巷では、いつになったら技能実習生や特定技能者が来てくれるのか…
この話題が飛び交い続けていますね。
逆に、今月終わり、6月末を迎えた後には、
どれだけの倒産件数が生まれてくるか。
7月のニュースが楽しみというか心配というか。
次に来てくれるのはいつかといった、
明るい明日を迎えたいお気持ちは、よくよくわかりますが、
監理&支援ポジションの方々、
お取引先での倒産や事業閉鎖などありませんか?
今はないのかもしれませんが、
倒産や事業閉鎖なんて、いつだって寝耳に水の出来事です。
今はまだ、大きな問題として表面化してきていませんが、
少しずつ、増えていくように感じてなりません。
のど元過ぎて、すでに忘れている方もいそうですが、
現実は、なかったことにはできません。
過去は変えられません。
借入ができて、正にゾンビ企業として生きながらえている場合もあるやもしれません。
でも時間の問題なのは、誰が見ても明らかな企業も少なからず。
法令違反による悪影響や雇用主としての責任をちゃんと考えている企業ほど、
有能な担当者並びに、優秀な監理団体とのお付き合いをしているものです。
逆を言えば、
未だに水面下で人材派遣の都合の良い労働力としてしか見ていない先、
また、そう営業して受入先獲得してきた先では、
どんどんふるいにかけられ、こぼれ落ちていき、
負のサイクルへと転がり落ちていきます。
つまり、技能実習生や特定技能者の一方的な解雇が続き、
その対応もテキトーなので、失踪が増える。
どうにかして、機構や入管へは失踪は失踪者の責任と、
嘘を嘘で塗り固める。
時間の問題で目をつけられて、
受入自体は厳しくなっていく。
機構も入管も、
そういう監理団体や登録支援機関などとお付き合いをしている受入企業として、
何かある際には、要チェック先とみなす。
=不法就労撲滅キャンペーンや労基の実地検査の候補先となる。
当然、疑問を抱く現場担当者は、会社としての対応に不信を募らせ、
転職先探しに動き始め、
マトモな人ほど去っていく。
ドンドン悪循環になっていきます。
アルアルもアルアルです。
結果、ちゃんとしてないところは、先がない。
先が見えない。
特に明るい先が。
逆にちゃんとしている良い先では、
4者、皆で協力し合って、支えあいます。
万が一の事態に遭遇しても、
懸命にアレコレと手を打ち、解決へと導きます。
それも、後になって訴えてくるような事態にならない程度に治めて。
さらに、対応が良い先へは、
紹介も連なります。
新規受入ができていないとしても、
今できること、こんなタイミングだからできることを、
色々考えて手を打っています。
アタフタアタフタしているだけの業者は、
コレ幸いと、物事が起きてから対応への重い腰を上げます。
ちゃんとしている先は、
物事が起きぬよう、未然にケアできるよう、
先手先手を打って、芽を摘んでいますし、
芽が出ないように取り計らっています。
違いは担当者レベルで大きく具現化されてきます。
改めてリスタートの具体的なめどが立てば、
そのアンテナをビンビンにオッ立てて、
何度も、多角的に情報を確認して、
道を切り開いていきます。
ダメダメなところは、メディアを賑わす情報に一喜一憂して、
周り全てを巻き込んで引きずり回します。
できない約束をし始めて、のちに後出しじゃんけんになり、
トラブルをさらに増やします。
受入先にしたら、
結果、もっとどこかに良い業者はないものかと探し回りますが、
自らの襟元を正せない場合は、いつまでたってもないものねだりです。
良かれと選んだ業者もまた、以前と同等以下の業者でしょう。
類友ってヤツです。
だって、負のサイクル、スパイラルに陥っていること自体にも気づけませんから。
お分かりですかね。
昨日、一昨日とお伝えしてきた意味が。
マインド、いわゆる考え方、姿勢、価値観、諸々を、
自らがアップデートできない方々は、
経営者、担当者の別を問わず、転がり落ちていくのです。
何もアフターコロナ対策などではなく、
今までの流れが急加速しただけのこと。
この業界も、巷で言われている通り、同じ現象が起きていくだけです。
結果、二極化が始まっており、
時間の問題で、継続的、持続的に事業に取り組み続けられるところは、
自然と残っていくし、
ダメダメなところは、自然と淘汰されていきます。
どの国から始まるでもいい。
どんな諸条件がつくかなど、気にかけてもしょうがない。
ただただ、できることを探し、できる手段を考え、
真摯に、目の前の現場に向き合い、力の限りを尽くし続けているからこそ、
道は自然と切り開かれていくものです。
アホみたいに、毎日顔を出せばいいのではなく、
何でもかんでも小間使いのように手伝えばよいのではなく、
お互いに共育しあう世界。
同じ価値観を掲げて、同じ方向を向いて、
共に切磋琢磨できる相手同士ならば、
できないことはほとんどありません。
あとはひたすら純化していくだけ。
突き進んでいくだけ。
より加速していくだけ。
後から来る人を拒む意味では決してありませんが、
先を行く方こそが、先に景色が見られるように。
後から追いかけてくる方々にも、
早く追いつき追い越していただけるように。
コレさえできれば、
誰よりも先んじて行動に移せれば、
そんな都合の良いものはありません。
努力すれば必ず実るほど甘くはありませんが、
失敗を回避し、道を踏み外さず、歩みを進めるものは、
すべからく努力し続けています。
正しい努力の仕方を身につけておくくらいでしょうか。
アフターコロナを生きていくうえでは。
共に頑張っていきましょー!
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