思いやりは知性がもたらす。
相手を思いやることができたとしても、
その行為が、相手に間違いなく届き、
なおかつ、相手が主観的に嬉しくなってしまう点にフォーカスされていなければ、
相手は笑顔でありがとうとは言わない。
(別に相手に求めない場合もあるけど)
逆に、相手に届いて、
正に相手が困っていることが解決されたなら、
その感激が大きければ大きいほど、
自然と大きな声で、満面の笑顔で、
ありがとうございます!と自然と言ってくれる。
何も目の前の問題から楽になる行為ばかりが、
本当の意味で相手の為にならないこともたくさんある。
その場合、
相手にとって、現時点でも理解できるように
十二分な説明を必要とすることもある。
相手は、得られる説明から理解が及ぶ場合、
許容される。
これらが理解できないと、
相手からは、笑顔も感謝も得られない。
つまり、
笑顔でありがとうと言われることを仕事の成果とするならば、
どれだけアナタが思いやりの気持ちを持っていようとも、
相手に必要十分に伝えられる「知性」がない限り、
それは成果を得られないということになります。
簡単に言えば、
気持ちだけでは解決できない場合がたくさんあるってことです。
たまにメンドクサイから、安直に、
権力構造(ヒエラルキー)を作り上げ、
自分に力をつけて、
上からモノをいうことで、
下のモノを理由のいかんなく従わせる手段を取る場合が多くありますが、
それは根本的な解決にはつながらない。
そんな力は、うわべだけ。
相手に命令して従わせる時代ではない。
下手すれば、すぐにパワハラなどの○○ハラスメントとしか言われない。
では、どうしたら相手が心を開き、
相手が自ら相談してくるように仕向けられるか、
相手から信頼を寄せられるように持っていけばよいのか、
全ては、知性がもたらせてくれる。
アナタに十分な「知性」があれば、
相手は自然とアナタに心を開き、
悩み事を素直に相談してきてくれる。
アナタはその悩みについて、真剣に考え、
これまた知性をもって、事の解決に当たっていけば良い。
知性をググると、こう書いてある。
物事を知り、考えたり判断したりする能力。
そう、まず色々と知っていること。
これはなにも、法律や歴史などの知識が大前提として、
知っていなくてはならない。
そして、
知っているだけではなくて、
考えたり、判断したりする力が必要ということ。
リテラシー的な問題ですね。
つまり、
知性とは、「知る×考え判断する」力ということです。
つまり、
そもそも色々知らない人が、
いくら思いやりの気持ちをもって手を差し伸べても、
実は成果に結びつかない。
色々と知っている人であっても、
考え、判断する力がなければ、
これまた成果には結び付かない。
導けない。
アナタのその「思いやり」が、
本当に相手にとって活きて為になるには、
アナタの「思いやり」に価値を生むのは、
知性なしでは、成果にたどり着くには不十分だってことです。
成果=仕事にならないってこと。
正確に言えば、
思いやりは知性がもたらすとは、
思いやりに付加価値を最大化するには、知性が必要不可欠だってことです。
あ、前提確認せずに進めてますが、
「思いやり×知性」がなく、
「儲け優先×知性」は悪質ブローカーでしかないので、
そもそも『笑顔でありがとう』が求めている成果ですらない。
さて、
それでは、知性とは、どうやって身につけるのが良いか。
自然と身についてしまうには、どうすれば良いか。
身につけるためには、
様々学ぶしかないですよね。
法律にせよ、社会の常識にせよ、
色んな考えや価値観を持つ多種多様な人間にせよ。
自分とは違う人と上手にコミュニケーションを図る図り方にせよ。
自然に身についてしまうには、
知性があると思われる方々、
安心して信頼のおける方々と接する頻度が高まるような環境に、
身を置くことが、おそらくイチバン自然と身に付くことになるでしょう。
…お分かりでしょうか。
頭脳労働ができない人に、
思考停止し続ける人に、
思考力による生産性を向上させていけない人に、
この業界で十分と言える成果(=お金を介在させた仕事と言えるレベル)は、
生み出せないってことです。
関わる人に笑顔でありがとうと言われ続ける人間に成りたいならば、
もっと守れる人を増やしたいならば、
一般的な人には到底解決できない問題を解決へと導ける大人になるためには、
自己の成長しかないんです。
そして、
自己の成長は決してストレスフルなものではなく、
環境を整えるだけで、
自然と自ら楽しんで取り組んでいるだけで、
いつの間にか勝手に成長してしまっているものなんです。
知らなかったことを知ると、楽しい。
自分の価値観と同じ人がいるだけでも、嬉しい。
一人ぼっちじゃないだけでも、嬉しい。
今までできなかったことができるようになると、楽しい。
そんな単純なものです、人間なんて。
目指していただきたいのは、
いかにして楽しく取り組んでいるだけでも、
勝手に望ましい成長を遂げてしまう環境づくり。
ぜひ考えてみてください。
今回は、
営業行為に取られるのはメンドクサイ気分なので、
必要な方はメルマガでご覧ください。
私なりの解決策を丁寧にお伝えしているつもりですので。
人の悩みのほとんどは、人間関係だそうです。
この外国人労働者業界問わず、
家庭内でも友人関係でも、
社内の人間関係でも、
どこでもどんなとこでも、活かせるスキルだと思うんですけどね。
知性を身につけるって。
追伸、
知性?のある方々、つまり、
事業経験があったり、分野業界の知識が豊富であったりする方々、
新たなビジネスを仕掛けようとする方々は、
この業界の現場の現実を知らないし、
この業界の人の考え方を知らないし、
結果、適正適切な判断ができていないから、
この業界ではなかなかうまくいかないし、
広がっていかない。
この業界の現実を知っていて、
思いやり溢れる方々は、実は知性が十分ではない。
思いやりの心って、教わって持つモノでもないので、
すでにお持ちの方々が、
現場の現実をよくよくご存じの方々が、
知性を様々身につけられれば、
結果的に、事業は成功すると思うんですけどね。
少なくとも、儲かるからって理由で道を選択するワケじゃないですから。
————————————————————–
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。
なお、メールに不慣れな方の為に各SNSからの配信もご用意しています。
対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者
————————————————————–