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建設業って、そんなに隠し事が多いの?技能実習機構や監理団体の監査すら拒否するほどに…

久々に建設について書いてみる。

機構から先週、こんなアナウンスがありましたね。

 
2023.04.04 建設業における技能実習制度の適正な運営の推進について(要請)New
https://www.otit.go.jp/files/user/230404-01-N.pdf

団体監理型技能実習が行われている建設現場においては、
安全確保等を理由として、機構等による検査や監理団体による監査の際に作業現場への入構が
拒否される事例が相当程度見られる状況になっております。

 
安全確保等ができるようにして、検査をしてもらうことこそ、
受入側の基本的な「あるべき姿勢」ですよね。

別に全ての建設の受入先で拒絶してるワケじゃないと思われます。

私も以前、現場にまで足を運び、
様子を見にお邪魔させていただいてことを思い出しました。

でもたぶん、
面倒だ…
現場も知らん奴らに余計なこと言われたくない…
あんたらの検査のために働いてるんじゃない…
などなどの理由で、「安全確保など」を盾に拒否ばかりしてる先が少なくないのでしょう。

そして、そういう先に限って、労災事故などの法令違反として処分されている先も多いのでしょう。

逆の立場で考えてみれば、
「隠す」=「見せられないことをしている」としか思わないでしょうに。苦笑

だから建設は…
所詮、建設の現場なんてそんなもん…

自ら首を絞めていることにも気づかない。

残念な経営者が多いのでしょう。
同時に、受入先を教育指導できない監理団体もまた。

痛い目見ないと直せない…人としての本来の性質です。

もし経営者が理解のある方で、
人手不足のために職人さんのワガママを聞き入れていなくてはならないならば、
それは経営者を止めた方が良い。

その職人さんに潰されますから。

 
この機構の「要請」とは、捜査権限を行使しますよって表現している。
要請という名の「命令」とさえいえる。

 
①複数の現場を請け負っていることなどを要因とした技能実習を行わせる体制の不備

②実習実施者以外の下請事業者への技能実習生の違法な派遣等

③実習実施者と技能実習生のコミュニケーション不足等を原因とした人権侵害行為(特に暴力行為を含むパワーハラスメント等)

などの課題が相当程度見受けられる…

とも書いてあります。

つまり、あくまで隠蔽し続けるなら、適正な受入ができない先として、
処分するぜ!って言ってますよね。

 
建設のみならず、拒否でなく日を改めてくれ…ってのはアリですが、
拒否となると話は別です。

拒否され続ける機構側は、検査もできない=悪質隠蔽認定にて許可取り消しとする手段はいつでも取れるってコト。

 
もちろん、現場によっては本当に無理な場合もあることでしょう。
そして、そういう先は機構側も十分理解しているならば、
処分はないと思われますが。
こういった明言をわざわざ「建設業」を名指しで明言するのは、
どう考えても建設が全般的にダメってコトです。

 
嫌っても構わないので、
堂々見せていきましょう。

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