特定技能の四半期数字が、また出ましたね。
シェアする人は数多く、
でも、ホントにどこまで、ちゃんと見ているのか。
令和3年6月末
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri07_00215.html
国ごとに見ると面白い。
技能実習との違いはここにもある。
ブータン 7
台湾 107
韓国 112
フィンランド 1
フランス 7
ハンガリー 1
イタリア 8
キルギス 6
カザフスタン 1
ロシア 7
スペイン 2
スウェーデン 1
英国 2
ウズベキスタン 7
スロバキア 1
エルサルバドル 1
メキシコ 3
アメリカ合衆国 3
アルゼンチン 1
ブラジル 1
チリ 3
ペルー 5
世界各国から特定技能として日本で就労してくれてる人たちがいる。
我々が関わる技能実習上がりとは全く違う世界もまた、
広がっていくのかもしれません。
ちょっと楽しみかも(⌒∇⌒)
多いのは都会とその近郊。
愛知県 2,559
千葉県 2,122
東京都 1,751
埼玉県 1,708
茨城県 1,637
逆に129の市区町村では、まだ「1名」しかいない現実も。
特定技能への移行ルートは以下の5つに分類されている。
試験ルート 5,318
技能実習ルート 23,674
検定ルート 18
介護福祉士養成施設修了ルート 0
EPA介護福祉士候補者ルート 134
累計3万人近くがやっと、特定技能へと移行している。
コロナ禍ゆえに、ほぼ元技能実習生の現状は変わらず。
ココでは試験ルートの国別に着目してみると、
ベトナムだけで3,002人と、56・4%と半数以上。
コレ、技能実習上がりかつ、帰国困難扱いの割に、
技能実習のベトナム人率と大きな変わりがないのも、
ちょっと不思議…つまりはもっともっと圧倒的に多いと思ってたけど…
以降を見てみると、
インドネシア 433
中国 417
フィリピン 328
ミャンマー 326
ネパール 297
韓国 111
台湾 107
とまあ、数字の上では、やはり圧倒的なベトナム率なんだなと実感。
つまり、各国とも、帰国の途に就いている人が絶対多数。
やっぱベトナムはオカシイ、母国民を帰国させないなんて。
だからベトナム人が困窮して犯罪に走らざるを得なくなっている、大きな一因と言えよう。
ついでに試験ルートの特定技能者の行き先は以下。
東京都 853
東京都 特別区 648
大阪府 493
愛知県 423
神奈川県 416
埼玉県 390
千葉県 340
大阪府 大阪市 317
福岡県 245
茨城県 210
愛知県 名古屋市 203
兵庫県 201
神奈川県 横浜市 169
群馬県 156
京都府 149
ほぼほぼ都会近郊。
技能実習上がりが元受入先で定着する傾向もあるけど、
試験合格での特技移行では、そもそもが就労先を選べているように感じられる。
また、技能実習上がりもまた、地方在留者は圧倒的に都会へ行きたがるのと同じように、
都会のほうが賃金が良く見えるから当然。
せっかく特定技能になって、時給1,000円と1,500円では、1,500円先へ行くのは、
ナニジンだって同じ。
今度は年齢で見てみよう。
18歳~29歳 19703
30歳~39歳 8518
40歳~49歳 894
50歳以上 29
40代以上で人数が多いのは、建設。
技能実習では中国人くらいしか40代で主だった人材はいない。
このあたりも、特定技能の当然の特徴だと思う。
などなど、
コチラもまた、昨日の監督指導&送検分析同様に、
今度は特技事業参入者からみれば、
色んな意味で今後の戦略を調整、確認するうえで、
かなり参考になる数字結果ではなかろうかと。
どう見ていくべきか、
どこをとらえて、選択と集中を図るかは、
ご本人次第でもあるものの、
上手に正確に、プラスへ転じる(お金だけじゃないよ)動きにつながるといいですね。
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