そうか、もう一年経つんですね。
あるシステム会社の社長さんが、
昨日ご案内した解体新書企画にご参加くださったことがご縁で、
色々と個別にお話をしてきました。
ぶっちゃけ、業界では名前を聞いたことのあるシステム提供をされている会社さんです。
少なくとも、距離を縮めた目的が何だったかと言えば、
お互いに目指すべくして掲げている方向性が、
似通っていたから。
ぶっちゃけ、そのコミット具合を確認してみたかったから。
そのうえで、
現場を知っている私たちとすれば、
現場の一職員こそ、
技能実習生や特定技能者の一人一人と向き合い、
お世話に励んでいるお一人お一人のことを考えれば、
現実的なリソース(時間、コスト、労力、心)を余らせていかねば、
この先、笑顔で感謝が自然と溢れなくなっていくから。
もっと現場寄りの痒い所に手が届く仕組みを、
一緒に作れないものかと、
組める相手にお互いなれそうなのかどうかを、
答え合わせをしてみたくて、
色んな投げかけをして、
歩幅を合わせ、
(営利事業者と、非営利の技能実習テイストとの歩幅はスリ合わせが難しい)
協議を続けてきた経緯があります。
そんなこんなで、
いよいよ具体的に動き出そうと、
カタチになりつつあるミーティングを、
先日することができました。
ぶっちゃけ、私一人じゃ面白くもなんともないし、
魅力もないだろうと、
様々な方々をも巻き込んでしまっていて、
けっこう色々気にかけてはいますが、
なんかこう、楽しいことができそうです。笑
こんな時代だからこそ、
一人だけど一人じゃない。。。
一個人じゃできないことも、
一組織でもできないことを、
win4allと掲げていつつ、
別にこの業界の4者だけにこだわる必要もなく、
誰と組むかは、個人のみならず、
その個人が率いる一法人すら巻き込んで、
win for all を築けるかどうかの挑戦でもあります。
そう。
一システム会社だけでは、これだけ煩雑でケースバイケースの業界では、
十分な現場リサーチは、程遠い現実もあります。
いや、リサーチの重要性は事業に取り組んでいれば、
誰もが承知しているセオリーですので、
提携先とモニター的な契約をされていらっしゃるんですが、
だからといって、十二分に機能していると言えるワケじゃない。
だって、ソコにはシステム会社の一方的な需要と、
利害で協力する組織の理屈があるだけで、
現場で実際に使う方々と方向性(想い)の共有ができているワケじゃないから。
逆に、
これでもかとの多面的、多角度的な現場経験を有する、
現在活躍中のプロ7名の知見と経験と、
取り組む方向性へのコミット具合を掛け合わせると、
一定以上はケアできる幅が、とんでもなく広がっていくワケです。
だって、7名が常に関わっている監理団体や登録支援機関などは、
関わり方の濃淡こそあれ、100団体を優に超える現場の現実を知る機会が豊富にあるのですから。
濃い~距離感で関わっている団体も数十を超えますしね。
また、一年後には、付き合う団体も入れ代わっている場合が多いし。
なにより、コンサルする側の方ばかりだから、
斜め上からの一目も二目もおかれた意見が通る通る。苦笑
その分、別にどんなシステムにも一長一短はあるので、
無理に固執した付き合いはしないし、できない。
この辺りは、互いの立場を尊重した距離感のバランス感覚ですね。
システムもまた、エンドレスです。
だって、適用反映せねばならない書面の数々は、
常に移り変わる法(書式フォーマットの変更)にもアップデートし続けねばならないし、
使い勝手もフツーは、
イチイチ、
メンドクサクテ、
システム側には本音は届かない。
細かくは届かない。
別に卑下しているワケでは決してなくて、
イチ、システム会社に、十二分にケアしきれるリサーチ力は、
フツー、あり得ないんですね。
どんだけの大手資本力のある会社が繰り出すサービスであったとしても、
決してカユイところまで手が届かないし、
ニーズやウォンツすら拾いきれない。
なによりも、
自社の営利とコスパをひたすらに追求するIT会社などには、
絶対に、作れない。
この業界の奥深さと煩雑さの現実を知らない、
現場で動いている方々の気持ちを知る由もない、
上っ面のリサーチしかできない方々には、無理なレベルを、
ぜひとも実現していただきたい。
そんな思いで、まだまだ道の途中ではありますが、
ブラッシュアップのお手伝いをさせていただいています。
同時に、我々が有する知見や経験値も、
そのシステム会社のサービスを利用されている方々に対して、
求められるモノであれば、
また、その行為が、笑顔で感謝が自然と溢れる世界へと道が繋がっていくならば、
ぜひともトライさせていただきたい流れにもなってきています。
自分の世界を広げさせていけるのも、
自分次第。
お金と労力と有能な人財?が豊富にある、
大手じゃなきゃできない…?
どうせ…
なんて、つまんない。
組むべき相手が、誰なのか。
共に同じ明日を目指して取り組める手法はあるか。
互いに笑顔でありがとうと言い合える関係性を、
上手にデザインできるか。
タイミングは合わせられるのか。
色んなハードルと向き合って、
踏まえて乗り越えていける自分ないし相手であれば、
やれないことはないハズです。
やってみちゃいけない理由もない。
互いに失敗するリスクすら加味したうえで、
面白おかしく、トライしてみたっていいじゃない。
そこにお互い、真剣勝負ができるならば。
そんなこんなで、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
先はどう転がっていくか、まだまだ分かりません。
でも、なにかこう、伝わるものがあればなぁと。
追伸、
こんな時代だからこそ、ITは上手に活用すべきであり、
して当然です。
できることは、ドンドン広がっていきます。
今から初めてスマホを手にする人は、
この何年もスマホを使いこなしてきた人には、
とうていスピードもできる範囲も、かなうはずがありません。
昔は、
車なんて…馬車で十分。
機械なんて…労働者で十分。
メールなんて…手紙で十分。
PCなんて…ワープロで十分。
携帯なんて…固定電話で十分。
スマホなんて…ガラケーで十分。
…テクノロジーについていけない人は、
後塵を拝すものです。
まして変化のスピードが比較にならない今、
あっという間に浦島太郎になるのは、
逃げている方々の可能性は、明らかに高い。
多少のコストをかけながらであったとしても、
何がどこまでできるのか、
経営者側で言えば、
求心力ツールの一つとしても、
上手に使って取り込んでいくべきポイントの一つであることは
間違いないと思われます。
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