残り、とっとと片付けよう。
（昨日の続き）
何度も繰り返しますが、
人の振り見て我が振り直せ…もちろん私自身のために。
実習実施者に対する技能実習計画の認定の取消し
（６）株式会社シマヅシステム（代表取締役 島津 研三）
（７）株式会社シマヅテック（代表取締役 島津 研三）
（ココも、同じなので被せてます）
認定計画の取り消しは（９＆32件）
平成 30 年９月 18 日～令和２年４月６日認定分。
平成30年１月18日～令和２年６月26日認定分。
処分理由：技能実習生の旅券を保管していた
処分根拠：技能実習法法第 16 条第１項第７号（同法第48 条第１項）
第 16 条第１項
七 出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたとき。
第48 条第１項
技能実習を行わせる者若しくは実習監理者又はこれらの役員若しくは職員（次項において「技能実習関係者」という。）は、技能実習生の旅券（入管法第二条第五号に規定する旅券をいう。第百十一条第五号において同じ。）又は在留カード（入管法第十九条の三に規定する在留カードをいう。同号において同じ。）を保管してはならない。
『技能実習生を高さ約3.7ｍの足場上で作業を行わせるに際し、墜落防止措置を講じていなかったもの』
未だにこんなとこあるんですね。
経営者？現場責任者？担当者？の器が知れます。
というか、こんなのが責任者やってるなんて、どんな会社なんでしょうね。
ちなみに、シマヅテックはHPがありますが、シマヅシステムは人数稼ぎに分社化した先ですかね？
住所調べても、シマヅシステム工場内の番地ですしね。
板金、塗装、組立の会社。
（８）第一旭株式会社（代表取締役 宋 文華）
認定計画の取り消しは（９件）
平成30年10月23日～平成31年１月９日認定分。
処分理由：
虚偽の帳簿書類を提示した
虚偽の答弁をした
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第５号
第 16 条第１項
五 第十四条第一項の規定により機構が行う報告若しくは帳簿書類の提出若しくは提示の求めに虚偽の報告若しくは虚偽の帳簿書類の提出若しくは提示をし、又は同項の規定により機構の職員が行う質問に対して虚偽の答弁をしたとき。
虚偽…すでに会社も2020/01/06で閉鎖されてる。
なんだかな~、虚しいな~。
何の会社かすらわからない。
こういう時に外国籍っぽい代表者氏名だと、たいていは色んな想定をしてしまう。
（11）西日本土木株式会社（代表取締役 隈田 英樹）
認定計画の取り消しは（４件）
令和元年９月 11 日認定分。
処分理由：労働安全衛生法違反により罰金の刑
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第３号（同法第 10 条第９号）
第 16 条第１項
三 実習実施者が第十条各号のいずれかに該当することとなったとき。
↓
第１０条第９号
九 第八条第一項の認定の申請の日前五年以内に出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をした者
「高さ3.2ｍの砕石設備上で、作業床を設ける等墜落防止措置を講じることなく、労働者に作業を行わせたもの」
ソコソコ大きな会社。
建設系はこういう事故が多い分、歴史のある大きな会社であれば、
安衛法は徹底していただきたいものですね。
経営者の姿勢とアンテナの感度次第です。
（12）林精鋼株式会社（代表取締役 林 幹也）
認定計画の取り消しは（25件）
平成 30 年３月 30 日～平成 31 年３月 28 日認定分。
処分理由：労働安全衛生法違反により罰金の刑
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第３号（同法第 10 条第９号）
第 16 条第１項
三 実習実施者が第十条各号のいずれかに該当することとなったとき。
↓
第１０条第９号
九 第八条第一項の認定の申請の日前五年以内に出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をした者
「フォークリフトを用いて作業を行う際に，フォークリフトに接触する危険がある個所に労働者を立ち入らせたもの」
こちらも大きな会社。
前出（11）と全く同じ。
経営者次第。
（13）マルウ接着株式会社（代表取締役 横尾 誠二）
認定計画の取り消しは（65件）
平成30年２月27日～令和元年６月11日認定分。
処分理由：労働安全衛生法違反により罰金の刑
処分根拠：技能実習法第 16 条第１項第３号（同法第 10 条第９号）
第 16 条第１項
三 実習実施者が第十条各号のいずれかに該当することとなったとき。
↓
第１０条第９号
九 第八条第一項の認定の申請の日前五年以内に出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をした者
「休業４日以上の労働災害が発生したのに、遅滞なく労働者死傷病報告を提出しなかったもの」
コチラもソコソコの事業規模。
しかし、労災隠しと言えるコチラ、情けないですね。
65名もの取り消し。
いつもながら、何十名もの実習生がいなくなる職場って、
回るものなのかしら。
でもまあ、違反発覚後は、引き上げしないとならないし、
その引き上げ後はどこでかくまうのかは受け入れていた先と監理団体次第。
皆さんどうしてるんですかね。
いつも思いますが、私の親しい周りでは、
こういう事故がほとんど起きてない。
（私の耳に入ってこないからだけかもしれませんが。汗）
そんで、
万が一、事故があっても 悪質でない限り、
ココまでの行政処分までたどり着かない場合も多い。
チャンとしてるとこは、まずもって届く指導や勧告に対し、
可及的速やかに、きちんと実行性のある改善策を検討し、
実行を持って、報告を上げる。
人は誰しも必ず間違いを犯す。
ケシカランと批判しているだけでは、誰一人救われない。
有事の際は、事後対応を迅速かつ的確に立ち回ることで、
クリティカルを逃れられることを知っているから。
そして、それでこそ、受入先や実習生たちを守れることを、
よくよくわかっているから。
そういった監理団体に救われている受入先は、山ほどあるように思う。
そして、誰一人として、恩着せがましくなく、これこそ職務の一環だと自負して、
粛々と努めている。
頭の下がる思いです。
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さてさて、次の企画がいよいよ一つ一つ表面化していきます。
カミングスーン。笑
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