言葉がなかったから、『哲学』なんて言葉を使ったまで。
以下ではイズムなんて言葉も使ってみましたが、
別に言い方は何でも構わない。
つまりは、
自分だけの主義、主張、考え方、流儀、傾向、
向かいたい、向かうべきだと心から信じられる方向性を、
自分の中に、ちゃんと整理して確固たる信念として持つべきだということです。
ちなみに、もちろん経営者だけに言ってるんじゃなくて、
現場で関わる一担当者レベルで言ってます。
自分は、ナゼ、
誰の為に、
どうやって、
何に対して責任を負うからこそ、
収入を得ているのか。
この業界にいるのか。
ココからスタートすべきだし、
ココを全ての最深部の判断基準にして、
自身にコミットして、
目の前の業務に取り組むべきです。
別に普段から体現しているのならば、
別にイチイチ思い起こすことでもありません。
ただし、明確に自身の言葉で言語化しておくと、
ふとした迷う局面に置かれた場合、
明確に立ち返れるようになります。
あれ、これ、右左どっちで判断すべきかなぁ。
そんな局面はごまんと起きます。
そんな際には、最終的には、
自身がかたくなに信じてやまない根底に従って取り組むことで、
もやもやした気持ちもなくなり、
迷いが晴れていくことかと思われます。
といいつつ、簡単なことではありません。
私の例で言えば、笑顔で感謝も自分のことだけではなく、
win4allも根底の部類に入る一つなので、
自分だけが良ければそれでよいという短絡的な解決策は、
採用すべきではないという判断にもなります。
モノサシは一つのほうが考えなくて済むから楽なんですが、
それは宗教と同じ。
無意識に楽したいから、誰かの何かに頼る、すがる。
それで幸せになれないとぼやいていても、
なんくるないさーとはならず、意味のないことです。
いつも言ってますが、自分のことは自分で考えねば、
誰かに考えてもらうことではないってことです。
コレは会社など所属する団体や組織の根底にも当然言えることであって、
言ってみれば、
個人が、所属しようとしている組織が掲げている様々なイズムを理解して、
合致できると思ったなら、
参画して共に同じ方向へと歩んで行けば良い。
*イズム…主義、主張、流儀、傾向。
ただし、有象無象がすべからく、
国際貢献、人財育成、両国の懸け橋と、
美辞麗句を並べ奉っているので、
掲げている様々なイズムが、
アレ?実際には感覚的に違うと思えば、
さっさと身を引いて辞めればいい。
そうやって、
自分が所属していられる組織が周りになければ、
自分で周りの支援者たちと共に作ってしまえば良い。
価値観、ルール、現実、全てが目まぐるしく変わり続ける今だからこそ、
自分の中に、こうありたい…
こういう人間に、大人になりたい…
こういう人間には、大人にはなりたくない…
というコア(核)を作りましょう。
そうして、
どれだけ世事が変わろうとも、
ブレない芯を1本、自分の真ん中に据えましょう。
例えば、私はこう考えました。
人はどんな世の中になっても、
一人じゃ生きてはいけない。
でも、人は悲しいくらい絶望的に独りでもあります。
独りだけど、一人じゃない。
であれば、
せめて同じ方向を向ける仲間を募って、
周りにいてくれる仲間たちから、
どうしたら笑顔でありがとうって言ってもらえるかを、
考え続けて与え続けて行くことこそ、
周りに求められてやまないことではないかと。
…アナタの掲げる哲学、イズム、コアは、
なんですか?
なんなのでしょうか。
それは自分の中だけではなく、
外部へも堂々と言えるものですか。
心のどこかにチクチクとトゲが刺さり続けるようなことを
し続けていませんか?
そう、のどに魚の小骨が引っ掛かっているような。
自分の見えないところでならば、
自分が直接的にかかわっていなければ、
自分には関係ない…
キレイごとだけじゃ物事進まない。
だからといって、誰かを陥れるようなことをしてもいいのか。
その直接じゃなければ、片棒を担ぐこともいとわないのか。
いや、入り口から出口までかかわる責任を負っていなければ、
その局面だけで構わなければ、
後は野となれ山となれと言っていていいのか。
例え関われないとしても、
その前後でバトンリレーする方は、何のために動いているのか。
こういう繋がりが前後でちゃんとしていればいるほど、
水はスムーズに流れていきますし、
どこかで何かが起きたとしても、冷静に対処していけます。
そのためにも、自身の哲学は必須です。
ちなみに、一人足りと手同じ人間がいないように、
まったく同じ哲学を掲げている人も一人もいません。
似通る方はいるとは思いますが、同じ言葉を掲げても、
まったく同とは限りません。
自分だけの哲学を、このお休みの間にでも、
ぜひとも一度、お考えいただいてもよろしいのではと思います。
————————————————————–
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。
対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者
————————————————————–