昨日の続きを…
タチが悪いのは、入国再開がハッキリしていない今、
それでも、入国再開すれば、
そこに目線も集まって、なんとかなるだろうということ。
人間、信じたいことを信じるものなので、
それで何とか賄えればまだしも、
それって運を天に任せるだけかも…
昨日の話から言えば、
そもそも既存ルートからの”仕入れ”がこの先も安定してできるかどうか。
そして、入国再開したからと言って、
中国から、ベトナムから、ミャンマーから、
もしくは他国からでも、まともな人材がフツーに来日してくれるならばになります。
来てくれるとしても、
インドネシアであったように、
また陰性証明の偽造も増えるでしょうね。
入国後の公共交通機関移動は、
この業界ではあまり考えにくい面もありますが、
個室対応の件では、管理しきれないリスクが、
たとえどれだけ厳しくなっても、否めない。
でも責任問題は受入先と業者側に重くのしかかり、
いよいよスケープゴートも辞さない国の対応。
本当に色んな問題を抱えていて、
それぞれに臨界点が来ている先は多い。
さて、どれだけの先が、気づいていることか。
無事に先手を打てていけるコトか。
生き残っていけるコトか。
そんな様々な生き残り策を考えて実行へ移し、
結果へと結び付けていけるかについて、
私なりに去年からずっと受入先、業者側、サラリーマンの個人に至るまでサジェストし続けてきましたが、
考えがまとまらずに、現実に引きずられてズルズルの方がほとんど。
実際には、ゴールは見えているのに、
行動へ移せない人もまたほとんど。
ゴールについては、人それぞれなので、
どうしてもココでは抽象的な表現になりますが、
自分なりのゴールを見つけ、具体的な行動へ移すために、
唐突ながら一つ、お金の使い方の意味をご紹介させてください。
サンクコストって言葉をご存じですか?
「埋没費用」、「回収ができなくなった投資費用」とも言われ、
わかりやすい例で言えば、
子供が大学へ行くために、何百万支払って塾や入学金、授業料などを費やし、
本人も何百時間、何千時間と受験勉強に労を費やし、
いざ入ってみたと思えば、
「こんなハズじゃなかった…」
「学べる内容が思っていたものと違った…」
「先生が嫌いなタイプだった…」
「仲の良い友人がいなくて行く気になれず学びもしなかった…」
で、ダラダラと無意味に過ごしたり、辞めるに至る結果であった場合、
正にサンクコストってヤツになります。
もう少し言えば、
答え合わせができた時点で、
早々と次の選択肢へと移る決断をすべきなんですが、
そういった「損切り」もまた、一般的にできない人ばかり。
(私もそうでした)
でも、実際に自分が通ってみないコトには、
サンクコストを費やしてみなければ、
その「答え合わせ」はわからない。
事業においては、事前の様々なリサーチがサンクコストの発生を軽減してくれますが、
サンクコストが一銭もかからない=成功成立への一本道など、
ありえない。
この業界でも同じ。
サンクコストは、ゼロにはできない。
ただ、リテラシーを鍛え、人を見る目を鍛え、
自分の頭をバージョンアップしていくと、
サンクコストは、かなり抑えることが可能になります。
そう、自分の脳を鍛えると、お金をかけなくても、
できるコトが広がる。
これらを応用できるからこそ、
この業界でも先手や次策が打てる。
しかし、お金という有資源を上手に使えると、
自分の脳を、より早く楽にレベルアップさせられるし、
より恵まれた環境整備が可能となり、無限資源へと変換させていける。
結果、
既存事業のクオリティアップや、
周辺関連事業へのビジネスチャンスや、
別業界との握手もまた、可能となっていき、
より自由な世界へと歩みを進めていくことができる。
より大きな金額での遠回りコストを回避することができる。
そうして、生き残ってしまうべくして、生き残っていけるんだと。
改めて自分に言い聞かせてみました。苦笑
実際に、どれだけ考えても調べても、
当事者にならないとわからない以上、
飛び込むべき先へは、サンクコストを費やして前進し、
答え合わせをドンドンしていくことは、
とても大切なことです。
立ち止まり続けている人と比べたら、あっという間に天地の開きとなる前進や成長があります。
別に、お金だけじゃなくて、
有限なリソースは、なるべく無限のリソースへと変換させていかないと…ね。
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