親が亡くなった…
ガンが発覚した…
刃物沙汰のケンカが…
外国人労働者を受入してると、本当に様々なことが勃発します。
その際、監理団体や登録支援機関は、都度、勝手に判断はできない部分が出てくるので、
都度、受入先と協議の必要が生まれます。
そう、要は、受入先の判断を仰ぐ際の、経営者の人となりが、考え方が、労働者に対する姿勢が問われる瞬間です。
親が亡くなったから一時帰国したい…
送り出し国では日本と違って一週間以上、共に過ごし喪に服す。
いやいや、日本では忌引きで休んでも2,3日だから、休んでもらっては困る。
そうか、誰もが冠婚葬祭…特にお葬式などはいきなりだし、致し方ないから認めるよ。
この判断の後、外国人労働者がその労働力をどのように発揮するかは、
誰もが想像に難くありませんね。
ガンが発覚した…
このまま働かせても良いものか、治療にはどこまで面倒見るべきか…。
そんなこととは言わないまでも、とてもじゃないけど診察や通院、見舞いに割ける労力はないから、業者側で対応してくれ…。
そりゃ大変だ、できることはするけど、手が回らないこともあるだろうから、色々とフォローを頼むよ、必要なことがあったら教えてくれ…。
周りで働く日本人でも、同期や先輩後輩の外国人労働者たちは、どのように感じ取るのでしょうね。
刃物沙汰のケンカが…
どう判断し結論を出すべきなのか…。
そんなの構ってられないから(面倒だから)、業者側で上手いこと処理してくれ…できれば労働力は確保したいから上手にそのまま続くようにしてくれ…。
全く困った奴らだ、会社側でも事情をきちんと把握しておかないと後々で周りの労働者にも飛び火すると困るし、ちゃんと答えを出すべきだから、フォローしてくれないか…。
当事者の一人として自ら関わる姿勢で解決に臨む姿勢や考え方なのか、
面倒事は金払ってるから丸投げなのか、
こういう部分でも、よくわかります。
業者側もまた、そんな身勝手な?経営者たちを、どのように気付かせ、
どのように導くかは、腕の見せ所です。
以前、社外取締役的なポジション、役回りですねって書きましたが、
正に…な局面です。
別に外国人労働者の受入のケースに限らずとも、
有事の際の対応で、人となりはあぶり出されます。
そして、その時のカウンターパートの力量もまた。
業者側の一職員は、この力量を求められる局面が多くあります。
ルールや知見も大事ですが、
何よりも、自身の人間力こそ、磨いていきましょう。
その成長、進化を加速させるためには、恵まれているといって良いほどの環境にいるのですから。
(言い方次第ですよね、まったく。苦笑)
追伸、
在留資格が下りないから働けない…
監理費、支援費の割に何もしてくれない…
困ったときに助けてくれない…
そういわれてしまうのは、純粋に現場職員の力量の問題です。
つまりは、現場職員の本性もまた、常にあぶり出されているってことも自覚しておくと良いですね。
あんましそんなことばかり考えてるとハゲてくるから、時折程度で。苦笑
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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