久々にキンコン西野さんの記事を見ました。
そうなんだよねーって話。
この業界、「人としての根っこ」の部分が大事なのは、
個人的にもずっと言い続けているコトですが、
以下の現実も本当に多くあります。
「努力を求められる事=パワハラ(人権侵害)」
↓
『一人前に育たないのは所属組織のせい=ブラック組織』
情けないほどの他力本願。
悲しいくらいの当事者意識の無さ。
それら自体も意識すらできないほどの重症っぷり(日本人の劣化度合い)。
それでも「労働者がいないと成り立たない現実」から、
必要に迫られて(必要は発明の母)、
自責思考×当事者責任から、
【人権侵害にならずに人が自然と努力してしまう方法】
ってのを実現させていくことが求められています。
だから、私、【環境(場)】と【習慣】を整えると良いよって言ってます。
言われるまでもなく、歴戦の方々と新規参入者との明白な違いは、
「経験値」です。
※経験値=様々な実体験の数々から求められてやまない知識や人間性の実感の質量
西野さんは、この経験値を身に着けるにあたって、
効率よく「質」を求めるなら、
それこそ非効率に思える「量」をこなせと。
さらにそのためにこなす「スピード」を加速させよと。
それらがなくては、一人前になんか永遠に成れないと。
端的に言えば、
周りがスピード感持って延々と量をこなし、
その中から質=本質を腹落ちして身に着けて成長している方々ばかりなら、
当然、「自分もがんばんなくっちゃ…」ってなります。
周りに東大へ行く同輩ばかりなら、
自分も東大へ行けないとヤバいし、行くのが当然だろ…
なんて感覚と同じことですね。
新卒で入社した際、
同僚が順調に成果を上げていたなら、
自分も…ホント、同じ意味です。
同様に、
毎日、楽しんでいる人たちばかりだと、
アレ、ストレスに感じてる自分の方が違ってる…?
実は楽しい事なのか…?
ってなるのも自然であり、当然です。
そして、実際にそう思えなかった場合は、
それこそ自然と脱落していきます。
(人間性的に適性がないか、そこまで未だ至らない未成熟だって現実です)
誰もが敗者になりたくないのも当たり前。
誰にとっても適性があるワケないのも当たり前。
だから、外国人労働者同様に、
マッチングと、育成(=環境と習慣の整備)が必須なワケです。
先日、敬愛する方が、みなし残業代を多額に設定しておくことが、
実際の労働関連法的に好ましいのかもしれない…的なコメントをされてました。
業界人にとって、
いつ、どこで、指示に従って、
どれだけの業務量をこなしているのか…
それに対応する適正な賃金は、どう設定すべきなのか。
そんなこんなの悩みどころについてでしたが、
適正な賃金設定は当然ながら、
反面、
そんなこと言ってた日には、
圧倒的な「スピード」×「量」→「質」が身に着かない
→育成は遅々として進まない
→労働者として求める業務はいつまでも一人でこなせない
→根本的な賃金は成長していかない人材へは手厚くならない
と、自分にとってマイナスにしかならないんですけどね。
アホみたいに、
成長・進化を加速させようって言い続けてます。
業界的に言えば、「育成」そのものだし、
効果的、効率的、経済的、良心的な手段もまた、
お伝えし、自ら取り組み続けている次第。
間に合うかどうか、十分な一定以上に達するかどうかもまたアナタ次第で、
周りや他人のせいや他人事ではないっていうのにね。
何一つ真新しいことなく、
昔から、ずっと自他共に育成業界です。笑
枝葉末節が時代と共に少し変わって行くだけの事。
そしてこの点も変わらない。
誰もが敗者になりたくないのに、
誰もが敗者にならないための知恵も工夫も努力も、行動に移さない現実。
楽しみなんて、自ら見つけ出せるモノなのに、そうしない現実。
だから二極化は進み、
生き残る人は、生き残るべくして生き残ってしまうし、
敗者として去っていく人は、敗者となるべくして、沈んで不幸になっていくだけ。
追伸
コレを既得権益と騒ぐ方もいらっしゃるのかもですね。笑
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