から様々お伝えしてきたことですが、
この業界の良い部分が裏目に出ていて、
日々の目の前に抱えている業務にヤリガイを感じているからこそ、
頭じゃわかっていても、実際に動いてトライし続けている人は皆無ではないかと。

ちょっとマッチョに表現します。
怖がって何もしない選択を取り続ける人は、
残念ですが、座して死を待ちましょう。
あと何年の命かわかりませんけど。

私にアナタの人生を代わりに生きることはできません。
アナタの代わりにアナタのために働いて、アナタを養うこともできませんから。
コレばかりは、一人一人の選択とその結果でしかありません。

お分かりのように、入国再開がいつになるとか、
どの在留資格が早いか、どの国から受入が始まるかなど、
そんな近視眼でインスタントでイージーな話ではありません。

直視して向き合って、
今までやったこともないことに、
当たるかどうかもわからないトライが必要かもしれません。

当たり前ですよね、
今までの延長線上にはない現実を生きていて
この先もまだまだずっと続くのですから。

無意識に、変わりたくないと思っているのが人間です。
意思で変えようとすると、ストレスすら感じる人がほとんど。
この無意識をいかにして意識せずに、
新たなトライを始めて行くかについても、
ずっと伝えて続けてますよね。

誰の笑顔のためか…その笑顔を思い浮かべて、
好きなコト、得意なモノといった、
より深く定めた片足を軸に、
もう片足を、興味関心のわく分野へピボットしながら、一つ一つ拡げていく。
楽しみながら、ワクワク拡げていけば、
ストレスじゃなく、楽しみ、趣味、ヤリガイとして、トライできます。

そうやって勝手に領域が拡がってしまうんです。

いつもの癖で、
つい話がアチコチ転がりますが、
ひとえにお付き合いくださってる方が、
無事に無理なく、この先も乗り越えて行けることを願ってやみません。

追伸、
私がアレコレと取り組んでいるのは、
未踏の未来にテンプレなんてない中で、
私なりにいくつか例示してきた道であり、切り口です。
何かヒントになると良いのになぁ。

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監理団体許可取り消しの『統計分析』本を出版
受入企業の認定取り消しの『統計分析』も出版してみた
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