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技能実習や特定技能業界で、ナゼ大手が勇んで参入してこないのか…

ニーズもウォンツもアンサーさえも、
目の前にあるんだけど、
見えない気づけない、そして解決できない…

 
誰もがラクして儲けたい。

ラクして儲けるため?には、仕組み化部分を自動化して、
最大限レバレッジが効く展開をすれば良い。
極論、誰でも対応でき、同じルーティンの繰り返しの仕組みを作り上げられたなら、
後は単価とボリュームの問題。

結果、インフラだのプラットフォームだのへと、
自動的にお金を吸い上げられる仕組みの成立へと、
特にIT系は流れやすい。

資金力をはじめ体力のある大手もまた、
その宿命からか、
大きく仕掛けて、
大きく儲けようとする。

故にマクロの視点ばかりで、
ミクロは置き去りにされ、
一人ひとりには、見向きもされない。

 
何のため、
誰のための取り組みなのか。

自分のところが儲からないなら、
そもそもがやる意味ないなら、
やらなければ良い。
だから大手は、特に現場レベルには、参入してこない。
(もしくは、アンテナショップ的に少し手を出してる程度か…)

今までも何度かプチコンサル時に指摘してると、
その先に繋がる知恵まで絞りだせない先が多いのが現実。
(別にドリームキラーじゃないんですけどね)

 
答えは、
現場特化のスモールビジネスしか成り立たない業界なんだってこと。
(コンプラ的にね)

長期に見込める需要から、先行き明るく見えるものの、
時代と社会の変動幅があまりに激しく早く、
割に合わないと判断されることも多い。

当該業界においてケアすべき各種法律も、
配慮すべき送り出し国の法も、
キャッチとアップデートがこうも多いと、
仕組化しても、移り変わりが激しすぎて、
コスパが合わない。
あげく、日本の企業側と外国側の現実もまたドンドン変わっていく。

ある程度、臨機応変に立ち回るには、
それも、法令違反せずに健全に切り回すには、
一定レベル以上の職人スタッフが多数いて、
機能的に対処できないと、リスクの方がでかい。

数千人規模の組合が、
どれだけ神経すり減らして、日々、月々、
対応に励んでいることか。
(マトモな先はネ)

あげく、何をどう表現しても、
世間様は残念ながら奴隷制度としか見てこない面もあって、
一般大衆からの批判を受けやすいこの業界に、
大手が勇んで参入してくるには、リスクが大きすぎる。

 
懸命に周辺関連ビジネスとしてトライしてくる先もあるけど、
全てはたいてい既存ビジネスのついで程度の規模で終わる。
(長期的にサービス力を維持発展させつつ、認知と許容が進めば、その限りではない)

インフラだのプラットフォームだのと、
これらを成立させられるのは、結構大変。
特に他の業界と相対的に見て、リソースを食いすぎる。

一部、目の付け所の良い大手は、
特定技能の各分野ごとの行政直下の下請けに回ってる。
もしくは、転職流通の根元を牛耳ってる。

つまり、大手が参入する隙間は、多くはない。

もっと思慮の浅い情報弱者の中小零細は、
悪質ブローカーに成り下がるか、
参入失敗でリソースを無駄に費やし、
力尽きて退場していく。

 
資本主義におけるビジネスは、独占が基本であり常套手段。

誰もが無視できないほどの圧倒的な量を取るか、
個別に質の面から一つ一つ抑えていくか。

この業界居おいて、量の部分は行政の専任事項。
結果、一つ一つの現場を取りに行くスモールビジネスへと流れていく。

でも、
マクロの数字しか見ていない人たちには、
ミクロは救えない。

だから、昔から品行方正にマジメに、
誰かのために、フツーに取り組み続けてきたところが、
既得権益化していく。

長年、現場に取り組み続けている人たちが、
いったいどれほどのご苦労を積み上げ、
辛酸をなめながら、ジタバタし続けてこられたことか。

そんな方々の経験値と応用力に勝る希少なパワーは、
並大抵の新規参入では勝てるハズもないのが現実なんだと思います。

追伸、
あぁ、大手が月給50万~…なんて募集も出せば、
プロが転職していき、
そのプロを頼っている受入先もまたついてくる可能性もありますが、
筋違いにもなるので、コレも難しいところでしょうね。

それだけ、受入先と外国人の若者たちの笑顔を量産してくのは、
そう簡単な事ではないんです。

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