先日、ある地域の介護のセミナーにお招きいただき、
お集まりくださる方々がお聞きになりたいであろうこと、
主催者側が訴えて欲しい(訴えたい)こと、
自分なりにお伝えすべき(できる)こと、
これらを満たし、バランスよい内容になるためには、
何をどうお伝えすべきなのかと、
常々考え、迷いながら、お話してきました。
正直なところ、やっぱり、
『わからないことがわからない』
『何からどう手を付けて良いのかわからない』
『いったいどこまでどれだけ準備すれば大丈夫なのかわからない』
『本当に受け入れしてちゃんとうまく回るのか想像がつかない』
…
だいたい、こんなところではないかとお察ししました。
現状では、
さすがに介護の技能実習生は丸2年が経過していることもあって、
ご参加くださった方の中には、わずかですが、既にお受入れをされていることもあって、
時間の流れを感じます。
また主催や側からお聞きしてみると、
数年前には『介護に外国人なんて絶対にありえない…』とおしゃっていたような方まで、
ちょっとちゃんと考えて情報収集せねばと動き出している方もいらっしゃるとか。
いつも思いますが、
こういう一律のセミナーって、本当に難しい。
(1対多数でほぼ一方的にお伝えするだけ)
せっかく時間を割いて、わざわざお集まりくださっているので、
可能な限り、お聞きくださっている方が求めていることをお応えできればと強く願い考えるのですが、
それぞれにタイムラグがある。
ある施設責任者は、ここまで先行していて、そんな初歩的なことは要らない。
ある施設責任者は、イロハからわかっていないので、そういった方にもなるべくわかるように。
ある施設責任者は、じゃあ、具体的にどうしたらいいんだと困っているから、そのヒントになるように。
そう、個別にその施設の背景や諸事情、お考えなどわかったうえで、
ピンポイントなお話をお伝えせねば、本当の満足はない。
(だから、こういうブログのテキストで知りたいことを探している方が、
探しやすくできないものかと、色々できるコトから工夫しているつもり💦)
はたまた、エンタメ的側面も考慮し動画や画像など活用して、
注意関心を惹きつけたり、記憶に残りそうなエピソードを盛り込んだり、
プレゼン能力のスキルも必要なのかもしれない。
…私、この点、苦手だし。
ただ、「リリースラインナップ」にも「トークLIVE」と銘打ってますように、
個人的には、「生」感を大事にしたい。
そして、「生」感って、やっぱり、お聞きくださっている方のお顔を見ながら、
あ、届いているのかな?
うーん、下を向いている方が多いな?
など、感じながら、臨機応変に軌道修正できるようになりたい。
こういうテキストでは難しい、
「熱」を伝えられるようになりたい。
あ、なんか、自分の反省みたいになってしまった。汗
話を戻すと、
それぞれペースが違う、考え方が違う、
つまり、人が違うので、どうあがいても個別具体的な対応はできない。
だから、今回は、共通して起こりえるコト、
人の考えが行きつくコト、
他の業界でどういうコトが起こっていたのか、
そして、どうあるべきなのか。
成功している施設はどういう施設なのか?
失敗する施設はどういう施設なのか?
こういうことを、私なりの言葉で、
精一杯お伝えしてきたつもりです。
特に、れいのごとく、耳障りの良い言葉ではなく、
キレイな言葉遣いでもなく、
ただただありのままを普段の言葉で。
そう、受入したい施設さんに相談されて、
受け入れるってことはどういうことか?
どういうリスクがあるのか?
どういう姿勢で受け入れに臨まねば失敗(成功)するのか、
そんなことをお話してきました。
後日、主催者側に評価という審判を恐る恐るお聞きしてみようと思いますが、
100分の一でも、何かしら伝わって、残っていると良いなぁと。
そして、それが、いつかどこかのタイミングで、
活かされていれば、嬉しいなぁと。
お伝えし続けているとおり、
不幸の量産が少しでも一つでも減って、
笑顔で感謝が溢れる一歩に繋がればとしか、
お話していませんから。
ちなみに、一組織の一個人のガラパゴスな視点や見解ではなく、
10数年、この業界の現場を細々ながら取り組み続け、
なおかつ5年近くに渡り、様々な業界関係者の方々と、
相互にコミュニケーションを図り続け、
一つの国だけに特化することなく、
技能実習だけにこだわることなく、
外国人労働者の色々な視点から、
定点観測し続けてきた一つの見解をお伝えしてきたので、
あながち間違ってはいないと確信はしているのですけど。
追伸、
営業でもなんでもありませんが、
もしこんな私にご関心をお寄せ下さる方がいらっしゃれば、
以下より、お気軽にご相談ください。
トークLIVE
https://gaikokujin.link/blog/?page_id=2166
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