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技能実習生も特定技能者も、来月11月に入国再開(配属)とはならない、残念な理由の数々…

この業界の方々は、寝ても覚めても、
早く入国再開にならないものかと、
一日千秋の思いで、月日が過ぎるのを待っていますが…

残念ながら、ソコで死活問題に直面しているのは、
この業界の人たちだけです、冷静に見れば。涙

それは世論を大きく動かすほどにまでは、まだまだ至っていない。
いや、いつまでたっても、世論が許容できるようになるまでは、
なかなかに、動かすまではいかないんじゃないかと。

*中小零細経営者が何十人、いや何百人と首をくくって自殺し、
(今は自殺などせずとも生きてはいける平和な社会です)
路頭に迷うことになった失業者が残酷な犯罪をたくさん巻き起こし、
社会問題とまでなっても、緩和するかどうか…
(別の原因だと思われるでしょうから)

*選挙を控えて、票取りに動く政治家の先生方は、
当選のためにこそ安易な口約束は取り付けているやもしれませんが、
実際問題。後になって状況が変わったとか、頑張ってるとか言って、
動かせないのでしょうね。

 
特に、まずは、日本国内の移動の心的ストレスを解消してからでない限り、
海外からの人の往来なぞ、二の次であるから。

こんな記事も拝見しました。
【速報】岸田総理 「GoTo」年内再開に慎重姿勢 

物事には順番ってのがあるもので。

あんましメンタルやられることを伝えたくはありませんが、
お分かりの方々は、冷静に直視して、承知しています。
(10月も半ばだし、そんな免疫も考慮に入れて直視しておくべきかと…)

国内Gotoもまだ止まったままで、
ワクチンパスポートによる移動や接触緩和もアウトラインが確定していない中で、
入国再開しようものなら、
またぞろ外国人をバイキン扱いして騒ぎ立てる日本人がたくさん出ますから。

そして、ソフトテイクオフのためにも、
少し緩和して様子を見て、
また少し緩和して様子を見て…
が繰り返されるとしたならば、
いったいいつになったら入国再開の議論まで着手できるものなのか。

 
ちなみに、入国時の隔離誓約違反者は…

・10月8日公表分 日本人1名、30代。
・10月7日公表分 日本人3名、40代と20代。
・10月6日公表分 日本人1名、40代。
・10月4日公表分 日本人2名、40代、アメリカ?1名、30代。
・10月1日公表分 日本人1名、50代。
・9月28日公表分 日本人3名、20代と30代。
・9月27日公表分 日本人1名、20代。
・9月24日公表分 日本人3名、20代、30代、60代と、ナイジェリア?1名、50代。
・9月22日公表分 日本人1名、60代…
・9月16日公表分 日本人1名、40代と、ウズベキスタン?1名、30代。
・9月15日公表分 日本人3名、全員40代。
・9月14日公表分 日本人1名、40代。
・9月13日公表分 日本人1名、30代。
・9月7日公表分 日本人1名…60代ですよ、まったく。
・9月9日公表分 日本人1名…20代。
・・・

ほぼほぼ、違反者は日本人なこと、わかってもいない人たちがほとんどですから、
事実上、国内で野放しにされてる日本人よりは、ある意味よほど大丈夫なんですけどね。
人の心理、心情ってヤツですね。
(大衆は常に間違っている・・・)

 
また、入国再開のアナウンスが出たとしても、
現実を直視すれば、まだまだ様々なハードルが残っています。

ある会合にて入管担当者から、
令和2年および令和3年(1月から9月)における在留資格認定証明書交付件数及び未入国者数として、
全在留資格に対する認定交付件数が578,575件に対し、
未入国者数が371,487人
(内、在留資格“技能実習”の在留資格認定証明書交付件数194,915件に対し、未入国者数111,228人)
との数字が公表されました。

技能実習生だけで、11万人が未入国… 

現在、確か、一日3,500人が入国上限。
後々、ワクチンパスポートとしての入国緩和があったとしても、
どれだけの防疫ハードルを設けるかにより、
入国上限が一定数で留まってのリスタートは避けられないコトでしょう。

加えて、11万人が各国の日本大使館で、
VISA発給に押し寄せる。
昨年の大使館ごとのアナウンスを見ても、
一日に処理できるVISAなんて、たかが知れてる数となります。

たとえ入国上限制限が撤廃されたとしても、『飛行機には搭乗可能人数に上限がある』。
隔離が撤廃されねば、『隔離先のホテルなど宿泊施設の確保』。
個室対応が緩和されねば、『個室対応ができるキャパ』
研修センターだって、『収容対応人数』には各センターごとに上限があります。

はてさて、アナタの先では、いつになったら新たな外国人労働者がやってくることでしょうか。
たまに、入国再開=やっと配属か…と期待から勘違いしてしまう受入先も少なくありません。

いつもとはまた違った意味で、
現実という『絶望』を直視して、対応策を考え、手を打ってきた先でない限り、
踏まえて乗り越えてはいけないのかもしれません。

せめて、致し方ないからと、
自分の都合の良い解釈しかしない、
詐欺まがいな行為しかできない『悪質ブローカー』へと転落しませんように。

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