たまには…と書いてみます。
登場人物
Aさん…監理団体の方(Jさんの受入監理に従事されている方)
Bさん…某ジャーナリスト(あるマトモな救済団体と連携されている方)
Jさん…解雇され、様々な被害を訴えている実習生
Cさん…Bさんともつながって何かと協力し合っている業界人の方
Aさん、Bさん、Cさん、全員、
私とご面識もいただいて、
お付き合いのある方々です。
ある日、Aさんからご相談がありました。
自団体で受入監理していた実習生(Jさん)が、
某有名な救済組織へいっていたと。
そこで、
救済組織の関係者の方(Bさん)から、
質問状が届き、
どう対応すべきかとのご相談でした。
Aさんにすれば、ちゃんと真っ当な監理指導、並びにケアをしていたつもりですが、
結果的に、Bさんからの質問状が届いてビックリしたと。
不慣れなAさんにすれば、Bさんのことをよくご存じない分、
色々な憶測が心配され、
私にご相談が届いた背景となります。
私、たまたま、AさんもBさんもお付き合いのある方でしたので、
Bさんとも久しぶりだったこともあり、
Bさんへ、お電話してみました。
ちなみに、Bさんは、
この業界では多少なりともお名前が売れていらっしゃる方です。
私の知る限り、AさんもBさんも、
それぞれ違うポジションから、業界の闇を憂い、
真っ当に関わっていくべくアプローチをされていらっしゃいます。
Bさんから聞くには、
Jさんの話を聞く限りでは、相手側は相当悪質だとのこと。
でも、バランス感覚が正常なBさんにすれば、
Aさん(所属の監理団体)からも、ちゃんと話を聞きたいと。
私が余計な口を出して、良かれとワンクッションおいて、
間に入った手前、Bさんにすれば、Aさん(所属の監理団体)が、
私を通じて、悪質隠蔽の疑いがあるのではと、邪推させてしまい、
ありゃりゃと、思いました。
それを受けて、Aさんには、Bさんとのことを話し、
直接、早々にBさんへAさんから、連絡を取ったほうが良いかもしれませんと、
お話ししました。
(当然、AさんとBさんは直接間接問わず、面識はありませんので。)
さらに翌日、また別件で、Cさんからご相談をいただき、
どうやらけしからん残念な監理団体がいるようだと、
話を聞く限り、相当カワイソウな実習生(Jさん)がいると、
たまたまCさんの口から出てきたお話が、
正にこのお話でした。
BさんとCさんは、ご面識も連携も取れていらっしゃることを承知していた私は、
このお話ですかと…
コレ、現在進行形の話なので、
残念ながら、具体的にはお伝え出来ませんが、
狭い業界というか、こういうこともあるものなんだと改めて…
ちなみに、多少のお話を聞いている限りでは、
Aさんの監理団体の対応が、はたして十分だったのかどうか?
賃金が少なかったり、待遇的に問題のある受入先に対して、
監理指導や、管轄先への報告含め、問題なかったのかどうか。
でも、かたや、Jさんの素行の結果、はたしてJさんに落ち度はなかったのかどうか?
私は、Jさんだけは、よくよく存じ上げないし、
そもそも当事者ではないので、事の実態とその是非はわかりません。
ただ、少なくとも私が知る限り、
Aさんは至極まっとうな方で、丁寧に対応されていらっしゃいます。
(私、別案件でも一件、ご紹介させていただいていた先ですし、
ソコとは今でも繋がっていて、十分満足のいくご対応をしてくださっています)
ですが、その監理団体は、そこそこの規模でもあって、
全ての案件に、また一人一人に十二分に目が行き届いているのかはわかりません。
この事業に関わっていると、
良くも悪くも、重箱の隅をつつかれると、
どこまでいっても極論は法令違反となる業界です。
(偏見のある方には、重箱の隅の意味合いが理解できないかもですが。)
それでも、当事者責任として、
今回のように、追及される事態になれば、
説明責任は発生します。
また、Aさんも変な広がり(風評被害)を懸念されていただけで、
別に逃げも隠れもしませんし、何かを隠蔽しようという姿勢もお考えもない方です。
Bさんにしても、無論Cさんにしても、
真摯に救済支援に動いていらして、
でもかといって、それで何かビジネスをしているワケではなく、
また、一方的な偏見で人やコトに当たる方ではありません。
当事者同士で、十二分にお話し合いをし、
相互理解のもとに、落としどころ的な答えを導けていければと思います。
そして、今回、感じたことは、
どこでどうつながっていくのか、本当にわからないし、
それは、普段の一挙手一投足が、こういう有事の結果を左右するものなんだと、
改めて、思うところとなりました。
別に今回の登場人物に関わらず、
人は有事の際に、自身にとって不都合となることを、
積極的に開示していくことはありません。
(ココでは下手にどちらの肩を持つでもなく、Aさんにせよ、Jさんにせよです。)
ですが、してきた事実は、何かしらの結果として、残っています。
こういった有事の際にも、
堂々とブレずに、胸を張っていられるようでありたいと、
思いました。
特に、監理団体の方。
私自身にも経験がありますが、
自身が十分ケアしていると思っていても、
今は受け手が、はたして十分だったかどうかを決める時代です。
また、ご承知の通り、
ゴネ得を吹き込まれていることも十分ある時代です。
技能実習生の監理指導は、本当に大変です。
ですが、そんな苦労も、まったくくみ取られることなく、
出るとこへ出て、訴えてくる実習生もいます。
もちろん、
未だに、大変残念な監理団体や実習実施機関(受入企業)=行政処分されるような先もあります。
万が一にも、こういった巻き込み事故に合わぬよう、
全方位で気を配っていきたいものですね。
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