浪花節を勧めるのは、
弱者救済的上から偽善者自己満からではない。
ソレがイチバン利益を捻り出しやすいから。
やれ、マーケティングだのと、
上っ面ばかり概論で考えているのでは、
本当の意味で儲けは出ない。
相手にとってカネどころかカネでは得られない利益(満足)が生まれるから、
それが実感できれば、相手は喜んでお金を支払う。
お金を支払ってくれることだけが儲けではないってこと。
お金を喜んで支払ってもらうためには、
相手に信頼されなければなりません。
自分に信頼を寄せてもらわねばならない人は、
なにもお金を支払ってくれる人ばかりではありません。
この業界では特に、
お金を支払ってくれる人がアナタに信頼を寄せる状態になるためには、
お金を支払ってくれる人だけを見ていれば良いってワケじゃない。
外国人労働者をちゃんと見ていて、
彼らからも信頼を得ているからこそ、
アナタにお金が支払われるんです。
彼らをグリップできていなくて、
いったい何のためにお金を支払うのか。
外国人労働者が安心して働き、
生活して行けるようにサポートしているからこそ、
必要に応じて、直接雇用している受入企業自身にそういう意識を植え付けられるからこそ、
利害を含めた関係性が良好に維持できる、させられるのだということです。
この点が、モノビジネスや、一般的なサービス業とはイチバン違う。
モノという商品を製造、販売している事業であれば、
モノ一つ一つに丁寧に対応すべきという意味合いが全く違ってきます。
(本質的には同じと言えることもあります)
また、人を相手に自分が直面して何かしらを提供するサービス業とも違います。
基本的には、その対面しているお客さんとの関係性だけに気を配ればいいのだから。
(ここも深いところでは同じと言えることもあります)
でも、ココまで密接に、直面しているお客さん=受入企業との関係性だけに気を配ればいいのではなく、
そのお客さんとは別に、直接関係する別の人間をお客さん以上に懇切丁寧に気を配らねばならないのは、
おそらくこの人財業界の大きな特徴です。
外国人労働者の疑問や不安をことごとく解消し、
個々の能力をフルに発揮して自発的にヤル気になって頑張ってくれる。
この状態を作り出すことが、アナタの儲けにつながるってことです。
コレが基本中の基本。
ということは、このマインドセット、
いわゆる会社方針というのかなんというのか…
を持っている集団とせねば、
会社も儲からない。
みんな、幸せになるために、人生を謳歌しようと生きている。
幸せを感じることは人それぞれだけど、
何につけ、お金というモノはかかるし、
お金を稼げれば、出来るコトも増えるのが現実。
であれば、
お金を稼ぐということはとても大事。
そして、お金はもはや相手から奪い取るものではなく、
今や、自分にカスタマイズされたモノであればあるほど、
喜んでお金を支払う時代。
iPhoneなどのスマホがナゼあれだけ高額なのに、
低所得者であっても苦労して支払う費用を捻出するのか。
それは、使う人にとって使う人向けにカスタマイズされうる商品だからと言える。
便利ではなく、自分仕様にできるということ。
モノも情報も溢れかえっている中で、
いったいどれが自分にとって良いのかは、
もはや自分一人じゃわからない。
結果、誰から言われたから、おススメされたから、
頼まれたから、その選択をするようになっています。
そして、それは紛れもなく自分だけにジャストフィットしていると実感できれば出来るほど、
ずっとずっと継続してくれます。
ビジネス用語的に言えば、
売上は、客単価×数×頻度で、決まります。
新規顧客獲得が難しい時代なので、
ご縁のあったお客さん…もっと言えば、
人を一人一人丁寧に対応して大事にしていくことで、
特に結果として「頻度」が高まります。
極論ですが、
頻度さえ確保できれば、新規顧客開拓には、そこまで力を入れずに済むのです。
*新規顧客開拓がイチバンお金と労力と時間がかかるので。
私が申しあげていることは、
常に従来の価値観でもあることですが、
昔と比べて、少しニュアンスが変わってきていると思います。
今やスケールアップを目指すよりも、
クオリティアップを目指すべきだということです。
個々に深く信頼関係を築ければ、
それは、まぎれもなく自分が生きやすい、
稼ぎを作りやすいし、維持しやすい、
幸せになりやすいということです。
そう、一人一人丁寧に対応していくには、
自分と合わない人とのご縁まで、
無理くりその人に合わせて対応する必要もないってことです。
もう少し上から目線で言えば、
自分と合う価値観に近づいてもらえるように、
コミュニケーションを上手に図るのも手ですけどね。
このくらいは考えて、結果、儲けを出せるような自分になりたいと、
常々思い、日々、意識していきたいものです。
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