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この業界の二極化について考えてみた

社会では何でもかんでもが二極化の動きを進めています。
もちろん、この業界も。

この業界の二極化とは具体的にどう変わっていくと思いますか?

バカ丁寧に手間隙かけて責任持ってコトにあたる監理団体と、
やりっぱなし、なんもしないけど、安かろう悪かろうの監理団体とに分かれて行くのでしょう。
送り出しもまた同様に。

また、マトモにマジメに取り組む監理団体の中でも、
賢く稼ぐべきを稼ぎ、職員教育も適宜施すことができ、
求心力を増し続ける監理団体だけが生き残っていけます。

マジメに丁寧に取り組んでいても、
自身や職員のご飯すら十分に食べさせてやれない団体が、
やせ我慢をおしつけていても、自転自走できなくなるに決まってるじゃないですか。

そうすると、

受入先である実習実施機関もまた、両極へと別れていきます。
労働者をナニジンであれ、人として見て、
人として向き合い、人として支え合い、慮って、
きちんと教育指導して育てて行ける会社と、

労働力という機械の一歯車としか見ず、
カネで横っ面をひっぱたき、
恐怖政治かの如く、強制力で言うコトをきかせていく、
労働者使い捨て企業。

前者は、安心と信頼で繋がり、同じ方向へと皆で向いて歩みを止めませんが、
後者は、砂上の楼閣同様、ちょっと波が寄せると、すぐに原型すら留められなくなる。

時代は、ホンモノを求めている。

もしかしたら、
大手は大手なりにカネにモノを言わせて独自のハウスエージェンシー化をするか、
日立や三菱のようにアウトソーシングして不確定リスクと業者のせいという言い訳確保の選択肢を取るのか、
どちらか。

中小は淘汰圧に耐えられる健全経営先がマトモな組合に偏りそうな気もしますが、
地理的要因を乗り越えられず、
特に地方は人手に頼らない経営スキームに変化して行かざるを得ないのでしょう。
それか、人手が確保しやすい都会近隣へ移転するのか。

監理団体職員もまた二極化。
レベルの高い方は一人で何役もできて、利益確保しやすいでしょうし、
レベルアップできない人は、いつまでも安月給でぶら下がり。

いつまでウダウダしているのか。
時代は2020年代、令和ですよ。
もう令和二年ですよ、奥さん。

今から変化に対応していくなんて、
もうずいぶん、手遅れなのかもしれません。

ソレでも、落ちぶれたくない人、
自分で自分の人生をデザインしたい人は、
気づいた時点で、
頑張らなきゃならないことに変わりはないのですけど。

私は凡人で怖がりなので、
ずいぶん前から、ずっと悩み続け、流され続け、20年、30年かけて、
やっと今、このステージです。

アナタが私なぞよりはよほど優秀であったとしても、
昨日今日、一、二週間、一年やそこらで、
達観できるほどには、実際に考えるゆとりなんかない。

誰もが、下の層に押しやられたくないし、
上の層で居たい。

でも、上の層には定員がある。
それは人数ではなくホンモノかどうか。

ホンモノではない方も、
ホンモノになればいいだけ。

ホンモノへの成り方を自分で見つけ出すだけ。

それは、おそらく当たり前のことを辺り目にできるかどうかだけ。
誰も実はできていたけど、
いつの間にやら出来なくなっている。

大人ならば、大人なりに、
どうあるべきかをわかっていて当然なんだけど、

みんなそれをいつの間にか忘れてしまっている。

いかに楽できるか、
いかに安くできるか、
いかに勝負に勝つか、
いかに損をしないようにするか、

いつのまにか、そんなことしか基準にならない世の中になってしまったから。

価値観も生活スタイルも何もかもが移り変わっていく今、
昔の考え方のまんまじゃ、息苦しくて当然。

どんどんステージアップして、
自分で自分が生き易い生活をゲットしていきましょう。

それらをつかみ取れる人と、
つかみ取れずに、いつまでも周りのせいにする人と。

世の中に不平や不満ばかり垂れ流している情けない大人で居るよりは、

後輩たちや嫁さんや子供たちに、
カッコいい背中、見せてあげたいじゃないですか!

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