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外国人労働者と日本人労働者、どちらがお得?

あるあるトーク。

人が集まらないから、外国人労働者を呼ぼう。

色々調べてみたら、自社ではちょっとできなそう。
業者に頼んだ方が早い。

業者に頼んで見積もりをもらったら、
こんなにコストがかかるならば、
日本人を雇った方がまだマシ。

とても無理。

…ん?

日本人を雇いたいけど、雇えないから、
外国人労働者に興味関心を持ったのでは?

要は、そんな都合の良い話などないんです。

あぁ、一生懸命に探せば、
OKOKという業者も見つかるかもしれません。

だから、頑張って業者を探してみてください。
大金使って、時間もかけて、結局、人はきてくれませんから。

いや、来てくれても、定着せずに失踪するか途中帰国するかは時間の問題ですから。

安くなきゃやらないよ…

マトモな業者は、相手にしません。
静かにフェイドアウトしていくことでしょう。

つまり、実際に、コストは日本人の比じゃないほどにかかるってことです。

経営者のレベルが、あからさまにわかります。
担当者のレベルが、あからさまにわかります。

…他には、ロボットだとか、RPAだとか、
様々ありますけど、
これらで解決できるところの方が少ないでしょう。

どうしますか?

①もう一度、日本人募集にトライする。

外国人にそれほどコストがかかるならば、
日本人の給与条件を上げるなどして、
日本人従業員が集まるような手立てを考えて講じる。

②それでも外国人労働者に頼る。

そうは言っても、給与を上げたくらいじゃ日本人はきてくれないから、
どうせ給与を支払うならば、まだ来てくれる可能性が高い外国人に助けてもらう。

このどちらかになります。

ちなみに、外国人労働者を雇用する場合は、
『日本人同等の給与』を設定しないと、
入管が在留資格を下ろしてもらえないという、
基本ルールがあります。

それは、必然的に就業規則の賃金規定の見直しになり、
ひいては日本人も外国人も全ての既存従業員の改定にすらなりかねません。

つまり、どうあがいても、人件関連費の上昇は避けられない時代です。
違う視点から見れば、20年近くに渡って、大きな昇給をしてこずに、
変わらない賃金のまま、推移している「今」が、おかしいんです。

ちなみに、他の先進国では、フツーに時給2,000円、3,000円があります。
今はまだ希望を胸に日本へ来てくれている外国人労働者の方々も、
徐々に他の国へと選択肢を増やしている現実に、
未だ気付かない、気づきたくない、
時代錯誤な残念な経営者も少なくありません。

また、多様化≒誤解のある言い方をすれば、ワガママになっている日本人は、
いくら給与を提示されようとも、自分が働きたくない職場には、
エントリーすらしてきません。

人手不足が顕著なのは、いつだって日本人がやりたがらない仕事です。

低賃金で3K4K5Kな職場。

今では、高賃金であっても、様々キツイ職場で働きたい日本人はほぼいないコトでしょう。

いや、農業が年収1千万稼げるとか、
大工仕事が毎月200万、300万稼げるならば、
話は別ですが、そこまで極端に給与を手厚くはできないのが現実です。

日本人がしたがらない職場に、外国人がしたくて来てくれているとお思いでしょうか。

3年とか、数年の出稼ぎだからこそ、来てくれているだけです。

来てくれなくなったら、もはやマンパワーでもっている会社は、
潰れていく以外、道はありません。

周りの現場仕事大工が自社以外いなくなったならば、
自社で請け負う値段をいくらでも決められるならば、
そこまで需給バランスが偏ったならば、
生き残っている会社はぼろ儲けできる時代が来るのかもしれません。

でも、そこまで生き残れますか?

介護において、どうにも成立、持続する道筋が見えないので、
姥捨て山化は避けられないと、悲しい絶望を以前申し上げていましたが、
コレ、どの業界も同じ、チキンレースに否応なしに参加している状態です。

結果、二極化が進む。
実質的な権力を持ち、人手も資金も全てにゆとりのある大手と、
アップアップの生死をさまよい零れ落ちていく中小との格差が
ドンドン進んでいくのでしょう。

この絶望に対して、
求心力をもって、日本人労働者、外国人労働者を集め続けられる会社。
より高額な給与を支払い続けられる会社。
=知恵と工夫とホンモノの実力のある会社。

この本物の会社に成れねば、そもそも生き残ってはいけない。

外国人労働者と日本人労働者とどちらがお得なんて、
低次元な問題に悩んでいる場合じゃないってことですね。

そう、ナニジンであっても、アナタの会社で働かせてください…
そう言わしめる会社にならねばならないってことです。

その為には、どうすべきか。
どうあるべきなのか。

この答えは、各企業それぞれに違うと思います。

自社なりの答えを導き出せた会社、
築き上げられた会社だけが、
生き残っていけるのではと。

そういう意味では、大手だからと言っても全く安心できません。

大手もちょっとしたことで潰れる時代です。

メンドクサイことを自分の頭で考えて、
決めて、歩んでみねばならない時代です。

ふ~ん、そうなんだーって、他人事でいられない時代です。

アナタは準備ができていますか?
トライ&エラーしていますか?

そんなこと言ったって、何をどうすればいいのかわかんないもん…

そういって、のんべんだらりと日々を過ごしていますか?

いつまで、そうやってますか?

そうやって、自分で考えることも、決めることも、
いつまで諦めて放棄していますか?

ナニジンでもできる人財はいますし、
どうしようもない人財もいます。

願わくば、こんなブログにお付き合いくださっていらっしゃる方は、
生き残っていける方でありますように。

追伸、
ちなみに、どんな会社でもアナタ次第で生き残り策はあります。
ご関心のある方は、当方までご相談ください。
できる限り、お伝えします。

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