昨日の急転直下のレジトラ全面停止。
昨夜のU40LIVEでは急遽、このお話もしましたが、
まだ9時では、いつまで入国OKの猶予期間が一次情報で明示されていなくて、
まずは、何日何時までの入国がOKかを、
きちんと確認してから、事に当たるべきだとお伝えしてました。
特に監理団体は司令塔的存在なので、
受入先も、送り出し機関も、その先の来日予定の実習生へも、
振り回してはいけません。
ただでさえ、メンタルやられまくっているのに、
不要な乱高下は絶対避けるべきです。
ただ、不安定、不確実であることも確かなので、
特に受入先へは早々に一報入れておくべきでしょうね。
ただし、まだどうなるかもわからないことも含めて。
現場を抱えている方は、
正に一喜一憂しながらも、
一つ一つ、事に当たっていかねばならないので、
エアチケットの再調整、
陰性証明発行の再調整、
14日間隔離の再調整、
研修センターとの再調整、
などなど、もろもろの二度手間三度手間が一斉に発生します。
コレ、現場担当のアナタがやらねば誰がやる世界なので、
否応なしに、こなしきらねばなりません。
そう思うと、残念ながら、
ベトナム、中国、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオスと比べて、
インドネシア、フィリピン、ネパール、モンゴルなどは、
既に止まっている分、
諦めは早くもついているので、少しは気は楽なのかな。苦笑
さて、そんな騒動も、数日で収まるべくして、
収まることでしょう。
問題は、その後です。
要は、去年の3月下旬以降に逆戻りした状況。
いや、国によっては、タイミングによっては、
帰国が可能になってる先もあるので、
余計に始末が悪い。
しばらくは、目減りしていく一方だということ。
たぶん、誰もが2月7日で解除されるとは思ってはいない。
一方的な、淡い期待は持ちたいものの。
2月いっぱいまではかかるんじゃないかというのが、
私の周りでも大半の読み。
春先になれば、タイムラグがあっても、
コレからブレーキも効き始めるので、
2月後半にもなれば、さすがに落ち着いてくることでしょう。
ただし、また新たな悪性変異種が、
今回と同じように、
世間様を世界規模で振り回されない場合においては。
同様に、2月は特にベトナムはテト、中国は旧正月があります。
平常時でさえ、動かないのに、
門戸が開いても動くワケがない。
ならば、この状況下であれば、
受け入れ停止していたほうが、
人気商売の政治家も、ストレスのはけ口を外国人労働者へ向けがちな一般大衆も、
まだ溜飲が下がるのではと思うから。
あと、オリンピックが控えていることもあって、
春先くらいから、入国してくる選手団や、前乗りスタッフがたくさんいそうなこともあるし、
復活も、春には、3月くらいまでには、
また動き出さざるを得なくなることもあるかなと。
でも、わかりませんよ、まだまだ。
加えて、この緊急事態宣言がきっかけで、
いよいよ、受入先も倒産や廃業に追い込まれ、
解雇がより一層進みます。
また、雇用調整助成金も、2月で終わるのかどうか。
国庫は無限かのように、お金をバンバン出しますが、
言葉通り無限ではないし、
働かずして給料をもらえていた外国人の若者たちは、
また元通りに働き始めてくれるかどうかも、
ままならない。
また、継続されるとしても、
100%の休業補償は続かない。
入国が止まったら止まったで、
今度は、国内での帰国困難なベトナム人たちが、
メンタルやられて、正常な判断もできなくなり、
今まで届いていた声も届かなくなり、
アチコチの悪質同胞ブローカーにコロコロと騙されていきます。
倒産は増えるし、
言うことを聞けなくなる実習生も増えそうだし、
そもそも監理団体は、この一連の活動原資の捻出先は、
今まで通り、一定に決められている監理費の中で、
やりくりしなくてはならない。
送り出し機関も、その先によっては、
いよいよ倒れる先も、またジワリと増えるかもしれない。
この業界の、全ての柱がユルユルと、その脆弱さを露呈し始めたなら、
現場で懸命に戦っている一職員まで、
路頭に迷うことにすらなりかねない。
もしかすると、
色んな意味で、メンタルやられて、
悪質ブローカーへと転落していってしまう人もいるかもしれない。
留学生も、また相当なダメージのハズ。
国内残留組も、相当やられてる。
少なくとも、法を守っていたら、
食うに困る人たちは、
ナニジン問わず増え続け、
治安も、悪くなっていくことでしょう。
世間様の財布のひもは、
一段ときつく締まるようになりそうです。
年末の一騒動。
年明け、先週の一騒動。
そして今週の一騒動。
やっと落ち着いてきたかと思いきや、
またこんな感じ。
しかも、二度目だけあって、タチが悪いというか、
メンタルが相当やられている方が多い。
2020年のボディブローが効いているから。
初めてじゃないから。
今回は、だから、どうしていくべきだとは言いません。
それぞれにおかれている諸事情が違うし、
今言っても、私が届けたい現場の方々は、
まずは目先のことをと、シッチャカメッチャカでしょうから。
ずっと言い続けていますが、
自分の身は自分で守りましょう。
国も、法も、アナタを個別具体的に守ってはくれませんからね。
———–
今、こんなことに取り組んでます。
良かったら、20代、30代の方、
ぜひ、ご参加ください。
———–