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外国人技能実習生の監理団体(特定技能の登録支援機関)の儲け方

先日、アホな元職員(私ではありません。苦笑)が、
監理団体はどえらい儲かってやめられない的な記事が出回り、
心ある方々を怒らせていました。

大手さんの中にも、
いや、大中小問わず、
金儲け団体は少なからずあるのが現実です。

非営利なんて言い方をしながら、
やりようはいくらでもあるってことですね。

その考え方や姿勢を問わなければ。

…こう書いてしまうと、
監理団体の儲け方って、
あまり褒められたやり方しかないように勘違いする人もいますが、
決してそうではないと思います。
(特定技能の登録支援機関も同じです。)

いわゆる職員一人頭の稼ぎ額を高めるためには、
どうしたら良いのかってこと。

生産効率…だとあまり好ましい表現ではありませんね。
サービス効率とでも言えばよいのでしょうか。
製造業などで言うならば、一人当たりの労働生産性。

そう、主だった利益原資は、
監理費である以上、
また、その監理費は月々一人頭いくらと定めての契約なので、
どれだけその原価率=人件費や諸経費を効果的なパフォーマンスへと、
ブラッシュアップできるのかどうか。
事業の特性上、「労働生産性の向上」をどれほど追求できるかで、
儲かる額は大きく変わるってことです。

コレは、営業的関連コスト?や事務関連経費など、
どれだけ抑えられるか。
また、肝心要な人件費を、どう位置づけるかによって、
サービス効率は変わってくるのは当然です。

販管費、いわゆる経費を様々見ていくことも基本ですが、
目に見えるわかりやすい部分だけ、
表面的に追及しても、本末転倒になりかねません。

肝心なキモは、これらのサービスの質を落とさずキープできるか、
いやいや、キープどころか、質を高め続けられるかどうか。

ピンとこない方も多いと思われ、具体的に例示してみましょうか。

例えば、

受入企業への訪問に対して、
様々な必要書類が山ほどありますけど、
一つ二つ忘れる。
手続きしてくるべきことを、失念する。
一度で済むことを二度三度と繰り返す。

ガソリン代も、その職員の時間給的ロスもありますよね。

実習生への教育指導を効果的にできているかどうか。
訪問したついでに、ちゃんと顔を合わせて、
声をかけて顔つきや言動をチェックしているかどうか。
話を聞いてあげているかどうか。

受入企業側の教育。
上から目線ではなく、制度理解、様々な現実、
起きうるトラブル、他、理解を促すトークを、
効果的にしているかどうか。
企業側に事前理解が深まっていないと、
目先の利益にしか目が届かなくて、
目先の利益優先の判断では、
転がった先の不利益を理解できるかどうかで、
大きく変わってきます。

どの送り出しと組むか。
マトモな実習生候補者を集められない。
事前教育が十分にできない。
来日後、トラブルの種にしかならない。

入口から出口まで、
どれだけのステージで、どこまでのブラッシュアップができるかどうか。

ポイントは、効率を求めるからこそ、
どれだけ効果的に仕掛けられるかどうか。

これらが、経済的な粗利の増加へとつながっていくってこと。

ココもまた、
特に新規参入者は、
やってみて、
走り続けてみて、
結果、どうやらあんまり儲からないぞ、
いやいや、儲けどころか、マイナスしか生まないぞと、
現実を突きつけられて、
初めて気づくところなのでしょう。

勘の良い方はお気づきでしょう。

そう、全ての局面で、
儲けの源泉は、人的クオリティアップにあるってことです。

運営方針を決める理事の方々、
また、そこで働くイチバンの主役である一職員の方。

送り出し側も受入企業側も、
全ては、関わる人のクオリティアップ。

クオリティアップはすればするほど、
一職員であっても、見えるコト、気づくコト、学んだコトが増えれば増えるほど、
また、深まれば深まるほど、
出来るコトが、抱えられるコトが、ケアできる幅と深みが、
増していきます。

一人一人が成長に貪欲であり、
そんな戦闘集団が、儲けられる業界だってことですね。

言い方を適切に変えれば、

一人一人が自然と楽しんで面白がって取り組んでいくと、
自然と成長していて、
そんな一人一人が、互いに刺激を受け、自発的に助け合って、
励まし合って、仲間内で切磋琢磨を繰り返し組織として昇華していく。
体内のみならず、対外の送り出しはもちろん、受入企業側へも伝染していく。

そういう監理団体が、
そういう監理団体を育てられる、築ける人が、
結果的に、「後ろ指を指されることなく」儲かるってこと。

儲からないのは、
儲かるまで組織が至ってないってこと。

穴がふさがってないコップには、
いくら水をもってきて入れても、
いつまでたっても飲めるほどには溜まらないってこと。

コレがメンドクサイし、
実力的にホンモノじゃないからデキナイし、
だからといって、事業に踏み出し、
身銭をたくさん使いこんでしまったからって、
安易に目先の銭を負い続け、
結果、悪質ブローカーに成り下がる輩が多いってこと。

そして、時間がかかるから、敬遠されがち。
結果、ホンモノは数少ない。

だから、少しでもホンモノへの早道になればと、
新規参入者はもちろん、
知らない人には、時系列を含め、全てとは言えないまでも、
一つの型として、解体新書企画での専用サイトを作成しているし、

実はガラパゴス的なベテラン勢にも、
不足穴埋め補助的に、
同業他社の取り組み方や考え方、対処の仕方やその深さまで、
会話を通じて、時代にアジャストできるよう、
チャットワークなどの場を提供しています。

まぁ、他にも色々と。

単なるマッチポンプだとしか思えない人は、
これらの意味がピンとこない方は、
残念ですが、「今まで通り」の「自助努力のみ」で頑張ってください。

個人的には、
今の時代、
とても自組織だけでは、
たどり着けないステージだし、
そのステージこそが、社会に求められていると認識しています。

目指すことに共感するのみならず、
具体的に行動することが大事です。

別に私が、私たちが提供する各種サービス?を活用せずとも、
ぜひ頑張っていただければと願うばかりです。

「人づくり」「架け橋」などPRされている方々は、
ぜひ、「うしろゆびさされ組」にならないよう、お気を付けください。

追伸、

解体新書企画は、
11月より、また再募集を始める予定です。

募集開始出来たら、
メルマガにてご案内しますので、
ご興味ご関心のある方は、配信をお待ちください。
(未登録の方は、以下にて、ご登録ください。)

対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者

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おまけ、
懐かしい…苦笑

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