お役人様方が、ここまで意図していたとしたら、
大したものだと素直に思います。
世間で飛び交う『働き方改革』。
会社によっては、どこ吹く風と、まだまだ他人事なのかもしれません。
また、気にかけなきゃと思っても、
何から手を付けて良いのかわからない。
あぁ、外国人技能実習生を受け入れていたり、
特定技能の受入を画策しているところも、
当然、一般企業以上に問われる部分ですからお気をつけくださいね。
有休5日消化はすでに義務化されていますし、
時間外労働規制も4月からは中小だって対象ですからね。
知らなかったで罰則は逃れられるものではありませんから。
各種コンサル会社などは、ここぞとばかり、
相も変わらず、
アナタは何も考えなくてもそれでいい。
全部、私たちにお任せ!と言わんばかりに、
誇大キャッチーなコピーをうたい、
あえぐ企業からさらにかすりを取ろうとしている。
かつてのハゲタカファンドと言われた外資系のごとく。
いったい、いつまで誰かをアテにしているのか。
自分の頭で考えようとはしないのか。
お金ばかり取って、誰も本気でアナタの会社のこと等、
考えてはくれないのに。
例え他人に考えてもらえたとしても、
自社ならではのことは、ある意味、アナタ以上に適した判断はできないというのに。
働き方改革…事例はどこにでも転がっています。
そこから一つ一つ抽出して、自社に応用転用できるものか、
もしくはアレンジして自社にとって導入して意味のあるものにできるかどうか。
ただただ、それだけでいいのではないでしょうか。
厚労省がこんなページを公表しています。
働き方改革特設サイト
中小企業も働き方改革
~成功の秘訣早わかりガイド~
https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/
働き方改革とは、何も残業を減らし、従業員に有休をとらせることではありません。
サイトにあるように、
『仕事の効率が上がった』
『社員同士の会話が増えた』
『残業がなくなり習い事を始めた』
『勤務時間のインターバル制度で気分もリフレッシュ』
『有給取って一人旅』
『リフレッシュ休暇で家族旅行』
『定年後も同じ賃金で働ける』
『テレワークで子育てと仕事の両立』
…全ては従業員のモチベーションが上がり、生産性が向上すること。
コレが働き方改革だと、厚労省は言っています。
こういう公的団体が言えない言葉でハッキリというならば、
『できない会社はつぶれてください!』
そう言っているんです。
つまり、
従業員を育てられない会社、
満足を与えられない会社は、
この社会に必要ありませんと。
借金の据え置き政策は限界です。
今まで時間的猶予はさんざん与えてきました。
後は、淘汰されてくださいと。
従業員すら満足に抱えられない会社は、社会に要らないってことです。
もしかしたら、十二分に理解していて、
そのうえで、経営者自身が、自分にはできないとして、
流されるがままに片道切符と割り切っている方もいそうですね。
決して、外部には言いませんし、当然、内部にも言えません。
もちろん、どこ吹く風と意識すらしていない低レベルな経営者もいそうです。苦笑
そういう先は、従業員がカワイソウ。
というか、転職を決断できない従業員自身も、
当事者責任ですね。
いつか突然、倒産です、解雇です。
転職してください。
もしくは、失業手当でも貰って当面をしのいでくださいと。
いきなりホッポリ出された従業員は、
そこで初めて、さぁどうしようと考えざるを得ないのですが、
時すでに遅し。
そういう従業員は、また同じくどこかの会社に寄りかかろうと、
今度は潰れなさそうな会社を探しますが、
いくら人手不足だからと言って、
そううまいコト、自分の都合だけで世間を渡っていけるものかどうか。
ずっとずっとず~っと、言い続けていることですが、
誰もが自分という人生の経営者なんですね。
全社会人個人事業主化。
何年も前から言い続けていますが、
段々現実化しつつあります。
今の日本人は贅沢なので、
