さて、一昨日、昨日と、2日に渡って書いてきましたが、
未だ、もう少し書いておこうと思うコトが…
・転職先を探すという事。
・そもそもがリセットした方が早いし良いのかもという事。
まず、転職先探し。
転職候補先は、
・その国の同胞のブローカーをたどれば、
・外国人自身の、友人・知人に話を通せば、
・協議会へ相談してみれば、
・ハローワークで検索してみれば、
いくつかの手段で、探すことは可能なんですが…
はたして、全体最適的に『整うのか』って問題があります。
更には、これ等をビジネスという側面で考えた場合、
いったいイニシャルでいくら工面できるというのか。
後払いで分割にしても、割に合うと思うかどうかは、対応する人次第。
なお、送り出し国によっては可能な本人請求も、
ご存知の通り、コト日本国内においては、
求職者からお金を取るのは120%違法行為です。
(細かい話をのぞいてね。)
アホな外国人ブローカーは、そんなの知ったこっちゃないと動きますが、
そんなん聞いたからには、どこぞへ報告せねばならないのか、
そんなん業者側や転職候補先には関係ないと、突っぱねても問題ないのか。
近視眼の外国人は、自分の責任で支払っておきながら、
後になって他の人材は自分と違うから不公平だと、騒ぎ始めるのか。
そもそもが一般的に見て、
手放す元受入先は、去ってく人材に必要以上のコストや労力をかけたがらない。
新たに受け入れる候補先もまた、同様に日本的に筋の通らないコストや労力をかけたがらない。
業者は狭間で常に、カネになるかどうかで、職の斡旋を始める。
ぶっちゃけ、転職の自由とか言いながら、
現実的には、法を無視したフリーハンドでもない限り、
スムーズな転職は実現しがたいように感じてしまいます。
*無知な方は、知らずと良かれと、イリーガル行為に励みますけど。
そもそもリセットがベターかも…
つまり、ソコでの契約を追えたら、一度、帰国する。
つまり、もう一度、母国で就職活動に腰を据えて取り組む。
実際には、
ベトナムみたいに、
出稼ぎ出国するのに送り出し機関の手を煩わせたくはなくとも、
お金を支払って依頼せねばならない場合、
嫌がるでしょうね。
受入側も、送り出しにお金支払わないと、そもそもの招聘自体がデキナイ。
じゃあといって、フィリピンのように、
労働者側から一切お金を取ってはいけないと固く決められている国でも、
今度は受入側に大きな負担がのしかかる。
加えて、受入先が送り出し機関と提携せねばならないし、
POLO対応などめんどくさすぎるし、手続きの時間がかかりすぎるとか。苦笑
色んなストレスやコスト、時間がかかるコトになる。
外国人労働者もまた、
他の出稼ぎ希望者たちとの競争に打ち勝たねばならなくなる。
=次にいつ行けるのかの保証が無くなる。
=日本在留中に、次の転職先を決めておく方がベター。
などなど、色々と日本人的には考えてしまうものですが、
近視眼の外国人出稼ぎ労働者が、
ソコまで先読み的に、考えられるとは、なかなか思えない。
むしろ、大半が期間限定出稼ぎ希望なので、
ほとんどは、コレ幸いと、これを機に一時帰国したいって言いだすのかもしれない。
だとしたら、
帰国させてあげたうえで、どこぞを見つけて最初から手続きを始めるか、
フェイドアウトも手なのかもしれない。
色々考えると、特定技能の転職は、
事実上、ソコソコの目に見えないハードルがあって、
そう現実的なものではないのかもしれませんね。
タイマーの問題もあって、
この先、転職者を受け入れたら、5年の内、残り1年だった…2年なかった…
なんて人材も出てきそうですから。
転職ができるだけ、技能実習より特定技能が良いって思う方もいると思いますけど、
本当に実態ってわかっているモノなのかなと、疑問に思う。
となると、特定技能で採用された先で、
踏ん張って5年、頑張り続けるのが、結果的には最高なのかもしれない。
外国人にとっても、受入先にとっても。
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だって損はないんですから。
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