サイトアイコン PRE-STAGE(win4all and then…)

送り出し機関の選び方

久しぶりに、こんな話題について書いてみます。

正直に言って、とっても難しい。

豊富な経験者にとってみても、
何も分かってない初心者に説明するのは、
超絶めんどくさいこと極まりないから、
(この1点だけで、一から説明していくには何時間、いや何十時間もかかるから)
お金でも貰わなきゃ、真剣に伝えてあげたくなくなる話題です。苦笑

コレも、有料会員の方からの素朴な疑問であり、
取り組む業者側のポジションの方にとっては、
永遠の課題ともいえる問題なので、
良い機会だから、今の自分に言えることを、
このスペース上で書けることを、主観的に書いてみます。

まず、個人的にお付き合いがゼロではない送り出し機関の方々は、
どういう方々かと言えば、
こんな活動をし続けているからこそ、
同じ方向を向ける方々としか、
お付き合い自体、ありません。

後は、付随的にご縁をいただくことになった先くらいでしょうか。

で、私も自分で全てを決められる立場にないので、
結果的には、付き合う方自体を、時間をかけて共育していくことを選びます。

そして、付き合うことになった方が、
例えどういうレベルの方であったとしても、
ひどい言い方をすれば、まったくアテにすることなく、
縁があった候補者の中から、縁のある合格者と、
良好な関係を築けるように、
自身でアジャストしていきます。

私がこんなだからかわかりませんが、
少なくとも相手側にはメンドクサイ相手と認識され、
その方の能力の中では、それなりに動いてもらいます。

たぶん類友効果が働いてか、現在ご縁のある方は、
少なくとも、どうしようもないお相手の方は一人もいらっしゃいません。

何が言いたいのか。

けっきょく、自分がしっかりしてれば、何とかなるんじゃないかという、
乱暴な意見かもしれません。

ご相談者の方からは、
送り出しを見てきたけれども、
どこも何聞いても大丈夫しか言わないし、
アピールしてくることもみな同じで、
どこをどういう基準で選べばいいのかわからないということ。

こう言っては何ですが、
送り出しのレベルなんて、残念ながら、そんなものです。

そして、優秀な送り出しは、
別に営業もしないし、
なんなら勝手もわかっていない監理団体とは、
提携自体、上手にご遠慮いただくようにすらなっています。

おわかりですかね。
厳しい言い方をすれば、
ナメられてるんですよ。

おたく、わかってないでしょうから、
イチイチ、ウチが監理団体側がすべきことまで
フォローを求められるならば、
もっと必要経費をよこせって言われているんですよ。

日本の監理団体のレベルが低いってことです。
初心者レベルで乗り込んでも、
相手にされない送り出しがあるってことです。

勉強が足りない。
経験が足りない。
実力が足りないってことです。

厳しいくらいに現実です。

いやいや、ムカつくけど、その通りだとしても、

じゃぁ、どうしたらええねん!怒

ってなりますよね。

どう勉強したらいいのとか、
どう経験すればいいのか、
どうやって実力を身につけろというのかってことです。

勉強ならば、様々なお役所資料をことごとく読み込んだり、
色んな情報をのぞいてみるしかないかな。

経験は得られないから、口コミなどの情報を糧に、
疑似体験くらいの臨場感をもって、
ケーススタディを読み込むことくらいでしょうか。

そして、それらはそう簡単にはできないから、
用心棒を雇えってことになります。

つまり、勉強もしていて、
経験も実力も豊富なプロに、
そのチカラを借りれば?ってことです。

アレもイヤ、コレもイヤ、
ならば、ご自身でそれ以外の道を歩んでくださいってことです。

合ってるか間違ってるかは定かじゃないけど、
自分で用意できた選択肢を並べてみて、
その中で、自分なりに選定基準を決めて、
ご縁があった送り出しと提携し、物事を進めてみて、
二人三脚していく中で、様々なことを経験してみてください。

機構や他国のライセンスリストから外されるような送り出し先と組むのか、
それとも、運よく素晴らしい送り出し先と組むのか、
それがアナタの実力ですから。

そして、担当者同士の話にしかならないかもしれませんが、
どんな送り出し先と組もうが、
相手の誰かと様々な業務上の連携を組むしかありません。
その人が、ちゃんと機能する人なのかどうか。

機能しなかったら、どうやって機能させればいいのか。
けっきょくのところ、そういう人間関係を他国の日々直接会わない人と、
築けるのかどうか。

どこまでいっても、直接関わり、業務を進めるもの同士の関係性において、
自分で良い送り出し先と出来るかどうかにかかっています。

そう、良い送り出し先なんて、人それぞれ。

主観的なものだってことです。

あそこは日本語教育がしっかりしてる。
あそこは借金が少ない。
あそこは事業規模も大きいし実績も豊富だから大丈夫。

まぁ、みなさん、色んな目に見えがちなコトばかりおっしゃいますが、
結果、どこもそんなところです。

送り出し先と良い関係性が築ければ、
ストレスも減るでしょうし、
たとえ送り出しが最低限のことしか機能していなかったとしても、
自分がしっかりしていれば、
送り出し先のスタッフすら共育できるレベルにあれば、
来た子をちゃんとグリップ出来るチカラがあれば、
たぶん、事業はうまく回るでしょう。

経験や実力のある人に相談してみる。
自分で実際に行ってみて来る、合って話をしてくる。
自分の中で、定型に必要な判断基準を洗い出し、
それらの優先順位を整理して、判断する。

みなさんだいたいは、言うコトは同じだと思います。

良心的な経験者にあたれば、
具体的に、ココはこういう評価で、ココはこういう得手があってと、
色々教えてくれるかもしれません。

そうそう、聞く側の姿勢も大きく問われますね。
ま、ここはまた機会があれば触れるということで。

すっごく乱暴な言い方をすれば、
良い送り出し先は、ご縁です。

そのご縁が良縁かどうかは、
良縁とできるかどうかは、
また自分次第ということです。

もう一つ、この世の誰一人として、
各国の各送り出し全ての現状を熟知していて、
なおかつ、先行く未来を見通せる人などいません。

新規参入者の方、頑張ってくださいね!

追伸、
昔、といっても一年前に、こんなこと書いてたみたいです。
ご参考まで。

ホントに難しい送り出し機関の選び方: 技能実習生の言えること言えないこと全て暴露します。
嫌なものは嫌、ダメなものはダメと言いながら、 みんな失敗を乗り越えて成長していきます。 ある先では、あの送り出し機関は最悪と言われながらも、 ある先では、そうでもない、むしろ良くしてくれている... 手痛い失敗をしたからこそ、初めてその意味...

————————————————————–

適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

公式メルマガ&LINE
笑顔と感謝に囲まれていたい方向け。  『無料』配信『NEXT STAGE ~切磋琢磨~』 この業界の本質を知りたい方。 利益最優先ではない方。 私からの個別の情報を受け取りたい方。   『志』を共有できる仲間を募っています。  趣旨(志) ...

————————————————————–

モバイルバージョンを終了