全てを自分で、自社でやれば、
お金は最低限で済む…かもしれない。
いや、実際には、もっとかかる…のかもしれない。
望む現実まで、たどり着けることさえ、永久にこない…のかもしれない。
実際に雇用して働き始められたとしても、
安定して長くは続かない…のかもしれない。
どんな局面で、ナゼ、お金がたくさんかかるのか、
受け入れる側の企業がわかっていない方が、
未だにいるのかもしれないので、
いくつか列挙してみる。
*たまには特定技能バージョンで。
・自社に応募してくれる外国人の若者たちは、どこにいるの?どうやって探すの?
・一本釣りで見つけた労使相愛候補者…この人材が海外にいる場合、どうすれば招聘できるの?
・日本国内の留学生上がりで見つけた…在留資格とか何かしないといけないの?
(そもそもこの外国人材ってホントに雇用できるの?…ってことさえ、判別が必要なこと、ご存知?)
とりあえず在留資格を申請しないといかんことは分かった…
・事前ガイダンスってなに?
・支援計画?テキトーにハイハイって書いとけばよいから、行政書士にお任せ…
(何のために金払ってると思ってんだ?テキトーに書いとけよ…)
・生活オリエンテーション?それもしといたことにしといてくれれば良いから…
まあ、さすがにコレほど乱暴な認識をする受入先も少ないと思いますが、
結果、近しい結末で、ひとまずは…とりあえずは…で、乗り越えようとする方々は多そう。
要は、「必要十分」かどうかをわからずに、こんなもんかとテキトーに…やった体で…
なんとか受入できた後で…
・ナゼ、会社が一労働者のために通訳を頼んでやらなきゃいけない?
(日本人と同じ労働者だろ?そんな不平等はウチの会社ではしない…)
・ん?在留資格も無事に下りて働いてるけど、何か入管へ提出しなきゃならないの?
(随時届出や定期届出を出すこと自体、知らない…期間更新はまず無理でしょうね)
・良いと思って雇用してやったけど、使えないからクビにした…(事後始末さえ気にもしない)
(もはや二度と受入できない先になるでしょうね)
・揉めたから追い出した…
(ユニオンから駆け込み寺から大騒ぎになるかもですね)
全部アウト。
どれ一つでもアウト。
そんなに安易に入管も労基も分野別協議会も、
そう何度もOKはしませんね。
喉元過ぎても、またすぐに「新たな喉元」がやってきます。
次から次へと。
国によっては、送り出し機関を紐づけないといけない。
送り出し機関にお金支払って依頼しないと、出国すらできない。
一時帰国しようものなら、二度と日本へ、貴社へ戻ってこない。
何かあると色んな先から呼び出しを食らう。
そのほとんど全ては、結果、多額の支出を要求する。
入管も労基も送り出し国の管轄先にも、ブラックリストに載る。
あまりに知らないまま進めてると、ユニオンがタカリに来る。
会社は逃げようがないから、相手をして付き合わざるを得なくなる。
会社がどれだけのリスクを抱えているコトか、
想像すらつかない、できない、できるワケがない。
そもそも、お金がかかることばかりで、知りたくもない。
超えねばならないハードルは、
星の数ほどにある。
もっともっと手前で、
自社がどんな外国人労働者を雇用したいのか、
どんな仕事を任せたいのか、
事前にキチンと整理しておかない経営者は多い。
日本人なら、雇ってみて、すぐ辞めてくから、
選ぶ以前に、まずはダメ元で雇ってみての答え合わせで済んでいたかもしれませんが、
雇う前から多額のコストと、長い時間が発生するのが、
外国人労働者を雇用するということ。
(そんなの知らなかったで済ませようと、すぐに働かせる会社も意外とあるけど)
闇金ウシジマくんいわく、
世の中お金が全てじゃないけれど、
全てにおいてお金がかかるのが世の中だ…
そんなセリフ通りに、アレもコレもソレもお金がかかる。
それが外国人労働者を雇用するということ。
想像力とお金がない経営者には、
そもそも外国人労働者を雇い入れる資格自体、ない。
追伸、
こういったお金がかかる行為において、
無知なアホは、すぐ奴隷商人はラクして金儲けしていいなと騒ぐ。
無知な経営者もまた、コストがかかりすぎると騒ぐ。
手続きの全てに、かかるお金がたくさんある。
だから、ちゃんとしてる先では、
実費分とお世話で動く活動原資代は別で事前に説明して、
負担を承知してもらってから、手続きに動いて請求している。
お金をかけたくないなら、自分でやればよい。
もしくは、安いだけの業者に、騙されて痛い目にあえばよい。
スーパーで食料を買うとき、お金を払うのと同じくらい、
当たり前のコトなんだから。
にんじんを10本欲しいなら、1円では買えない。
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