ある方からご相談を頂いて、
やっぱりそんなものだよなぁと実感。
『ご相談内容は、ザックリ言えば、
入国は今でもできてるの?
できないと思うけど、
できるとしたら、どのくらいの見通しなのでしょう?』
入管のHPみても、さっぱりわからない…
この業界に居続けていると、
気になって仕方ない方も多いんだけど、
実際のところ、
どうなっていく見通しなのかが、わからない。
皆目、見当もつかない。
推測すら、自分の考えであっているのか自信がない。
入国再開の時期については、
アチコチで憶測は飛び交っているので、今さらオモロクない。
再開へ至るまでのプロセス上、留意すべき点について、
私なりに整理してみたことを、書いてみます。
(解釈含めて、間違ってたりしたら、ゴメンにょ)
(そんで、ご覧のマニアの方々は気づいているコトばかりかと思われますが…)
ポイントはいくつもある。
まず変異株コロナの件。
A:感染者が発見された国と、
B:変異株がもはや流行している国と、
この2種類に大きくは分けられる。
Aの場合は、当時のレジトラの抑制レベルの高いほうのグループに当てはまって、
14日間隔離に対して、当然、陰性証明他、必要不可欠な手続きを必須で入ってくる。
ちなみに、当時のレジトラの抑制レベルが低いグループは、
陰性証明さえ不要だったため、おそらく現時点以降では、この設定の門戸は、まず開かれまい。
Bについては、14日間隔離の内、3日間→6日間→10日間?なんて、
国指定の隔離先にて来日初日、3日目、6日目など細かく何度も検査を受けて、
全てが陰性であれば、指定隔離先から、自主隔離先へと移り、
累計で14日間の隔離を終え、初めて、シャバへと解き放たれる。
続いて、航空券代。
コレは単に高騰する。
入国再開だからと言って、
航空会社はすぐに平時同様に便数を増やすことは決してしないし、できない。
続けて、隔離先のキャパの問題。
そもそもが、入国後の隔離先を確保できなければ、
渡航させられない。
ゼロとは言わないまでも、殺到するでしょうから、
とてもじゃないが、あっという間にキャパオーバーする。
そして、受入側の様々な現実。
受入先が人手は欲しいが、コロナ感染者(疑わしき人も含む)は要らない。
どんだけの陰性テストを通り抜けてきたとしても、
魔女狩り裁判、火あぶりの刑かのごとく、
今どき、県外越境どころか、
新たに国をまたいでやってくる外国人労働者を、
ばい菌扱いの偏見で見る周囲の冷たい目が厳しい。
何なら、社内の同僚にまで近づきたくない姿勢で接するコト自体を敬遠されるかもしれない。
また、
そもそも受入希望でオファーを出していたものの、
一年、二年と経つうちに、当然のごとく、不要と言い出すだけの変化がある。
なによりも、日本国内でワクチン接種が進み、
極論、コロナ潜伏者がやってきても、
集団免疫などでブロックできるだけの免疫体制が整備された地域でしか、
受入自体、国がさせてくれなくなっていくのかもしれない。
ワクチンパスポートとして、接種も必須。
どのワクチン接種を十分とみなすのか。
加えて、その費用負担は誰が持つのか。
そもそも、その国で候補者がワクチン接種できる順番が回ってくるのは、
いったいいつの頃なのか。
例え法が差別批判を恐れてワクチン未接種者でも来れるトラックを整備したとして、
はたして受入側がそれを良しとするのかどうか。
色んなストレスや入国前コストが膨らむ中、
はたして受入先は、引き続き従前の受入を進めてくれるのか。
必要なストレスを許容し、コスト負担を問題なくしてくれるのか。
あぁ、自分で書いてて、少々ウンザリ。
監理団体や登録支援機関など、
新規来日受入案件を抱えている先では、頭の痛いことばかり。
もはや、別口のお財布を考えて構築していくほうが良いのでは?
去年からお伝えしているように、特に急転直下で振り回されるイチ監理団体職員などは。
追伸、
そう思うと、研修センターや送り出し機関は、マヂでキツイよなぁ。。。
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