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制度改正に加えて、業界の更なるデジタル化が「加速」した結果、こうなる…

ご存知の方も多いと思われますが、
先日、COE、いわゆる在留資格認定証明書の発行が、
メールで届く選択肢を選べるようになりました。

在留資格認定証明書の電子化について | 出入国在留管理庁

コレ、入管周りもやっとオンライン完結できる完成形として、
次のステージへと歩みが進んだ具体的な象徴と認識しています。

ちなみに、圧倒的に数の多い厚労省周りは、
既に電子化、デジタル対応は進んでいます。

こんな感じで。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000184033.html

また、一般人の私達にも
こういったデジタル対応が進んでいます。

https://www.soumu.go.jp/denshijiti/index_00003.html
※マイナンバーカードは、外国人にも関係しますけど。苦笑

 
日本にデジタル庁ができてから早1年と半年が経過します。

2021年9月1日、日本のデジタル社会実現の司令塔としてデジタル庁が発足しました。
デジタル庁は、この国の人々の幸福を何よりも優先し、
国や地方公共団体、民間事業者などの関係者と連携して
社会全体のデジタル化を推進する取組を牽引していきます。
by デジタル庁

着々と「社会全体のデジタル化」=まずは行政体制から…とばかりに、
ドンドン歩みを加速しています。
(役所が1年半でここまで進むって、本当にスゴイし必死で本気だと思います)

今後、全ての諸手続きにおいて、
デジタル化はもっと進んでいくのは既定路線だと、改めて認識できますね。

 
しかしながら、笛吹けど踊らずでは意味がない。

デジタル化を推し進めても、使ってくれる人が旧手続きから新手続きへと移行していってくれなくては、
全く意味のない無用の長物に多大な投資をしたことになる。

役所という組織は指示命令で一定の強制力を働かせることがソコソコ可能ですが、
どうしたら、自由気ままな庶民である我々を動かすことができるのか。

人は変化を嫌う生き物なので、
当然かつ必然的に、嫌だ!おかしい!って方々が出てきます。

人気商売の政治家は、ココが足かせとなるので、
官僚が工夫して、政治家の人気に影響することなく、
反発する国民を、いかにして自ら足を運ばせて各種手続きへと向かわせねばなりません。

 
ソコで…
なるほど、こう進めていくのか…
そう感じた、オモロイ記事を共有いただきました。

4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう
4月以降、オンライン資格確認システムを導入または申請中の医療機関で、従来保険証で受診すると医療費が高くなる。マイナ保険証対応の医療機関が増える中、マイナ保険証を使わないと損する、ということになりそうだ。

お分かりですよね。

旧手続きには、わかりやすい少しのデメリットを与える。
(コストフルだから、その選択をする人が負担してねって意味で道理は通る)

最大公約数的な効果を狙い、誰でもわかりやすいお金で誘導する。

相対的に、みんな同じのはずなのに自分だけが損をする事態は誰もが避けたい。
ココが一番の入口でしょうか。
×
ソコに更に、早くオンライン化に対応してくれた人へのインセンティブも伝える。
(マイナカードに2万円を付けた話ですね)

新手続きへ移行してくれる方へは、
以前と比べてスムーズな=早い手続きを。
とか、
コスト負担願う場合でも、少しのインセンティブを。
とか、

色んな手法が相まって、様々な合わせ技で、
人を動かし、デジタル化社会へとソフトテイクオフを図っています。

 
結果、どんな社会、業界が到来するのか。

全てがオンライン化へと導かれていて、
いよいよ届け出のみならず、認可や、許可の部分にまで進み始めた。

計画認定申請3,900円の電子決済(クレカのみならずペイペイでも可)なども進みそうだし、

機構もいよいよ各種書面のオンライン化が進みそうな気もするし、
(制度改正が落ち着いて定まってきたタイミングが想定されます)
(水面下で既存のシステム会社と協議が始まっているようにも感じています)

実地検査での備付帳簿などもまた、
キレイに印刷されて書庫にカラフルなファイルで整然と並んでいなくても、
大丈夫になっていくのでしょう。

 
さてさて、変化を忌み嫌う人。
それすら意識できず、無意識にストレスを溜め込む人。

PCが使えない人、アカウントを使いこなせない人、
仕組みを理解できない人、いわゆる苦手な人たちは、
本当に苦労する業界となります。

逆を言えば、得意な人、変化を許容できる人、
むしろ積極的に取り入れていく人は、
慣れも、定点観測からの予測も、訪れるパターンも、
どんどん想定できるようになっていきます。

つまり、よりスムーズに、よりコスト-レスになっていきます。

こういった流れが読めない人、
踏まえて手を打てない人は、
どんどん浦島太郎になっていき、
ナゼ、ウチだけ儲からない?とか、
ナゼ、あそこは低コストで少人数であれだけ回せているんだ?とか、
全く理解も想像すらできないという、デジタル格差による情報格差が開いていきます。

「仕組化」は、とても大事な事業の構成要素です。
(何も人材育成面ばかりのことじゃない)

インフラそのものが変わっていくと、
そもそもの根底が変わるので、当然、仕組みそのものも組み立て直さねばなりません。

皆さん、どうされていくのかしら。

昭和のまんまの経営者に率いられている先は、
まったくもって理解できないので、
残念ながら淘汰圧が増すだけで各所との軋轢に相当ストレスフルなんだろうな。

 
アレしろコレしろ、アレするなコレするな…
アレしとくべき、コレしとくべき…
まったく難儀な過渡期の時代です。汗
…くたびれますよね、まったく。苦笑

その分、楽しめるのですけども。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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