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外国人労働者の受け入れを成功に導きたい企業がすべき、上手な業者の『使い方』

シリーズでお届けしている、
外国人労働者の受け入れを成功に導きたい企業がすべき、

「業者の探し方」
「業者の選び方」
「業者の使い方」

の最後、第三弾。

流れは、昨日の投稿をご参照ください。

さて、それでは、

『業者の使い方』

について。

使い方…というか、付き合い方でしょうかね。

実習実施者=受入企業側にとって、
監理団体や登録支援機関とは、どうやって距離を測って、
付き合っていくべきでしょうか。

カネ払ってるんだからと、
なんでも言うことを聞く下請け業者的な付き合いをすればいいのでしょうか、
それとも、
監理=「指導」する管理をしてもらう立場なんだからと、
何でも言われることに気をつけて、
自分でしないといけないのでしょうか。

この距離感の取り方が上手な先は、
上手に業者とお付き合いしています。

なんか、また昨日の配偶者や彼氏彼女の付き合いを思い出してしまいます。苦笑

アッシー君、メッシー君という位置づけでお付き合いしているのか、
こんな自分と付き合ってくれているんだからと、
お弁当を作ったり、デート代まで負担したり、
何なら生活費まで与えるようなお付き合いをしているのか。

共働きもあれば、
どちらか一方への依存もあれば、
ゴミ捨てはどちらの仕事と、
役割分担も様々ですね。

肝心なのは、ルールを決めておくことです。
そして、それは決して「駆け引き」や「交渉」で決めるのではありません。
お互いの間に愛(物事を上手にストレスなく進めていく)があっての、
役割分担です。

オレ、かなり込み入ったトラブル解決ばかり抱えているから、
こういう些事はお願いしたい。
いや、力仕事は、オレの方が得意で適正もあるから、オレがやるよ。
料理や掃除などは日々のことだから、お願いしてもいいかな。
子育ても、肝心な時には、キチンと躾けるから、普段は頼んでいいかな。
子供が病気やケガしたときには、近所を良く知るオマエに頼んでいいかな。
深刻なトラブルは、オレもちゃんと付き添って、解決するから。

どれだけ役割分担を決めても、
全部、紙に落とし込むことはできません。
例え書き出せたとしても、
A4何十ページになることでしょう。

都度都度、話し合いで乗り越えるべきことです。
そういう道のりを共に歩んでこそ、
信頼関係が育まれていきます。

愛が育ち、絆が強くなっていくんですね。

そう。
業者も自分も、お互いにその関係性を
一定の時間をかけて、育てていく必要があるってことです。

そのためにも、
共に歩く相手と決めるときには、
相手を見極めねばなりません。

なんとなく、距離感というか、
付き合い方、使い方って、わかりますでしょうか。

ワガママでも、得意不得意でも、なんでも、
相性の合う合わないが、一丁目一番地でしっかりしていれば、
スタートを切る前に、話し合いができていれば、
後は、都度協議して、
育てていくだけで済むってことです。

相手だって、人間なんです。
もちろん、受入側のアナタだって人間なんです。

誤解してたり勘違いしたり、失敗することもあります。

逆に、して、されて喜ぶこともたくさんあります。

確かに、おカネを支払う側ではありますが、
だからといって、主導権がアナタだけにあるワケじゃないんです。

実習生側にも、途中帰国や失踪、
また、特定技能や3号で違う会社へ行きたいという権利があるのと、
同じなんです。

むしろ、カネを支払っている側としては、
せっかく大切なお金を支払っているのですから、
考え方ややり方によっては、
アナタに夢中にさせて、
アナタの為なら何でもしますくらいホレさせて、
上手に、相手が自ら必要以上に支えてもらうように
もっていくことも可能なんです。

だって、人ですから。

ズルい考え方からじゃなく、
互いの幸せを考えて、その延長線上にあることならば、
人は、理屈で動くんじゃなく、気持ちで、感情で動きますから。
そういう気持ちは、ちゃんと相手に伝わりますから。

今は特にそんな時代。
この業界では、特にそんな考え方が適していると思える業界です。

くだらない業者、レベルの低い業者、
怠け者でだらしなく、自身の仕事にプライドも責任感もない、
ヤル気のない担当者であれば、
最初から付き合わなければ良いだけです。

担当者が諸事情でスイッチした場合も、
ゼロから愛を育まねばなりません。
育めない相手であれば、
親御さんに相談したり、お別れをせねばならないだけです。

本当は、今までの道のりを、苦労を共に乗り越えてきた担当者は、
変わって欲しくはないモノなのですが、
それを許容できる監理団体は、特に大手であればあるほど、
難しいのかもしれません。

人を扱うお仕事の業界は、
機能的価値だけでは、動きません。
特に、まともな人であればあるほど、余計に。

業者とのお付き合いは、お互いの愛の為に、
駆け引きではなく、話し合い、思いやり、譲り合いなどをもって、
距離感を築いていきましょう。

依存しすぎて、それを許容できる担当者並びに監理団体である場合、
離れられなくなりますので、ご注意を。

その方と、永遠に近いお付き合いを共にされるのであれば別ですが。

以上で、三連載は終了です。
本当は、合間にまだまだ色々掘り下げられるところはありますが、
それらは個々にお願いします。

願わくば、良い監理団体(業者)とのご縁があって、
受け入れがうまく進み、安定が継続されることを願ってやみません。

それらが常に持続できていれば、
世間様を賑わす、メディアに上る様な悲惨で残念な事件など起きないのですから。

労働者確保のみならず、
様々な貴重な副産物を得られる制度事業なのですから。

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