たまにはと…
ある方からのご相談を、
解体新書企画のチャットワークの中で、
取り上げてみました。
技能実習生の外出が止まらない…
日本人は守ってるのに、
外国人だけ守ってない。
こんなんなら、帰国して欲しい。
たぶん同僚の方か、
生活指導員の方でしょうか。
別に、この方を個人集中して批判しているワケじゃありません。
ソレを念頭に…
経験則や周りの現場特化の方々から想像されるに、
技能実習生達に、キチンと伝わってないのではないかということ。
イヤイヤ、通訳が指導してるから…
その通訳さん、なんて説明してるんでしょう?
どのように話をしてるのでしょう?
アナタと一緒に、相手の顔を見て、
表情の変化を見て、
腑に落ちてるか、
納得できているかどうか、
意味を正しく理解できているかどうか、
アナタ自身が確認できているのかどうか。
任せっきりで丸投げじゃないですか?
ちなみに、
簡単に伝えるだけで、
ルールを守れる実習生と、
ルールを守れない実習生がいますが、
ソレは個人差だけでなく、
そもそもが相手との信頼関係を構築できているのかどうかの違いでもあります。
指導の仕方も違う。
例えば、
配属直後、いよいよ労働開始のタイミングで、
例えば、
生活指導員だったならば、
『体が資本、アナタは子供じゃないのだから、自分の健康管理は自分でコントロールしましょう。
その上で、人間誰しも風邪をひいたり、具合が悪くなることはある。
そんな時には、同じ仲間を頼って、互いに助け合おう。
会社や私への連絡も代わりにしてあげて。
で、どうにもヤバいとなったら、生活指導員でもある私へ相談しなさい。
万が一、会社が助けてくれなかったら、
監理団体の○○さんに連絡しなさい。
どうやっても、必ず助けるから…』
みたいなコトが伝わって残っていれば…
体調不良の際にも、結局、フォローしてあげて、助けながら、
再三、思い出させるように指導してしたかどうか。
全部が監理団体に丸投げな先に、
こういった解決ができるハズがない。
人として、仲間として相手してきていなければ、
単なる労働力、モノとして接してきたならば、
そういうことは自分の仕事じゃないとの姿勢で今まできていたら、
ソレは解決できるハズもない。
そういう人に、誰がしたのか?
一つは自分。
もう一つは…所属している組織のトップ。
トップの方へ。
現場のイチ担当者は、
ほぼほぼ目の前のコトしか見えていません。
実習生をよく近視眼と言いますが、
日本人も同様に近視眼です。
俯瞰の視点を必要十分で持てるのは、
経営者でしかないのです。
だって、トップなんでしょ。
一番上からだから、下は四方八方、見渡せますよね、組織なんですから。
でも、現場の現実が多岐に渡って様々あるのが、この業界です。
そして、
現場に居続けることはできないのだから、
数多の現実は、現場の人と話をしないと見えてきません。
その現場の人もまた、その人なりのフィルターバイアスがかかっているものです。
コレらを踏まえて、
ドコにポイントがあって、
どう改善すれば、
解決へと導けるか。
コレらは、全体像を把握している俯瞰的な視点がもてる人でしか、
成し得ないコトですよね。
(ちなみに、俯瞰的視点って、訓練しないと養えないスキルみたいですよ)
その上で、
知恵を絞る。
工夫をこらす。
伝える内容を整理する。
伝えるタイミングを図る。
伝える場所、
一人で伝えるか、通訳など誰かと共に伝えるか、
一人ずつ伝えるか、実習生全員に伝えるか、はたまた日本人も全員いるトコで伝えるか。
こうしたら、こうなっていくなど、流れの順番まで想定して、
一人じゃなく周りも巻き込んで解決にあたると、
必然的に、外出は控えるようになりますよね。
あっと肝心なことを忘れてた。
就業規則に応じて、服務規程、指導、訓告、減給、出勤停止など、
きちんと合理的に説明と段階ごとのセレモニーが大事ですね。
しかし、
自身で問題解決できないトップって、
いったいいつまで他責思考なんですかね。
泣きを見るのは自分という問題だと、
気づいてもいないのでしょうね。
「情報弱者」かつ「人の気持ちもわからない」経営者の下で働く人たちは、
優秀であればあるほど、
ヨソへ移って行きます。
顧客満足ならぬ、
従業員満足。
実現できない会社は、
実習生に潰されるんじゃなくて、
自己責任の下で、淘汰されていくのが、
コロナ効果なんですかね。
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