原材料の仕入れも部品購入も設備投資も、
ほぼ何も要らない。
その分、毎日、相当なコミュニケーションのやり取りをしなくてはならない。
毎日毎日、報告、連絡、確認、など、コミュニケーションの嵐。
コレらが、どれだけ丁寧に、どれだけ楽しんで、
やり取りできるかが、鍵だと思います。
だから、人と接する、人と話するのが、
得意でない方は、あまりこの業界の適性があるようには思えない。
その場合は、モノづくり、つまり、モノと向き合うお仕事の方が、
まだ適性があるのかもしれません。
でもね、これだけ技術が進歩して、
人が労力を割かなくても良くなってきている今、
人に残されたお仕事って、人とのコミュニケーション以外に、
そうはないのではとさえ、思ってしまう私。
やり取りをしなくてはならない…と書いてしまいましたが、
ココも考え方次第。
どうせやり取りをするならば、
楽しんでやり取りすればいい。笑
むしろ、そういうやり取りの中に、
ちょっとしたユーモアや内輪ネタを取り入れて、
単なるビジネス要件のみならず、
そこに人間性が感じられる部分を、混ぜ込んでいけば、
互いに理解が深まるし、親近感がわく。
距離が近くなれば、互いの考え方やキャラがわかればわかるほど、
許せる範囲、任せた方が良い部分、
ケアしとくべき部分などが、色々わかり、
やり取り自体ももっと楽しくなる。
自分を表現し、相手の考えや本音を引き出す。
関係性を構築する。
どんな仕事であっても、同じことですが、
このお仕事は、本当にこういう部分がとてもとてもとても大切です。
メンドクサがって要件しか話さないような人は、
次第に人が離れていきます。
もしくは、あぁ、ビジネスオンリーでしか考えていないんだろうなぁと。
余白を作る。
アレコレと忙しい中であっても、
コメントしたくなる、ボケたくなる、ツッコミたくなることは、
たくさんあります。笑
そして、
そういうコミュニケーションが取れる相手同士であれば、
色んな面で、効率的、効果的、経済的、良心的に、
お仕事ができます。
それもこれも、みな同じ方向を向いているかどうか。
同じ方向を向いているかどうかについても、
これまたコミュニケーションの節々で、
知らずと表れてくるものです。
日本人って、空気を読むことに長けているので、
こういう言い方は失礼だなぁとか、
ここまで踏み込んで話をするべきじゃないよなぁとか、
相手を気遣う優しさも手伝って、
いったい何を考えているのか、わからない場合がたくさんあります。
良い悪いで言うならば、
相手を傷つけない思いやりは素晴らしいのですが、
ちゃんと意思疎通ができていない場合は、
(つまり、それくらい分かれよとか、気づけよとか)
仕事に大打撃を受ける場合がたくさんあります。
その場合、相手がちゃんとわかっていないのが悪いのではなく、
相手にちゃんと理解させられていない自分が悪いのであり、
理解させられない相手と組んだ自分(組合?)が悪いのであり、
結果、自分の責任が果たせなくなります。
また、子供に勉強しろと、ただただ怒って叫ぶだけの人も多く、
怒って叫び続けることしか、知らない人にすれば、
いつまでたっても自分の仕事の責任は果たせません。
相手が自然と自分に注意関心を寄せて、
この人のことは、忘れずにちゃんとやらなきゃ…って、
相手に思わせられるだけの存在感や認識を、
相手に上手に植え付けられるようにせねばならないってことです。
繰り返しますが、
コレはどんな業界でも同じことですね。
だから、コミュニケーション産業なんです。
組む相手には、自分たちが向いている方向へ、
同じ方向に顔を向けてもらえないと、ストレスにしかなりません。
同じ方向へ顔を向けるにも、
相手が自然とその方向へ向けたくなるように持っていかねばなりません。
全部同じ。
こういうことは、AIにもIotにも5Gにも、できないことではないかと。
(一律的な命令はできますけどね)
こういうコトが一人ひとりちゃんとできるから、
日本は先進国なのであって、
できない送り出し国に、手本を見せねばなりません。
背中で語るってヤツです。
まぁ、コミュニケーション云々以前に、
私が言い続けている、心構えがちゃんと座ってない人は、
たとえコミュニケーション技術が上手であっても、
詐欺行為しかしない人もいますので、
どうなんだろうって思いますけど。
追伸、
そうそう、先日の笑顔でありがとうコンテストについては、
メールでもご案内したところ、
コレもまた面白いリアクションが届きます。
つまり、メルマガ解除をする人が数人いたり、
真逆で、こういう取り組みに励む人がいるだけ気分が少し楽になった…など、
両極端。苦笑
ただのクレクレ星人や、
そもそもの方向性が違う方は、自然と去って行ってくださるので、
とてもありがたい限りです。
最近、特に私がお伝えしているコトって、
「安直な答え」を探し求めている人にとっては、
苦痛の一言です。笑
成長したい人、
自分が思いもよらぬ情報を仕入れたい人、
一人で不安を抱えている人、
気の合う仲間が欲しい人、
そういう方々だけが、残っていってくれます。
そう思えない方も全否定しているワケじゃなく、
どこかで手痛い失敗を繰り返し、
この意味合いを理解し共感くださるようになるタイミングがあれば、
また寄ってきてくだされば、それでいいのではと。
もちろん、私ではなく、もっと相性のよい愛着のわく場を
見つけて飛び込んでいくのもアリでしょう。
コミュニケーションは、本当に使い方次第で、
本当に便利なツールです。
自分も偉そう言わずに、色々学び続けたいコトの一つですね。
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