ある方とお話していて、ふと思いました。
その方はご年配の方で、今までのご経験で、
今まで通り、入管に聞いたり、JITCOに相談したり、
色々裏を取り情報を集めて、真摯に取り組んでいらっしゃる方です。
ですが、
おそらく使い方がようわからん…として、
連絡用にLINEこそ使えるようにしていますが、
そもそもネットに溢れる情報には、触れようとしない。
特定技能って枠が全部埋まっちゃってるんでしょ?
→たぶん、各分野の試験とごっちゃになってるのでは?
特定技能は商売にならないと思う…
→登録支援機関のことを言いたいのでしょうか。
というか、この「登録支援機関」というワードが出てこない。
職業紹介はいらなくなったからウチには必要ない…
→技能実習では新法で不要になりましたが、特定技能では必要。
特に斡旋に関しては。
アチコチで出回り、徐々に認知が進む様々な業界情報。
毎日、多忙を極めているのもよくわかりますが、
それでも日々、スマホ中毒かと思えるほどに、
隙間時間を見つけて、情報収集を続ける方々とは、
どうやら天地の開きが生まれつつあるように感じます。
そして、ご年配で経験豊富な分、
周りも気遣って、間違いなど指摘しない。
よけいに浦島太郎の病が深まっていく。
色んな背景や理由、考え方が想定されますが、
そもそも興味関心がなければ、
チェックもしませんし、
巷でどれだけの情報交換、情報共有が行われているのか、
お分かりでない方々は、
それだけで、浦島太郎化しつつある様子を、
実感する出来事でした。
この仕事の本質は、チョーアナログです。笑
そして、俯瞰的に見た立ち回りを瞬時に求められる場合が多い。
それは、確かに豊富な経験に基づくものでもあります。
ですが、
日進月歩どころか、秒進分歩の今、
情報収集という習慣がなければ、
少なくとも、現段階では、完全に浦島太郎です。
特定技能の登場で、
ただでさえ、技能実習制度事業一つとっても、
摩訶不思議で複雑怪奇な伏魔殿のごとき業界なのに、
輪をかけて、日々情報収集に絶え間なく取り組む方々にしても、
とてもじゃないが、追いつかない。
拾い切れない、大変な事態となっています。
浦島太郎というならば、
全ての人々が五十歩百歩の状況だと思われますが、
少なくとも、2,3歩と、80歩の違いは大きい。
特に、外国人労働者や受入先にしてみれば、
振り回されるばかり。
いっそ、何も動かないというのも手ですが、
そうもいかない現実は、どんどん差し迫ってくる。
かつて、パソコンの登場時には、
オレはパソコンなど使わずに、
今までやってこれたんだから、
必要ないといっていたオジサンたちがほとんどでした。
今や、誰もがどこかしらでパソコンを使っています。
小中校には、パソコンどころかタブレットも完備されています。
携帯も頑なにガラケーしか使わない方も未だにいらっしゃいますが、
スマホを使わず、Wi-Fiを活用せず、SNSを使いこなせず、
どうやってコミュニケーションを図るものか。
先日も、JITCOサポートに代表される支援システムの説明を聞き、
私など、そういったシステムに頼ることなくやってきたから、
別になくてもできるし…と思っていましたが、
今の時代、こういうシステムを活用せずに、
頑なに昔のやり方が全てと、変化を求めない人は、
おいてきぼりになるのかもしれないと思った次第です。
それだけ、便利になってるってこと。
本質のとっても大切なところは、
チョーアナログと言った通り、いつの時代も変わりません。
ですが、オレは頑なに昔からのやり方を変えないとして、
未だにお手紙を郵送している人は、
メールで無料で瞬時に何度もやり取りをしている人には、
機能的には、追いつけるはずもなく、
競争にすらなりません。
パソコンが、タブレットが、スマホが、
SNSが、ネットが、苦手など、
言い訳にしかすぎず、
時代はドンドン流れていて、
その流れに逆らうのは、あまり意味のないコトのように感じてなりません。
変化の時代とは、
変化を愛して、バッチコーイ!くらいの勢いで、
どんどん積極的に取り組んでいくくらいの姿勢や考え方が大事です。
若い世代は、家庭にスマホやYouTubeが当然のデジタルネイティブです。
何の抵抗もなく、ドンドン取り込み、新たな活用と世界を生み出していきます。
使いたがらないのは、
活用しないのは、
厳しい言い方をすれば、
自分が変わりたくないだけ。
変化に対応しようとしないだけ。
変化を受け入れ、なおかつ利用してやろうと考えていないだけ。
俺にはわからん。
そういう方に限って、
最近の若いのは…と言う方が多いのではと。
もしかしたら、現場の経験はなくとも、
耳年増の若者のほうが、
よほどよく知っている部分も多々ある時代です。
オジサンオバサンたちは、もしかしたら、
自身が求める情報を上手に集めるスキル自体、
若者世代にはおよそ勝てないのかもしれません。
プロである以上、それなりの経験を積み、
なおかつそれに甘えることなく、
新たな情報もドンドンつかみ取っていかないと、
自身の足元すら、いつの間にやらおぼつかなくなってしまうかも。
今までの経験や実績を全否定する意味では決してありません。
むしろ、若者がいくらキャッチアップしていても、
到底たどり着けない奥深い洞察は、
経験者だけがたどり着ける境地です。
でも、アンテナがさびていたら、
その能力は、活きない場合がある。
もしかしたら、後戻りできない失敗につながる場合もある。
まぁ、こんなことを、このネットの場でいっていても、
あまり意味はないのかもしれませんが。笑
何にせよ、全部を理解しキャッチするのは無理だとしても、
だからといって、ネットを全否定するのも、
またナンセンスだと思われ、
上手に活用して、
「アンタ、何言ってんの?」
なんて言われぬよう、アンテナは磨き続けたいものです。
オジサンは、それでこそ、価値があると思っていますから。笑
若いのに負けてられるかってのwww
(そう言ってる時点で、イタイ?汗)
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