ご存じですか?
新規入国は止まっていても、再入国は止まっていないコトを…
メンドクサイ複雑なことを丁寧に説明されても、
短絡的な外国人の若者である場合、
とても理解なんてできず、エアチケットを自分で買って、
勝手に帰国していくケースも出ているんだとか…
そんなリスクを抱えるくらいなら、
一時帰国させてあげて、
またちゃんと戻ってきて働いてもらえるよう、
手配してあげられるものならばと…
3号の在留資格を得ており、
途中、一カ月以上の帰国をさせることが可能だってことを。
(3号移行時、一年以内に一カ月以上は帰国させねばならないルールであり、
今のところ、帰国させなくて構わないなどの特例は見当たらない。
再入国トラブルでの期限切れ救済はあるけど…)
特定技能受入をしている先で、
諸事情でしばらく母国へ帰国してきたいということが、
在留資格のある外国人労働者であれば、
一時帰国が可能なことを。
であっても、
ベトナムなどは一カ月隔離。
再来日においても、14日間隔離。
あまりにもコスト高。
移動による感染リスクも考慮すると、
この状況下でいったん帰国した後では、
よほどの理由でもない限り、
再入国は実際にはとっても困難な気も。
いや、別にベトナムに限らずとも、
どの国も帰国後に隔離期間はあるでしょうし、
どの国からの再来日でも、14日間隔離は外せない。
世情が変化し続けるので、
一カ月後、その国でも、日本でも、
ルールがどう変わっているかは、わからない。
それでも、一度、帰国したい気持ちを、
押しとどめ続けるコトは難しい。
入管のように、法で縛られているのは、
隔離や移動手段だけ。
飛行機が飛び始めると、
検査も身近で低コスト化しているので、
不安やストレスにさいなまれている場合、
一度、帰国して親族の顔が見たくなるのは当然なのでしょう。
さて、
この一時帰国、再入国一つとっても、
交通整理すべき問題はたくさんあります。
1カ月以上の休職にする?
それともいったん、退職扱いとする?
健康保険、厚生年金、雇用保険など、どうする?
寮は?
電気、ガス、水道、ネット代は?
ホントに予定通り、一カ月で戻って来れるの?
誰がその負担をするの?
誰がその各種手続きをするの?
3号ならば受入先が往復負担。
アレ、検査コストや隔離コストは?
特定技能なら誰が負担するの?
ハッキリ言って、留められるよう説得するのが、
当人にとってもその家族にとっても良いことだと思います。
気持ちはとても分かるんですけどね。
でも、若さゆえの止められない衝動は、なかなか理屈でケアしきれない場合もある。
頭を悩ませている方は多いのではと。
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