無知の知は、自分が痛い目を見ないと気づけないし、わからない…
え?
こんなルールがあったの?
なに?
そんな取り決めがあるの?
自身の一般常識の中で、
とりま、探しえる範囲で探して、
問い合わせて、
やっていっても、
自分の業務が、必要十分に網羅できているのかは、
誰も保証してもらえない。
そもそもが、その保証は、
自身がプロとしてお金をもらっているにもかかわらず。
そして、経営者は現場に丸投げ。
さもそれらは、オマエラの仕事だろと。
だって自分が知らないし分かってないから。
特定技能の支援契約書のひな型に、
こういう一文がある。
第5-10号 支援委託契約書
第1条(委託する支援業務)
甲は、丙について作成した、1号特定技能外国人支援計画について、
その全部の実施を乙に委託する。
乙は、1号特定技能支援計画に従って支援を実施する。
10 支援責任者又は支援担当者が丙及びその監督をする立場にある者と定期的な面談を実施し、
労働基準法その他の労働に関する法令の規定に違反していることその他の問題の発生を知ったときは、
その旨を労働基準監督署その他の関係行政機関に通報すること。
「違反してると知ったときは…」
つまり、知らなかったら、OKだと思ってますか?
「支援」を委託されていて、お金をもらっている。
知らなかった…で済むと思いますか?
この業界で違反とは、
・賃金不払い
・長時間労働
・他、36協定、就業規則、賃金規定などの労使協定違反
などが主に罰せられています。
ハラスメント系も、時折、大事件になってますね。
特定技能所属機関は、
いったい、何のために、大切なお金を、アナタへ支払っているのでしょうね。
他にも、
11 この他、甲が属する●●分野を所管する関係行政機関の長が
基準を定める告示の規定に基づいて定められた支援を実施すること。
介護には介護独自の業界ルールが、
農業には農業独特の業界ルールが、
建設には建設の…
業界ごとに、本当に様々なルールが存在しています。
え?知らない?
アナタ、プロでしょ?
プロとして、お金もらってるんでしょ?
早いか遅いかの違い。
とはいえ、知らないものは知らない。
結果、出来高で経験で痛い目を見ないと、
わからない、気づけない。
諸先輩方は、みんな大なり小なり通ってきた道。
結果、「お金を支払ってまで委託されてる支援」に値する業務を、
受入先が気づいていようがいまいが、
提供していく。
なお、
通報の義務があるのに、通報しないのは、
明らかに違反行為となります。
支援の必要があるのに、支援していなかったなら、
当然、支援不履行となります。
=指摘され処罰されたなら、
登録支援機関としての活動は、
できなくなります。
*実はすでに何件か処分されてます…ココも知らないだけなのでしょうね。
今はまだ、ユルユルだからと、
タカをくくっていると、
特定技能外国人側から、
ひょんなタイミングで、
表ざたになる事態は、アルアルすぎるほどの現実。
自分の経験でしか行動規範を決められない経営者先と、
歴史を知って行動規範を定めて行ける経営者先。
ストレスが多大かつ不安定なのは、
いったい、どちらでしょうね。
追伸、
あ、例えばこういう事態も。
受入先に4日以上の労災事故が起きていたことも知らずに、
問題なし…って定期届出してたら、
当然、アンタんとこ、ちゃんと支援してるのか?って、
入管から、問い合わせが届きます。
受入先が隠していようがいまいが。
「知ってる知ってない」とは、
「気づいてる気づいていない」
=サボってる=奴隷商人って意味でもあります。
アナタって、人身売買ブローカーなんですかね。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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