ふと思ったので書いてみます。
コンサルと一言で言っても、
それぞれに、得手不得手があります。
介護を得意とする方。
宿泊を得意とする方。
建設を得意とする方。
ベトナムだけを得意とする方。
インドネシアバカな方。
フィリピンどっぷりの方。
ひたすらに組合や監理団体の設立を得意とする方。
事業運営の回し方を得意とする方。
役所寄りに厳しく立ち回る方。
お客さん=金の出どころ寄りにグレーをいとわない方。
行政書士の方もそれぞれ、
技人国が得意、経営管理が得意、家族招聘が得意、
これから特定技能を得意としようと頑張ってる方、
まぁ、色んな得手不得手があります。
ここで問題なのは、
このコンサルの方々、この方々もガラパゴスだってこと。
自分がどのレベルで得意としているのか。
はたしてそれ等は、その道のスペシャリストといえども、
それは白帯の域を出ないレベルなのか、
黒帯足りえているのか、名誉段の域なのか。
ど素人から見れば、それは誰もが先を行く先輩であり、
お金をもらってビジネスしている以上、プロ以外の何物でもないですから。
下手したら現役第一線で苦労して活躍している人の方が、
偉そうにコンサルなどと言っている人よりは
よっぽど地に足ついて詳しい方もいらっしゃいます。
また、東京入管相手にはスペシャリストでも、
他の管轄先の案件ともなると少し自信がない、
(本人は自信満々でも、結果上手いコト進まなかったり)
また技人国ならばわかるけど、
特定活動の9号だとさっぱりわからない、
ベトナムのことはわかっても、ミヤンマーのことはわからない。
オレ様スゲー!と息巻いているだけの人たちは、
世の中にたくさんいる。
でも、特にこの横繫がりのない業界で、
しかもコンサルという立場、
それも様々な経歴から得手不得手がまるで違う、
変形特異種ともいうべき、
独自の進化体系を経たプロの方々は、
いったい、自分が業界全体から見て、どの立ち位置にいるのかが、
さっぱりわからない。
そりゃそうですよね。
自身と同じ規格で生きてる人なんていない。
自分の値段は自分でつけるしかない。
わかっちゃいても、誰かに聞きたくなる気持ちはよくわかるけど。苦笑
えっと、話を元に戻すと、
コンサルの現実って、だいたい、
こんな感じなんです。
で、相場観などあるはずもありません。
完全に需給バランス以外で成り立ってます。
つまり、コンサル側がいくら欲しいかだけ。
自分の価値に、自分なりにいくらと値付けするだけ。
コレを、提示された側が、
高いとみるか安いとみるかだけ。
こんな感じだからこそ、
受ける側次第。
例え100万でも、この人からの支援を受ければ、
100万以上はプラスが作れそうだ、
ないし、共に作っていけそうだと信じられるならば、
100万は安い。
また、何らかの事情でスタートを切ってしまい、
引っ込みがつかない場合は、
この人からの助言なくしては、1000万あっても足りない事態であれば、
100万で収拾がつくようであれば、安いものです。
お金で買えない責任やリスクケアができれば、
本当にプライスレスです。
こういう判断ができる人であれば、
またその求める結果に保証はなくともコミットできる責任感のあるコンサルならば、
安いくらいです。
この部分でケチケチしてると、コンサルもやる気をなくします。
この意味、理解できない方多いですけど。
つか、そういうレベルのコンサルとしか付き合ったことないんでしょうけど。汗
ここまで前振りして、初めて話せるコンサルの見分け方。
まず、コンサルを受ける側の方の行動パターンは、
困ったからと誰か助けてくれる人はいないものか、
色々な人に相談したり、ネットでググったりして解決策を探します。
そして、こういうコンサルにたどり着く方は、
おそらくはどなたかの紹介でしか繋がらない場合がほとんどだと思います。
この場合、お会いしてお話ししてみて、
即断即決できる方は素晴らしい。
つまり、人を見る目があるし、自信もあるのでしょう。
そうでない方も少なくないと思います。
フツーに考えてみると、今のこの情報化社会においては、
まず、屋号で検索する。
実名で検索する。
ヒットする情報を片っ端からチェックする。
当然のリサーチです。
おそらくは、相手の信用や信頼を調べる。
少なくとも私なら。
実績は眉唾で聞いとく。苦笑
実績そのものよりも、そのかつての実績の一つでも詳しく中身を聞きたくなりますね。
特に過程でイチバン大変だった苦労などを。
当然ですが、紹介者にも詳しく色々聞きます。
これらを総合的に判断して、
決断します。
最後の決断ができない方も多いですね。苦笑
実は、見分け方なんて、人ぞれぞれ。
だって、決定するポイントはそれぞれに違うし、
その臨界点もまた違うんだから。
でもね、少しはヒントになるといいかなと思って、
書いてみました。
ちなみに、あまりネットにダダ洩れさせられるような内容ばかりじゃないし、
そんな手間暇かけて情報をバラまき続けるような奇特な人はそう多くはないので、
ググってみても、クリティカルな答えは出てこない場合も多いです。
また、リテラシーが低い方だと、
昔のくだらない事件などまで出てきた場合、振り回されます。
相手を知らないと、それだけでマイナス評価でやめてしまうのでしょうけど、
それが正解とは限らない場合もあるってことです。
別にそういう行為が悪いとは言いません。
要は、直接会って話をしてみた、現時点での評価を優先するってことですね。
できる人は、自分なりに後悔しない考え方を整理して、
決断して前に進んでいきますし、
たとえ失敗してもそれすら糧にして前へ前へ。
でも、遠回りしているヒマもないので、
余計なお金や時間や労力を費やすくらいなら、
自分の一番のリソースである、頭をモーレツに使って、
最短距離を行きましょう!
(勘違いしないでくださいね。最短距離=安近短とは違いますから)
————————————————————–
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。
対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者
————————————————————–