さて、昨日の続きを終わらせましょう。
早速行きます。
（７）第一化工株式会社（代表取締役 面出 隆男、代表取締役 面出 翔）
認定計画の取り消しは（２件）
平成30年６月18日認定分。
処分理由：
地方入国管理局より外国人の技能実習に係る不正行為に対する通知を受けた
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第３号（同法第 10 条第９号）及び第７号
第 16 条第１項
三 実習実施者が第十条各号のいずれかに該当することとなったとき。
七 出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたとき。
↓
第 10 条
九 第八条第一項の認定の申請の日前五年以内に出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をした者
防錆会社さん。
何したんでしょうね。
不当、不正は具体的にどんな行為が該当、抵触したのかまでを公表願いたい。
（８）タイヨー電子株式会社（代表取締役 奥森 勲）
認定計画の取り消しは（110件）
令和元年６月12日～令和３年２月22日認定分。
処分理由：
労働安全衛生法違反により罰金の刑
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第３号（同法第 10 条第９号）及び第７号
第 16 条第１項
三 実習実施者が第十条各号のいずれかに該当することとなったとき。
七 出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたとき。
↓
第 10 条
九 第八条第一項の認定の申請の日前五年以内に出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をした者
従業員500名以上の電子部品製造会社。
久しぶりに100件越えの処分。
意外と処分が早いのは、転籍引受先が決まりスムーズな移籍が完了したからなのか？
安衛法違反内容は、
「腐食性のある液体を用いた作業を行う際、飛散、漏えい又は溢流による危険の防止措置を講じなかったもの」
とありました。
（９）株式会社中村プレス（代表取締役 中村 修）
認定計画の取り消しは（８件）
令和元年５月27日～令和３年12月９日認定認定分。
処分理由：
技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行った
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第２号（同法第９条第６号）
第 16 条第１項
二 認定計画が第九条各号のいずれかに適合しなくなったと認めるとき。
↓
第９条
六 技能実習を行わせる体制及び事業所の設備が主務省令で定める基準に適合していること。
吐き気がする…
この会社の代表挨拶を読んでそう思う。
主要取引先も列挙があったけど、
どんなつもりで取引してるんでしょうね。
ホント、この人権問題も意味不で、ありえない。
（10）有限会社松村（代表取締役 松村 和男）
認定計画の取り消しは（４件）
平成31年１月７日～令和２年６月26日認定分。
処分理由：
労働安全衛生法違反により罰金の刑
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第７号
第 16 条第１項
七 出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたとき。
ご想像通りの建設。
労働者死傷病報告を遅滞なく、所轄労働基準監督署に提出しなかったとのこと。
事故は怖いですね、ホントに。
しかし、本当に、どうやってなくすんだろ…誰にでも初心者の頃はあるし、
失敗やうっかりミスなどあるし、指導者が張り付いていたとしても、無理がある。
（11）有限会社ワイケイソーイング（代表取締役 矢野 秀樹）
認定計画の取り消しは（６件）
令和元年８月６日～令和２年８月18日認定分。
処分理由：
認定計画に従って技能実習を行わせていなかった
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第１号
第 16 条第１項
一 実習実施者が認定計画に従って技能実習を行わせていないと認めるとき。
ご覧の通り縫製。
もう言葉もない。
いつもどおり、
・安衛法違反（たまに労基法違反もあるよね）、
・虚偽、
・賃金不払い詐欺、
・人権侵害（…ココが定番化するのも情けなさすぎる日本人）
など、定番の理由が並びました。
ぶっちゃけ、なくすには厳罰化だと叫ぶ人がいるんですが、
どうにも他に手立てがないもので、そう叫んでいるんだと思われます。
見つかったら死刑にすれば、みんな守るのかな？
余計に必死に隠して、見つかったら最後、逃げまくるんじゃないかな。
そういうアホは、死んでも治らない。
そういうことをしない方は、厳罰化になろうがならまいが、
問題を起こさない、起こさせない…隠ぺいが上手という意味では決してなくて。
機構、ガンバレ！
ホント、頑張って欲しいと心から思ってます。
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＊こんな行政処分先に転落したくないのならば、
こういったセミナーから、生き残りの手段を学んでおいてください。
2極化の進み具合は、決してアナタのペースに合わせてはくれませんから。
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