自分の個性が、能力が発揮できる職場をと探しますが、
そう簡単に見つかるはずもないし、
じゃあと選んで入った会社だって、
いざ入ってみたら、実はちょっと違うとか、
どこかでどれだけか我慢を強いられ、それらがまたストレスだと、
ブーたれる方ばかりではなかろうかと。
我慢して我慢して、流され続ける人生を選ぶか、
自ら入念に準備し続けて、
いきなりではなく、少しずつ練習さえしながら、
社会に自らの船で漕ぎ出していくか。
趣味に呆けても、何でもいいんです。
自分が幸せであるならば。
でも、その幸せな人生は、自分でコーディネートしていく時代。
働き方改革とは、私に言わせれば、
自己責任において、自分の人生をコーディネートする自己改革だとさえ、言えそうです。
自分には能力が足りないと思えば、
身につければいい。
自分には不向きと思えば、
向いている人とタッグを組めばいい。
自分にはそんな得手はないという人は、
じゃあ、得手を作れば良い。
(自分に問いかけて、自分の中にある得手を見つければいい)
アレもヤダ、コレもヤダ、
子供じゃないんだから、それで不都合なく生きて行けるワケがない。
そういう意気地のない大人は、
技能実習生みたいに、海外へ出稼ぎに行けばいい。
勉強をすればいいって問題じゃない。
頭を鍛えて活用する時代。
働き方改革とは、アイデアを絞り出して、
また自分が幸せだと思える生き方を自分自身に問うて、
自分の人生を切り開いていく力を身につけるための一つのキッカケにしかすぎません。
厳しいコトを言ってるようにしか聞こえないかもしれませんが、
技能実習生よりは、よほど優秀な日本人なのですから、
カッコいい所見せてください。
だって、先進国の一員であり、
社会に役立っているんだから、
社会に必要とされているいっぱしの大人だから、
ゆとりのある生活を送り続けられるのでしょう。
自分が、どういう形で社会に求められる人間であるかは、
社会が決めます。
つまり、アナタが有用で必要とされる人間であるならば、
社会がホカっておくはずがありません。
社会に求められない人間だとすれば、
それは自分の能力や経験を世にちゃんと伝えきれていないか、
単に実力がないか。
その二つに一つです。
外国人労働者がどうのと、是々非々を問うているヒマがあるならば、
自分はいったい、何様なのだと、自身に問うてみることをおススメします。
いつもの通り、
自分自身に言い聞かせています。
ガムバラねば!苦笑
これもまた、いつも言い続けていますが、
こう諸問題と向き合って問いただすことも時には大事ですが、
理想は、自然と自分が楽しんでヤリタイことをやり続けていたら、
いつの間にやら、世間様に必要とされる人間に成長できていた…
コレが理想形です。
頑張ることも大事ですが、頑張り続けると、人間、倒れますので、
倒れてしまったら元も子もありません。汗
無理せず、自然と歩みを早めるように、
自分をどうコントロールすべきか。
ちゃんと考えて、実行している人たちは、
働き方改革なんぞに振り回されることなく、
当然のこととして、ストレスなく生きて行けることでしょう。
糖尿病になってからでも、
インシュリンを打てば、生きながらえることは可能ですが、
この視点で『糖尿病』になっても、
万人共通で効く、インシュリンという便利な薬はありません。
4月からですよ。
たぶん、誰がどれだけ言おうが、
手遅れになる人は、手遅れになるべくしてなっていきます。
そういう意味でも、二極化が進みます。
コレは人間の性質として、当然の帰結です。
私もどうにも執着の見いだせない、『お金を稼ぐこと』に、
どうにかして取り組んでいきます。
私の理想は、相手からお願いだから、
『お金を支払わせてください』と、
言われるくらいまで、相手の方のお役に立つことです。
それ以外、私に適した手法は見つからない。
まだまだ、足りないなぁ。
ガンバローっと。
追伸、
コチラもご参考まで。
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